「The Guys-消防士たち-」は原作者のアン・ネルソンさんが実際に体験した事ことをもとに描かれたリーディングドラマです。テロが起こった3か月後の2001年12月にオフ・ブロードウェイのフレアシアターという小さな劇場で、シガニ―・ウィーバーとビル・マーレイの出演で初演されました。当初は1ヵ月間の公演予定でしたが口コミで人気が広がりロングラン。その後もスーザンサランドンをはじめ、多くの俳優達がキャストを変えて上演を続けました。あれから25年たちました。10年目の2011年9月8日には、NYのバッテリーパーク近くの劇場でNYFD(NY消防局)のために、この作品が、シガニ―・ウィ-バー主演で上演されたそうです。劇中に登場する、パトリックやビルなどの実際のモデルになった消防士の遺族の方々も来場されていたそうです。バッテリーパークには「9/11メモリアル&記念館」ができ、今年も多くの人が訪れています。しかし、グランド・ゼロには新しいビルが建設されました。様々な形で街は変わっていきます。そして、2011年3月11日、東北地方を襲った未曽有の大災害。あの時に、なにが起きたのか、私たちに何ができるのか、そして残された人たちはどのように癒され、立ち上がっていったのか。そのような思いからこの「The Guys」のプロジェクトはスタートしました。2011年の10月の新宿、そして、大阪、横浜、福島、いわきと上演を続け、2016年、2021年にも形を変えながらも伝えてきました。その間も2016年4月の熊本地震や記憶に新しい2024年1月能登地震、そして世界中で終わりの見えない戦争や紛争が続いています。この戯曲を上演する私たちも、そしてお客様たちも変わっていったのか、変わっていないのか、確かめるためにも、この25年目の9月に東京・下北沢で上演をしたいと私たちは考えます。
舞台は、2011年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件から、3週間がたった。あるNYの日曜日。この事件で8人の部下を失った消防隊長ニックは、数日後にせまった彼らの葬式で弔辞を読むことになっていました。ところが、いったい彼らに対して、そして彼らの家族に何といっていいのかわからず困り果てたニックは、友人のつてを頼って女性ジャーナリストのジョーンのアパートを訪ねます。2人でその弔辞の文章を考えていくうちに、国家とは?隣人とは?愛とは?と、様々な問題が浮かび上がってきます。果たして2人は消防士たちに贈る言葉をどう綴っていったのでしょうか?
2026年 9月 22日(火・祝)
14時30分~ / 17時30分~
2026年 9月 23日(水・祝)
13時30分~ / 16時30分~
※開場は開演の30分前になります。
Com.Café 音倉
〒155-0031
東京都世田谷区北沢2-26-23 EL NIU B1F
TEL:03-6751-1311
原作 / 脚本:
アン・ネルソン
「The Guys –消防士たち-
世界貿易センタービルは消えても」
(平凡社刊)
翻 訳:
高橋 由紀子/田中 宏明
演 出:松村 恵二
音 楽:tekkan
照 明:佐藤 恵
音 響:藤平 美保子
振 付:臼杵 裕弓
宣 伝 美 術 :宗 誠二郎
制 作:山乗 元江
企画・製作:オフィス ヴィル&ウェル
THE GUYS is presented by arrangement with Concord Theatricals on behalf of Dramatists Play Service.www.concordtheatricals.com
THE GUYS was developed and first produced by The Flea Theater in December 2001 in New York City.Jim Simpson, Artistic Director / Carol Ostrow, Producing Director
One passage of the THE GUYS, “The Science of Pain,” was adapted from the book Listening to Prozac by Peter D. Kramer.The penultimate image of the play was inspired by a passage from Slaughterhouse Five by Kurt Vonnegut.