支援金の募集を終了いたしました。総計94名もの方々から総額3,727,820円もの温かいご支援をいただきました。ご支援いただき誠にありがとうございました。返礼品のお届けは11月中旬以降になります。お楽しみにお待ちください。
終了しました。
350万円集まると約1年分の食費を支援できます。
目標金額は2,000,000円
10月2日15:00時点の支援総額
3,727,820円
👤支援者数
94人
※《8月20追記》
多くの方に協力していただき、目標額200万円を達成することができました!!!!!!
本当にありがとうございます。
しかし、私たちの目標の2つのうち1つはまだ達成できていません。それはこのタイの子供たちの現状をより多くの方に知っていただくということです。
そこでこの度、当初目標としていた200万円を皆様のおかげで達成することができましたが、新しくネクストゴールを設定し、これまで以上に多くの方に知っていただくために、活動を続けることにしました。また、多くの方に知ってもらうための新たな取り組みとして『エールを送ろう!』もスタートします。皆さんもエールをタイにいる仲間達に届けてみませんか?
これからも引き続きどうぞよろしくお願いします。
※《8月20追記》
ネクストゴールの目標金額は350万円とし、当初の予定であった9月末の期限いっぱいまでのご支援の募集を続けたいと思います。
350万円を集めることができると、食費の1年分を払うことができます。今の状況を考慮すると、コロナ以前のような状況に戻れるのは数年かかってしまうでしょう。そのため、できる限り多くのお金を集めタイの子供たちが以前のような生活に戻る手伝いをしたいと考えています。
これからも、より多くの方に知っていただけるよう、学校内などで、さらに活動をしていきたいと考えています。その度活動報告を更新しますので、これからも注目していただけたら、うれしいです。
※赤色と、黄色でマークが付けられているところが、当初の【200万円の内訳】から変更された箇所です。
はじめまして、僕たちは聖学院中学校高等学校(東京都北区)の生徒と教員で構成するプロジェクトチームです。僕たちが長くお付き合いしているタイ最北部(チェンライ県)の山岳少数民族の子供たちと彼らを保護する施設の運営者が、今、たいへん困った状況にあります。コロナの猛威はすさまじく、施設の経営を圧迫し、このままでは活動を中止しなければならなくなる事態が生じているのです。子供たちが施設で暮らしているのはそれぞれに複雑な事情があります。いま、施設がなくなってしまったら学校に通えなくなるどころか人身売買の危険にさらされることにもなります。
タイ研修旅行2019 聖学院生×メーコックの子供たち集合写真(メーコック財団にて)
2019年12月、パンデミック前の最後のスタディツアーに参加した高校2年生が中心となって、お世話になった施設の力に少しでもなりたいと考え、現地施設に呼びかけて共同プロジェクトを立ち上げました。以下の記事をお読みいただき、少しでも御賛同いただけましたら、応援をよろしくお願い致します 。
アブアリ財団、メーコック財団はともにチェンライ県に学生寮を開き、山岳民族の子供たちの就学を支援する活動を続けています。聖学院は1987年以来スタディツアーを企画し、クリスマスの時期にここを訪れ子供たちと生活を共にします。困っている彼らの力になりたくて施設を訪れるのですが、彼らと触れ合っていると、いつの間にか言語の壁を飛び越えた友達になります。
施設のあるチェンライ県はミャンマー、ラオスと国境を接しているため絶え間なく人々が往来しています。ワクチン接種もあまり進んでいないため、社会が元の状態に回復するまでに相当の時間がかかってしまいそうです。
施設の運営は支援者からの寄付金の他、スタディツアーの受け入れ、通訳、民芸品の製造販売、小規模農業の実施等の事業で賄っていますが、外国人の入国はもちろん国内での移動も強く制限されており、経済は停滞し、必然的に彼らのような小さな団体は資金難に陥ってしまいます。
昨年より状況が悪化していることを踏まえ、今年はより多くの方にこの状況をお伝えし、支援を呼びかけようとこの支援プロジェクトを立ち上げました。
メーコックの施設内の歩道を整備する聖学院生とメーコックの子供たち
タイの山岳民族の子供たちが安心して暮らし、自分の将来の選択肢を増やしていけるよう就学支援を行ってきたアブアリ財団とメーコック財団の両団体と、コーヒーを始めとする多品種の作物を有機栽培できるよう山岳民族への普及に取り組んでいるルンアルン(暁)プロジェクトが、パンデミック前に実践していた自立的な活動を継続するために必要な資金を得ることを目的として、上記3団体と聖学院中学校高等学校の有志生徒・教員とが共同プロジェクトを立ち上げました。
タイでは感染拡大が続いており、子供たちが通う小中学校では教室に集まって授業を受けられるまで、まだまだ時間がかかりそうです。その間は自宅や寮でオンライン授業を受けたり、学校から渡された宿題をするしかありません。日本がそうであるように、もちろんタイでも情報端末を持っていない子供が多いですし、通信環境が十分でない地域や施設もたくさんあります。
また、子供たちが暮らしている寮の財政もかなり厳しくなっています。教育費どころか生活費にも困っている声が届いてきました。
子供たちが自分の将来を切り拓いてゆけるように、生活費と教育費を支援し、彼らが安心して学業に取り組める状態を回復することを実現したいです。
10年前のメーコックの子供たちと聖学院生が共同作業をした軌跡が今でも残っています
1.アブアリ財団
山岳民族の貧困や家庭崩壊、麻薬汚染などの理由で親元から離れて暮らさなくてはならない子供たちの暮らしを守り、就学支援をするために設立された寮です。
アブアリ財団の寮「夢の家」に入寮中の16人の子供たちの中には国籍がないため、近い将来、進路選択の際に大きな障壁にぶつかってしまう子もいます。
財団の設立者であるアリヤ・ラッタナウィチャイクンさんはアカ族の出身です。アリヤさんご自身も貧しい中で苦労して学びました。九州の農村での経験を活かし、現在は山岳民族の自立支援に尽力しています。子供たちの毎日の食事や勉強のサポート、高等教育機関へ進学するための経済支援、無国籍の学生のための保証人探し、卒業後の就職支援など長期間にわたる支援を行なっています。
アブアリ財団の子供たち
2.メーコック財団
もともとは村人たちにむけて麻薬依存の治療とリハビリテーションを行い、村のコミュニティを再生するために設立された施設でした。
麻薬(アヘン)による負のサイクル
村単位でのリハビリテーションという手法は麻薬の再犯防止に効果があり、近隣の2村の麻薬除去に成功しました。その後、国にその手法を預け、2000年以降は、親元から離れて暮らさなければならない山岳民族の子供たちの生活と学習を支援する施設として活動しています。自立した活動を行うため、施設を美しく整備し宿泊事業も行っています。
施設の整備をメーコックの子供たちとお手伝い
3.コロナ禍の「メーコック財団」と「アブアリ財団」が抱える問題
一日の新規感染者数がタイ国内過去最大の1万4753人となっています。7月23日現在、どちらの施設にも感染者は出ていませんが、深刻な問題が発生しています。
渡航が実質的に禁止されたことにより二つの施設の運営の主な収入源であった、観光客や学生の受け入れができなくなりました。農作物を育てて販売しようとしていますが十分な収入にはなりません。現在は費用のほとんどが食費で消えてしまうそうです。そのため、勉強道具や衣服、生理用品などの生活品も十分に整えることができていません。アブアリ財団の財政危機はより深刻で、来年には施設を閉めなければならないかもしれません。
もし施設がなくなってしまったら、子供たちは他の受け入れ施設を探すか、自宅に帰ることになってしまいます。パンデミック以降、チェンライには活動を停止する施設が既に出て来ていて、行き場を失う子供たちが少なくありません。崩壊した家庭に帰すとなると、彼らが学校に通わせてもらえるはずもなく社会進出の道が閉ざされてしまいます。
両財団は、そうした子供たちの苦労を覚悟の上で受け入れたり、泣く泣く断ったりするという辛い決断を現に今、迫られています。
メーコック財団の子供たちとアノラック・チャイスリンさん
アブアリ財団の子供たち
4.「ルンアルン(暁)プロジェクト」
ルンアルン(暁)プロジェクトは1987年5月、チェンライ県メースワイ郡の山の麓の村ティンドーイにリス生徒寮を設立したことに始まります。社会の変化とともにプロジェクトの活動は変わった部分もありますが、教育面と農業環境面での支援を続け、今年で35周年を迎えます。
◆リス生徒寮と暁の家
タイ山岳部では村に小学校がない地域も多く、中学校へ進学する生徒は親元を離れて寮生活をしなければなりません。ルンアルン(暁)プロジェクトはリス族の中学生の親たちの要望を受け、学校へ通わせるための「リス生徒寮」を設立しました。そしてボランティアとして中野穂積さんが寮母となり、生徒たちとの共同生活が始まりました。
多くの人々の支援を受けるようになり、リス生徒寮を改築したり2寮目となる暁の家をチェンライ県ウィアンパパオ郡に開設しました。2000年にリス生徒寮は第12期生を送り出した後、活動を終え、暁の家も2015年3月に最後の18期生を送り出し、生徒寮としての活動を終了しました。
暁の家の外観
◆奨学金支援
1994年、親の支援がない子達、自分で働きながらでないと中学・高校も通うことができない生徒たちのために奨学金制度をすることにしました。プロジェクト設立から30年経つ今では中学校までは義務教育となり、教科書、授業料などは高校まで無償、毎年制服代などの支援が政府から届くようになったため、支援のない山地民の高校生と大学生を対象に一年ごとに選考し奨学金支援を行っています。奨学金費用は寄付金によって賄われており28期生となる2021年度の学生たちにも奨学金を支給することにしました 。
暁の家の奨学生たちが歓迎会を催してくれました!
◆農業支援
中野さんはリス生徒寮を運営しているうちに、山岳部に住む生徒の親御さんの生活状況を見て、どうにかして労働に見合う収入を得られないものかと考えるようになりました。ある日、中野さんはタイのコーヒーを勧められて飲んでみると、とても飲みやすくおいしいと感じました。そこでコーヒーやお茶を育てて加工し付加価値をつけて販売してみるのはどうかと閃きます。
おいしいコーヒーにするため、成熟した赤い実だけを選んで手摘みで収穫します。
山の斜面での作業は決して楽ではありません。
コーヒーに着眼した頃、領事館を通して東京のNPOから有機栽培でコーヒーを作らないかと声をかけられました。中野さんの構想と東京のNPOからの提案は一致しましたが、当時、コーヒーを育てている人の多くは「コーヒーは有機栽培では育たない」ことを当然のこととしていました。コーヒー栽培の講師にも「有機栽培でコーヒーはできない」と断言されてしまいました。
これにより中野さんと村の人たちは「有機栽培でコーヒーはできるということを私たちで証明しよう!」という強い決断をし、無農薬有機栽培コーヒーへの挑戦が始まりました。
2011年6月に植えた5000本のコーヒーの木は今では代替わりを始めているそうです
☞中野穂積さんの活動に関心をお持ちになった方は、ぜひ2019年度報告書『十年間の最初の日』(PDF版を返礼品に含めてあります)に掲載の講演録「人に仕え、自然に仕える」をお読みください。
①タイ研修旅行レポート2019「十年間の最初の日」+特典「十年間の最後の日まで」(PDFファイル)
②サンクスビデオメッセージ (MP4)
①タイ研修旅行レポート2019「十年間の最初の日」+特典「十年間の最後の日まで」(PDFファイル)
②サンクスビデオメッセージ (MP4)
③Tシャツ(サイズはM,L,XLからお選びいただけます。)
①タイ研修旅行レポート2019「十年間の最初の日」+特典「十年間の最後の日まで」(PDFファイル)
②サンクスビデオメッセージ (MP4)
③オリジナルTシャツ(サイズはM,L,XLからお選びいただけます。)or オリジナルトートバッグ
①タイ研修旅行レポート2019「十年間の最初の日」+特典「十年間の最後の日まで」(PDFファイル)
②サンクスビデオメッセージ (MP4)
③オリジナルTシャツ(サイズはM,L,XLからお選びいただけます。)
④オリジナルトートバッグ
①タイ研修旅行レポート2019「十年間の最初の日」+特典「十年間の最後の日まで」(PDFファイル)
②サンクスビデオメッセージ (MP4)
③オリジナルTシャツ(サイズはM,L,XLからお選びいただけます。)
④オリジナルトートバッグ
⑤タイ山岳民族の子供たちの感謝の気持ちが詰まったお手紙
なぜ、僕たちがタイにいる仲間たちを支援するのか。それは、彼らが友達だからです。
僕たちはたまたま日本のように恵まれた環境で生まれましたが、彼らと同じような環境におかれる可能性は十分にあったはずです。そして、生まれた場所が違うだけで”かけがえのない友達”であることに変わりません。『友達が困っているから力になりたい』これが僕たちの支援する理由です。
けん玉を教えて仲良くなった!
この2年間、世界中がこの新型コロナウイルスの影響で大きく変わり、多くの命と一緒に夢や希望も失われてしまいました。そんな中、僕たちは自分たちにできることを考え、タイにある3団体に支援を受けている子供たちにパンデミック前と同じ生活を送って欲しい。そして、夢や希望をあきらめないでほしいという願いから今回のプロジェクトを始めることにしました。どうかご支援のほどよろしくお願いします。
メーコック財団の子供たちと鬼ごっこをしたりサッカーをしたりして気付いたら友達になっていました。
コロナが終息したらまた一緒に遊びたいです!
■特定商取引法に関する記載
●聖学院中学校高等学校
〒114-8502 東京都北区中里3-12-1
TEL:03-3917-1121 (代表) FAX:03-3917-1123
本プロジェクト代表者:伊藤豊
●送料込み(送り先が海外住所の場合は別途相談になります)