取扱説明書をよくお読みになり、基本的な操作方法などを理解してから、TGS02を正しく安全にお使いください。
TGS02は当社の鉄骨くんと組み合わせてのみお使いいただけます。
出力可能なデータ形式は、HP-GL(HP-GL/2、HP RTLは対象外)、
拡張子はhpgl、hpg、prn、plt、pgl、nc、glf、spl、plot
DXF(データ変換ソフトを使用)、拡張子はdxf、DXF
[ ] ボタン名や項目名などを表します。
「 」 テキストボックス、ダイアログボックスのメッセージなどを表します。
[TGS02] の起動と終了の方法についてご説明します。
鉄骨くん本体の電源を先に入れてから、付属のノートパソコンのデスクトップまたは
タスクバーに作成された[TGS02] のアイコンをダブルクリック(タスクバーのアイコンは
シングルクリック)して、[TGS02] を起動させます。
起動すると、ペンプロッタ部が起動準備動作を開始します。
起動準備動作が完了すると、左図の画面が表示されます。
画面右上のボタンをクリックします。
[TGS02] が終了します。
起動時に発生するエラーについてご説明します。
本体の電源が入っていない、もしくはUSBケーブルが本体と接続されていない
可能性があります。確認して再起動して下さい。
非常停止ボタンが押下された状態か、
終端センサ上にシナイがセットされていない状態で、終端センサボタンが
[ON] になっている場合に発生します。
非常停止ボタンと、終端センサボタンを確認して再起動して下さい。
[TGS02]のホーム画面の各部の意味についてご説明します。
シナイ残量カウンタ
シナイ残量を表示します。※シナイ残量を設定する必要があります。
シナイ早送り
シナイを早送りします。ボタンを押下している間だけ、シナイが送られます。
シナイ送り
シナイを送ります。ボタンを押下している間でけ、シナイが送られます。
終了
[TGS02] を終了します。
ホーム
ホーム画面に[TGS02] を戻します。またリストを更新します。
設定
[設定メニュー] 画面を表示します。
送りモード
[シナイ送りモード] を表示します。
本体のシナイ送りボタンを使用する時は、この画面を表示します。
試し描き
[試し描き] 設定を表示します。
シナイ残量
[シナイ残量] 設定を表示します。
送り補正
[シナイ送り補正] を表示します。
Y軸位置調整
[Y軸位置調整] を表示します。
処理ファイル名
処理中のファイル名を表示します。通常は「待機中」と表示されます。
データ処理進捗
バーデータ処理の進捗をプログレスバーで表示します。
データ処理進捗割合
データ処理の進捗をパーセンテージで表示します。
データ処理状態
処理中のデータの状態を表示します。エラーが発生した場合、エラー内容が表示されます。
実行フォルダ内リスト
実行フォルダ内のファイルをリスト形式で表示します。作成日時の新しい順に表示します。
出力/一時停止/停止
データを出力する際に使用します。
動作モード
動作モード動作モードを[手動/自動] に切り替えます。
シナイカット
シナイをカットする位置まで、シナイを送ります。送り量は[帯鋼] 設定画面で設定できます。
シナイ供給
[自動/手差し] に切り替えます。[手差し] に変更すると、[シナイ残量カウンタ] は変化しません。
ファイル削除
実行フォルダ内のファイルから選択ファイルを削除します。
シナイ送りについてご説明します。
シナイ早送り
ボタンを押下するとシナイを送ります。ボタンを押している間のみ動作します。
[送りボタン割付設定] の[FFWD周波数] で設定された速度でシナイを送ります。
シナイ送り
ボタンを押下するとシナイを送ります。ボタンを押している間のみ動作します。
[送りボタン割付設定] の[FWD周波数] で設定された速度でシナイを送ります。
シナイ送りボタン
シナイ送りモード
シナイ送りボタンを使用する場合は、
[送りモード] ボタンを押下して、
[シナイ送りモード] 画面を表示して下さい。
シナイ送り
シナイ送りボタンを押下すると、
シナイが送られます。
シナイ送りボタンの送り速度は、
[送りボタン割付設定] で設定します。
ここでは、データの出力方法についてご説明します。
[出力] ボタンを押下すると [出力ファイル選択] ダイアログが起動します。
出力するデータを選択し、[開く(O)] をクリックしてください。
選択ファイルが [実行フォルダ] にコピーされ、データの出力が開始されます。
既に [実行フォルダ] 内にデータが存在する場合
(ex.手動出力モード時に直接データを [実行フォルダ] にコピーしたか、データ描画時に
非常停止をした為、データが [実行フォルダ] 内に残っている等)、
リストから出力データを選択し(複数選択可)、[出力] ボタンを押下する。
[自動出力モード] 表示の下部に表記されたフォルダ内にデータをコピーすることで、
データの描画が開始されます。
フォルダは任意に設定できます。※フォルダ名のパスが長い場合は、前半部が省略されます。
モードの切替は、[動作モード] ボタンをクリックすることで、
[手動 / 自動] を切り替える事ができます。
出力データが描画範囲をオーバーした場合、
左図の様な画面が表示されます(動作モードが [手動 / 自動] は問いません)。
「Yes」を押下すると、出力範囲内のデータのみ出力します。
「No」を押下すると、データエラーとなり出力されません
(動作モードが [自動出力] の時は、[手動出力] に戻ります)。
※[データ設定] の [HPGL IP 用紙範囲設定 ] が有効の時は、
この動作は無視され、通常通り「描画範囲オーバー」エラーとして処理されます。
※[データ設定] の [全高範囲オーバーデータ処理設定] が有効の時は、
この動作は無視され、設定した描画範囲を自動で切出し出力します。
上記の画面で「Yes」を押下すると、左図の画面が表示されます。
「下端」を押下すると、データの下端から描画範囲部分が出力されます。
「中央」を押下すると、データの中心から上下に描画範囲部分が出力されます。
「上端」を押下すると、データの上端から描画範囲部分が出力されます。
「キャンセル」を押下すると、描画範囲オーバーエラーとして終了します。
出力データファイルは、下部のリストに表示され、
ファイル名はプログレスバー上部にも表示されます。
[一時停止] ボタンと [停止] ボタン以外は、非アクティブになります。
データを描画する前に 「データ解析中...」 と表示されます。
データ量によっては、データの解析に時間がかかる場合があります。
表示が 「データ描画中...」 に変わりプロッタが動作を開始します。
データ出力が終了すると 「処理完了」と表示され、リストのファイル名表示が消えます。
複数ファイルを選択した場合、処理が完了したファイル毎にリストからファイル名表示が
消えます。
処理が完了すると、全てのボタンがアクティブになります。
データ描画中に [一時停止] ボタンを押下すると、一時停止し、ボタンの色が赤色に変わり、
動作していたペンやカッターが待機状態になります。
※動作は直ぐには止まりません、ご注意ください。
一時停止を解除するには、再度 [一時停止] ボタンを押下します。
動作を途中で停止させるには、プロッタに取り付けてある[非常停止] ボタンか、
ソフト上の[停止] ボタンを押下します。
※一時停止中に [停止] ボタンを押下すると、そこで描画を終了します。
※プロッタに取り付けてある [非常停止] ボタンを押下したときは、動作停止後、
押下状態を解除してください。
停止ボタンを押下した時に表示されます。
ペンプロッタは取得していたペンは戻し、待機位置に戻ります。
非常停止ボタンの押下、または終端センサが[ON] の時にシナイが
セットされていない状態で表示されます。
ペンプロッタはその場で停止しています。
ペンを取得している場合は、ペンをペンストッカーに戻して下さい。
・シナイ残量不足
シナイ残量に対して長いデータが入力された時に、 表示します。
シナイを新しいものに交換し、シナイ残量を[シナイ残量設定] にて再設定してください。
・描画範囲オーバー
Y軸側のデータ範囲が、19mmを超えている場合に表示します。
[実行フォルダ] に残ったファイルを削除し、範囲に収まるデータを入力してください。
・未対応データ
対応していない形式のデータが入力された時に表示します。
[実行フォルダ] に残ったファイルを削除し、対応するデータを入力してください。
シナイをシナイカット位置まで送ります。
[カット移動] ボタンを押下すると、[帯鋼] で設定した[カット位置までの送り代] の数値分の
シナイを送ります。
シナイ供給方法についてご説明します。
シナイ供給を[自動 / 手差し] に切り替えます。
[自動] の表示の時は、シナイをセットした状態(左右の巻取りドラムを使用)で
動作させるモードです(通常動作)。
[自動] モードの時は、シナイ残量カウンタが動作します。
[手差し] の表示の時は、任意の長さのシナイをセットした状態で
動作させるモードです(巻取りドラムは不使用)。
※[手差し]モードの時は、シナイ残量カウンタは動作しません。
データ削除方法についてご説明します。
データの削除は、削除したいデータをリストから選択し、
右下の [ファイル削除] ボタンを押下してください。
[ファイル削除] ボタンを押下すると、[ファイル削除] メッセージが表示されますので、
削除する場合は、[Yes] を押下してください。
試し描き設定についてご説明します。
サイドバー部の[試し描き] ボタンを押下すると、
[試し描き] 設定画面が表示されます。
使用ペン設定
使用するペンを選択します。
試し描き即実行
[実行] ボタンを押下すると、試し描きを即実行します。
[全ペン / 1 / 2 / 3 / 4] のチェックを入れて頂くことで、試し描きをするペンを選択します。
動作設定
試し描きのタイミングを指定します。
[冒頭]:データ出力時に使用ペン全ての試し描きを行います。
[ペン変更時]:ペン変更時に毎回試し描きを行います。
用紙上試し描き位置
試し描きをする位置を設定します。変更する場合は、[位置変更] にチェックを入れて下さい。
直接数値を入力して頂くか、[リセット] ボタンを押下すると"1"が反映されます。
[設定] ボタンを押下すると数値が確定します。
試し描き本数設定
試し描きの本数を設定します。[2-5] 本の間で設定します。
用紙位置枠
試し描きを行うA4用紙を配置する基準線を描画します。
シナイ残量設定についてご説明します。
サイドバー部の[シナイ残量] ボタンを押下すると、
[シナイ残量設定] が表示されます。
シナイを交換したタイミングで、シナイ残量を設定します。
[440m] ボタンを押下すると、数値に"400.000"mが反映されます。
数値を直接入力する事も出来ます。
[OK] ボタンか[適用] ボタンを押下すると、数値が[シナイ残量] カウンタに反映されます。
シナイ送り補正方法についてご説明します。
サイドバー部の[送り補正] ボタンを押下すると、
[シナイ送り補正] が表示されます。
シナイの送り量を補正します。
補正方法は、
出力したシナイ長を[送出指示長] に入力します。
出力したシナイ長を基準尺で実測し、誤差を[誤差長] に入力します。
[送出指示長] と [誤差長] に数値を入力したら、[計算機マーク] ボタンを押下します。
押下すると[帯鋼送車の直径] の数値が補正されます。
最後に、[OK] ボタンか [適用] ボタンを押下すると、補正した数値が反映されます。
例1)10000mm出力したシナイを実測したところ、10005mmであった。
[誤差長]に"5(+5)"と入力する。
例2)10000mm出力したシナイを実測したところ、9995mmであった。
[誤差長]に"-5"と入力する。
Y軸位置調整についてご説明します。
サイドバー部の[Y軸位置調整] ボタンを押下すると、
[Y軸位置調整] が表示されます。
Y軸側の描画位置を調整します。
[偏差] に数値を直接入力します。
例)出力したデータが+側に2.5mmの位置に描画されている。
[偏差]に"-2.5"mmと入力します。
位置確認方法
[中心線を描画する] の [実行] ボタンを押下すると、Y軸側描画範囲の中央に直線を描画します。
[三本線を描画する] の [実行] ボタンを押下すると、Y軸側描画範囲の中央と上下9mmの位置に
直線を三本描画します。
描画位置を確認して、[偏差] を調整して下さい。
設定メニューについてご説明します。
サイドバー部の[設定] ボタンを押下すると、
[設定メニュー] が表示されます。
帯鋼 [帯鋼] 設定画面を表示します。
送りボタン割付 [送りボタン割付設定] 画面を表示します。
フォルダパス [データ投函フォルダのパス] 設定画面を表示します。
ステッピングモータ [ステッピングモータ設定] 画面を表示します。
データ設定 [データ設定] 画面を表示します。
プロッタ位置調整 [プロッタ位置調整] 画面を表示します。
LINE通知 [LINE通知設定] 画面を表示します。
Slack通知 [Slack通知設定] 画面を表示します。
サウンド [サウンド設定] 画面を表示します。
PC通知 [ブロードキャスト送信設定] 画面を表示します。
説明書 [TGS02 取扱説明書] を開きます。
本体説明書 [TGS-500RZ 取扱説明書] を開きます。
データ履歴 [データ履歴] フォルダを開きます。
詳細設定 [詳細設定メニュー] 画面を表示します。
全Default値
[書き込み] ボタンを押下すると、全ての設定をDefaultに書き込みます。
[読み込み] ボタンを押下すると、全ての設定をDefaultから読み込みます。
帯鋼(シナイ)の設定をします。
[設定メニュー] から[帯鋼] ボタンを押下すると、
[帯鋼] 設定が表示されます。
シナイ送り代
[シナイ描画後の送り代]
データ出力後のシナイ送り量を設定します。
[カット位置までの送り代]
シナイカット位置までのシナイ送り量を設定します。
ホーム画面の[カット移動] ボタンを押下すると、設定値分のシナイを送ります。
累積シナイ定規長
シナイ送り量の累積長を表示します。最長で40kmまでカウントします。
[リセット] ボタンを押下すると、数値が"0.000"mmにリセットされます。
Default値
[書き込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultに書き込みます。
[読み込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultから読み込みます。
シナイ送りボタンの割付設定をします。
[設定メニュー] から[送りボタン割付] ボタンを押下すると、
[送りボタン割付設定] が表示されます。
[シナイ送りボタン] に割付けるボタンを[シナイ早送り/シナイ送り] から選択します。
[FWD周波数] [シナイ送り] ボタンの動作周波数を設定します。
[FFWD周波数] [シナイ早送り] ボタンの動作周波数を設定します。
Default値
[書き込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultに書き込みます。
[読み込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultから読み込みます。
シナイ送りボタン
実行フォルダのパスの設定をします。
[設定メニュー] から[フォルダパス] ボタンを押下すると、
[実行フォルダのパス] 設定が表示されます。
実行フォルダのパス
[参照] ボタンを押下すると、フォルダダイアログが起動し任意のフォルダを選択できます。
Default値
[書き込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultに書き込みます。
[読み込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultから読み込みます。
シナイ送り用のステッピングモータの設定をします。
[設定メニュー] から[ステッピングモータ] ボタンを押下すると、
[ステッピングモータ設定] が表示されます。
ステップ/回転 モータドライバの設定と合わせるので数値は固定されます。
速度倍率 モータドライバの設定と合わせるので数値は固定されます。
初速周波数 モータ回転の初速を設定します。
動作速度周波数 モーターの回転速度を設定します。
※送り速度を変更する場合は、この数値を変更して下さい。
Default値
[書き込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultに書き込みます。
[読み込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultから読み込みます。
データ出力時のデータ設定をします。
[設定メニュー] から[データ設定] ボタンを押下すると、
[データ設定] が表示されます。
[IWコマンド設定] [IP用紙範囲設定] [データ出力確認設定]
[データ回転] [全高範囲オーバーデータ処理設定]が有効の時は、
ホーム画面に表示されます。
HPGL ペン設定
データのペン種に対して、出力するペンに何番ペンを割り当てるか設定します。
※[PEN0] は外形線のように、出力しないデータとして扱います。
HPGL ラインピッチ設定
チェックを入れると、破線のラインピッチを任意に個別で設定できます。
チェックが無い場合は、データ内の設定が適用されます。
データ出力時確認設定(有効にすると、ホーム画面に表示されます)
チェックを入れると、データ出力前に確認の表示が起動します。
※データプレビューを利用する場合は、この機能を有効にして下さい。
ただし、[自動出力モード] の時は、この設定は無視されます。
また、データ出力のタイミングを[前/後/前後] から選択します。
[前] データ解析前に表示れます。
[後] データ解析後に表示されます。
[前後] データ解析前後に表示されます
データ回転([180度] にすると、ホーム画面に表示されます)
ボタンを押下すると表示が、[無し/180度] と変化します。
[180度] の時はデータを180度回転させて出力します。
HPGL IWコマンド設定(有効にすると、ホーム画面に表示されます)
チェックを入れると、データ内に[IW] コマンドが存在する場合はコマンドが有効となり、
[IW] コマンドで指定された範囲のみ出力します。
HPGL IP用紙範囲設定(有効にすると、ホーム画面に表示されます)
チェックを入れると、データ内に[IP] コマンドが存在する場合はコマンドが有効となり、
データ内の座標がそのまま有効となります。※描画範囲をオーバーする可能性があります。
※この設定は[全高範囲オーバーデータ処理設定] が有効の場合、無効となります。
文字変換設[1バイト文字を半角表示]
チェックを外すと、全ての文字が全角となります。
[文字幅のスケール] 文字のスケールを設定します。通常は"1"となります。
全高範囲オーバーデータ処理設定(有効にすると、ホーム画面に表示されます)
チェックを入れると、全高範囲オーバーのデータを自動で範囲内を切出し出力します。
切出す基準は下記の3種類から選択します。
データ中央から描画範囲を切出す。
データ下端から描画範囲を切出す。
データ上端から描画半にを切出す。
※この設定は[HPGL IP用紙範囲設定] が有効の場合、無効となります。
Default値
[書き込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultに書き込みます。
[読み込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultから読み込みます。
ペンプロッタ部のペン取得位置を調整します。
[設定メニュー] から[プロッタ位置調整] ボタンを
押下すると、[プロッタ位置調整] が表示されます。
原点取得 原点取得動作を開始います。
位置取得 [PEN1/2/3/4] ボタンを押下すると、原点からペン取得待機位置に移動します。
ペン位置調整
[ペン取得位置 移動] ペン取得位置に移動します。
[戻る] ペン取得待機位置に移動します。
ペン取得動作
[ペン取得] ペンを取得して、ペン取得待機位置に戻ります。
[ペン放出] ペンを放出して、ペン取得待機位置に戻ります。
個別にペン位置調整をする
チェックを入れると、ペン毎に調整できます。
通常、[PEN1] を調整すると全ペンに反映されます。
参考画像表示 [参考画像表示] ボタンを押下すると、[参考画像] が左上に表示されます。
リセット 調整値が全て"0" にリセットされます。
Default値
[書き込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultに書き込みます。
[読み込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultから読み込みます。
プロッタ位置調整方法
1.原点取得
[原点取得] ボタンを押下して、原点取得します。
※変更毎に、原点取得するようにして下さい。
2.位置取得
[PEN1] ボタンを押下して、
ペン取得待機位置に移動します。
[PEN1] の背景色が黄色に変わります。
※通常、[PEN1] の位置のみ調整します。
[個別にペン位置調整をする] にチェックを
入れると、全てのペンを個別に調整できます。
※調整するペンのペンフォルダは、
ペンストッカーから外して下さい。
3.ペン取得位置 移動
[ペン取得位置 移動移動] ボタンを押下して、
ペン取得位置※1に移動します。
ペン取得位置に移動したら、
[▲/▼] ボタンを押下して、位置を調整します。
ボタン押すごとに、"0.05mm" 移動します。
調整位置は[参考画像] を参考にして下さい。
※1)参考画像の位置がペン取得位置となります。
4.参考画面表示
[参考画像表示] ボタンを押下すると、
右図の参考画像が左上に表示されます。
5.参考画像
X軸側は、"12.75mm" を目安に調整して下さい。
Y軸側は、中心が揃うように調整して下さい。
6.動作確認
[1.原点取得] と[2.位置取得] を実行して頂き、
[ペン取得動作] の [ペン取得] ボタンと
[ペン放出] ボタンを押下して、ペンの取得と放出の
動作を確認して下さい。
7.リセット
[リセット] ボタンを押下すると、
調整数値が全て"0" となります。
コミュニケーションアプリ[LINE] を利用した通知設定をします。
[設定メニュー] から[LINE通知] ボタンを押下すると、
[LINE通知設定] が表示されます。
LINEへの通知を許可する
チェックを入れることにより、LINEへの通知機能が有効となります。
※ただし、通知を可能にするには[アクセストークン] を設定する必要があります。
アクセストークン
LINE通知を行うには、LINE Notifyという機能を使用します。
LINE Notifyを使うには、LINE Notifyのホームページからログインする必要があります。
こちら(https://notify-bot.line.me/ja/)からLINEログイン後、
マイページから「アクセストークンを発行」をクリックし、
同時に、通知を送信するトークルームを設定します。
発行されたアクセストークンをここに記入して下さい。
テスト投稿
[LINEへの通知を許可する] にチェックが入っており、
[アクセストークン] が設定されていれば、[LINEへ投稿] ボタンを押下すると、
任意の文字列を設定したLINEのトークルームに送信します。
Default値
[書き込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultに書き込みます。
[読み込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultから読み込みます。
ビジネス向けチャット[Slack] を利用した通知設定をします。
[設定メニュー] から[Slack通知] ボタンを押下すると、
[Slack通知設定] が表示されます。
Slackへの通知を許可する
チェックを入れることにより、Slackへの通知機能が有効となります。
※ただし、通知を可能にするには[Post to Channel] と[Webhook URL] を
設定する必要があります。
Post to Channel
下記の[SlackでWebhook URLを発行する方法] を参照して下さい。
Webhook URL
下記の[SlackでWebhook URLを発行する方法] を参照して下さい。
テスト投稿
[Slackへの通知を許可する] にチェックが入っており、
[Post to Channel] と[Webhook URL] が設定されていれば、
[Slackへ投稿] ボタンを押下すると、
[テスト投稿] に表示された任意の文字列を、設定したSlackのチャンネルに送信します。
Default値
[書き込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultに書き込みます。
[読み込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultから読み込みます。
SlackでWebhook URLを発行する方法
Slack公式サイト(https://slack.com/services/new/incoming-webhook)にアクセスし、ログインします。
画面右上のアカウント名をクリックし、通知先アカウントを選択します。
画像の赤枠箇所で、
通知を送りたいチャネル名(これが[Post to Channel] となります)を選択し、
[Incoming WebHook インテグレーションの追加] ボタンを押します 。
赤枠の部分に[Webhook URL] が表示されているので、
これをコピーして使用してください。
サウンドを利用した通知設定をします。
[設定メニュー] から[サウンド] ボタンを押下すると、
[サウンド設定] が表示されます。
サウンド設定
サウンド通知を許可する
チェックを入れることにより、サウンド通知が有効になります。
データ毎にサウンドを再生する
チェックを入れると、複数データを出力する時に個別のデータが終了する毎に
サウンド通知をします。※通常は全てのデータが出力されたら、サウンド通知します。
テスト再生
非常停止時のアラーム音を再生する
[▶] ボタンを押下すると、非常終了時のサウンド再生をします。
終了音を再生する
[▶] ボタンを押下すると、通常終了時のサウンド再生をします。
Default値
[書き込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultに書き込みます。
[読み込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultから読み込みます。
同一ネットワーク内への通知設定をします。
[設定メニュー] から[PC通知] ボタンを押下すると、
[ブロードキャスト送信設定] が表示されます。
通知設定
[ネットワーク内への通知を許可する] にチェックを入れると、
ブロードキャスト送信を利用した通知がが有効になります。
※通知を受けるには、受ける側のPCに[TrcTgsNotify] アプリをインストールして
共通のポート番号の設定と通知を有効にする必要があります。
ポート番号
通知を受けるポート番号を設定します。登録済みポートではない番号を指定します。
デフォルトで"2003"としています。
ディレクテッドブロードキャスト アドレス
通知設定を有効にすると、自動で指定されます。
テスト送信
[ネットワーク内への通知を許可する] にチェックが入っており、
[ポート番号] と[ディレクテッドブロードキャスト アドレス] が設定されており、
受信側PCで、通知が有効となっていれば、
[送信] ボタンを押下すると、[テスト送信] に表示された任意の文字列を、
受信側PCに送信します。
Default値
[書き込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultに書き込みます。
[読み込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultから読み込みます。
受信側PCの[TrrcTgsNotify] の設定方法
[TrcTgsNotify] アプリをインストールすると、
PC立ち上げとともに起動し、
タスクバーの右下かタスクトレイ内に
[TrcTgsNotify] のアイコンが表示されます。
[TrcTgsNotify] アイコンを右クリックすると、
メニューが表示されますので、
[設定] をクリックして下さい。
[TGS-500RZ からの通知を有効にする] に
チェックを入れて頂き、
[TGS02] で設定した[ポート番号] と同じ数値を
設定して下さい。
[設定] ボタンを押下して、設定完了です。
通知を受信すると上図の様に
右下からポップアップで通知されます。
詳細設定メニューについてご説明します。※事前に設定するもので、お客様が設定する必要はありません。
サイドバー部の[設定] ボタンを押下し、
[設定メニュー] 内の[詳細設定] ボタンを押下すると、
[詳細設定メニュー] が表示されます。
プロッタ位置設定 [プロッタ位置設定] を表示します。
プロッタ範囲設定 [プロッタ範囲設定] を表示します。
プロッタペン設定 [プロッタペン設定] を表示します。
プロッタ速度設定 [プロッタ速度設定] を表示します。
プロッタ動作検証 [プロッタ動作検証] を表示します。
詳細設定 [詳細設定] を表示します。
プロッタ部の位置設定をします。
[詳細設定メニュー] から[プロッタ位置設定] ボタンを押下すると、
[プロッタ位置設定] が表示されます。
原点位置設定 原点取得 原点取得動作を開始します。
ペンストッカー位置設定[原点からの位置]
位置取得 [PEN1/2/3/4] ボタンを押下すると、原点からペン取得待機位置に移動します。
ペン位置調整
[ペン取得位置 移動] ペン取得位置に移動します。
[戻る] ペン取得待機位置に移動します。
ペン取得動作
[ペン取得] ペンを取得して、ペン取得待機位置に戻ります。
[ペン放出] ペンを放出して、ペン取得待機位置に戻ります。
個別設定
チェックを入れると、ペン毎に調整できます。
通常、[PEN1] を調整すると全ペンに反映されます。
Default値
[書き込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultに書き込みます。
[読み込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultから読み込みます。
プロッタ部の範囲設定をします。
[詳細設定メニュー] から[プロッタ範囲設定] ボタンを押下すると、
[プロッタ範囲設定] が表示されます。
原点位置[変更不可] [原点取得] ボタンを押下すると、原点取得動作を開始います。
描画範囲設定
描画範囲を左下を原点として設定します。
左下を[X1, Y1]、右上を[X2,Y2] に設定します。
Y軸上限設定
Y軸側の上限値を設定します。
限界描画範囲検出 設定した描画範囲が機械範囲内に収まっているか検証します。
※動作させる時は必ず原点取得をして下さい。
[X/Y] チェックボックスで動作させる軸を選択します。
[移動] ボタンを押下すると、チェックした軸方向に設定した移動量分動作します。
※動作中にリミットセンサに反応する場合は、必ず原点復帰して下さい。
[戻る] ボタンを押下すると、動作点に戻ります。
補正データ出力
[実行] ボタンを押下すると、補正用データを出力します。
補正用データは、描画範囲から自動で計算されます。
プロッタ描画補正 補正用データを実測し、各軸の補正値を計算します。
実測した結果の誤差を[誤差長] に入力し、[計算] ボタンを押下すると、
[補正値] に反映されます。補正値を直接入力する事も可能です。
誤差長は、プラスの誤差はプラスで、マイナスの誤差はマイナスで入力します。
例)指示長 "340mm"、実測値 "340.5mm"、誤差長 "0.5mm"
指示長 "340mm"、実測値 "339.5mm"、誤差長 "-0.5mm"
[リセット] ボタンを押下すると、補正値が"1.00000"にリセットされます。
Default値
[書き込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultに書き込みます。
[読み込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultから読み込みます。
プロッタ部のペン設定をします。
[詳細設定メニュー] から[プロッタペン設定] ボタンを押下すると、
[プロッタペン設定] が表示されます。
ペン動作時間設定[ms]
[Pull待ち] ペンストッカーのペン保持マグネットの動作停止時間を設定します。
[取得停止] ペン取得時の動作停止時間を設定します。
[放出停止] ペン放出時の動作停止時間を設定します。
ペンアップダウン動作時間[ms]
[ダウン] ペンダウン時の待ち時間を設定します。
[アップ] ペンアップ時の待ち時間を設定します。
ペン再取得設定
[回数] ペン取得に失敗した時に、再取得の回数を設定します。
[間隔] ペン取得に失敗した時に、再取得動作の間隔を設定します。
ペンセンシング動作設定
チェックを入れると、ペンセンシングを停止します。
ペンアップ促進設定
チェックを入れると、描画時にペンアップ促進動作をします。
データ描画順序設定
チェックを入れると、データを右側から描画します。
Default値
[書き込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultに書き込みます。
[読み込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultから読み込みます。
プロッタ部の速度設定をします。
[詳細設定メニュー] から[プロッタ速度設定] ボタンを押下すると、
[プロッタ速度設定] が表示されます。
キャリブレーション速度設定[pps]
[X:Low] X軸側の起動時動作の初速を設定します。
[High] X軸側の起動時動作の動作速度を設定します。
[Y:Low] Y軸側の起動時動作の初速を設定します。
ペン取得速度設定[pps]
[Low] ペン取得動作の初速を設定します。
[Mid] ペン所得動作の中速を設定します。
[High] ペン取得動作の動作速度を設定します。
出力時速度制限設定[pps]
[描画] 描画時の最高速度を設定します。
[単独] 単線描画時の算出基準速度を設定します。
[試し描き] 試し描きの最高速度を設定します。
[低角描画] [線分比率判定設定] で判定された線分描画時の最高速度を設定します。
[移動] 移動時の最高速度を設定します。
[ペン促進] ペン促進動作の戻り時の最高速度を設定します。
速度倍率 速度倍率を設定します。デフォルトで"6"を設定しています。
連続移動速度設定[pps/度]
[基準速度] 動作の初速を設定します。
[動作角度] 連続移動の判定角度を設定します。
線分比率判定判定設定[%]
[基準] 判定用の基準比率を設定します。
[交差±] 基準比率の閾値を設定します。
加減速時間設定[ms]
[移動] 移動時の加減速時間を設定します。
[単独] 単独動作の加減速時間を設定します。
[連続] 連続動作の加減速時間を設定します。
[それ以外] 上記以外の加減速時間を設定します。
S字区間設定 S字区間を設定します。
Default値
[書き込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultに書き込みます。
[読み込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultから読み込みます。
プロッタ部の動作検証をします。
[詳細設定メニュー] から[プロッタ動作検証] ボタンを押下すると、
[プロッタ動作検証] が表示されます。
ペン取得動作
[実行] ボタンを押下すると、[回数] で設定した回数分、ペン取得動作を行います。
ソレノイド動作
[実行] ボタンを押下すると、ペンストッカーの[使用ペン] でチェックを入れた位置の
ペン保持マグネットを動作させます。
ペンアップダウン動作
[アップ] ボタンを押下すると、ペンアップ動作をします。
[ダウン] ボタンを押下すると、ペンダウン動作をします。
試し描き動作
[実行] ボタンを押下すると、[列][行] で設定した位置から試し描きを実行します。
[一時停止] ボタンを押下すると、一時停止します。
[停止] ボタンを押下すると、停止します。
送りモータ動作
[実行] ボタンを押下すると、[移動距離] で設定した距離分シナイを送ります。
[停止] ボタンを押下すると、動作を停止します。
ペンセンサ状態確認
[更新] ボタンを押下すると、ペンのセット状態を表示します。
詳細設定をします。
[詳細設定メニュー] から[詳細設定] ボタンを押下すると、
[詳細設定] が表示されます。
データ分解能
データの最小単位を設定します。
動作分解能倍率
データ最小単位からの動作倍率を設定します。
シナイ残量Default
[440m] [シナイ残量設定] の[440m] ボタンで反映させる数値を設定します。
ボタン入力入力確認 ボタン入力の確認ができます。
[非常停止] 非常停止ボタンを押下すると、表示が赤くなります。
[一時停止] 一時停止ボタンを押下すると、表示が赤くなります。
[シナイ送り] シナイ送りボタンを押下すると、表示が赤くなります。
Default値
[書き込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultに書き込みます。
[読み込み] ボタンを押下すると、設定をDefaultから読み込みます。