「ほら貝」は「字螺貝」に因む町名。地名の由来はレファレンス協同データベースに次のように記載がある。
「町名は字名螺貝にちなみ、地形に基づく地名です。「ほら」は水が少なく小さな奥詰まりの谷のことをいいます。「かい」は交差するところの意味から、山と山との間、狭間のことをいいます。」
旧字は「戸笠」。「戸笠」→「螺貝」→「ほら貝」の順に変化した。「戸笠」は戸笠池から。戸笠池は戸部村と笠寺村の水利のために造った溜め池で、「寛文村々覚書」に戸笠池の名前が無いため少なくとも1661年以降に出来たと考えられる。