字名に基づく町名。愛知郡村邑全図 鳴海村 に、五軒屋新田との境に「サカヰ松」と書かれた一本の木の絵がある。これは松の木だそうで、この絵図が描かれたのは寛政だが、松の木は室町時代からあったと推測されている。境にある松の木なので「境松」。
字境松は古くから田になっており、水利のために多くの池が築かれた。上記の絵図にもその存在を確認する事ができる。
参考文献
榊原邦彦(2021)『名古屋史跡巡り一 鳴海史跡巡り』 名古屋市 中日出版株式会社
愛知県図書館 絵図探索『愛知郡村邑全図 鳴海村』2025年1月11日閲覧
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