篠の風は字名に由来する地名。旧字は「尻野之風」「しりなの風」「雨池」。「雨池」は当地にあった池の名前から。一般的な意味は雨水をためる池の事だそう。
山間部であったが、谷間を利用して古くから水田があった。廻間の田であったので、面積は狭かったそう。愛知県には他に例が無く、他県にもあまりない地名である。
参考文献
榊原邦彦(1984)『緑区の歴史(名古屋区史シリーズ;6)』愛知郷土資料刊行会
榊原邦彦(2000)『緑区の史蹟』 名古屋市 鳴海土風会
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