「左京山」は字名から成立した町名。「左京」は室町時代頃の人の名であると伝えられているとのこと。寛政時代の愛知郡村邑全図 鳴海村 にもすでに「左京山」の名前を見る事ができる。旧字に「平部畑」があり、傾斜した畑の意味。
【余談】
左京山の記憶というと、左京山付近の踏切が高架化される前、とんでもなく道路が渋滞していた記憶がある。雨の日の朝の緑市民病院~名鉄鳴海までの渋滞などとは比較にならないほどの渋滞だった。その渋滞がいつの間にか解消されており、改めて調べてみたところ、おそらくこの工事 で解消のだと思われる。年間95万時間の渋滞損失時間を解消したそう。
参考文献
名古屋市立左京山中学校ホームページ(2024年12月14日閲覧)
榊原邦彦(2000)『緑区の史蹟』 名古屋市 鳴海土風会
愛知県図書館 絵図探索『愛知郡村邑全図 鳴海村』2025年1月12日閲覧