天神アートプロジェクト

〜天神都心部ビルの空き区画が、未来のクリエイター達による“アート空間”に!〜

芸術工学研究院 齋藤俊文研究室と、福岡市・天神エリアの街づくりを推進する「天神明治通り街づくり協議会(MDC)」が協働し、『天神アートプロジェクト』を開催します。

本プロジェクトは、福岡市の都心部である明治通りにあるオフィスビル「福岡天神センタービル」1階の空き区画をアート空間に転用するものです。以前は銀行が入居していた区画であったストーリー性に着目して、芸術工学を専攻する大学院生・学部生の企画による唯一無二の世界観を演出します。さらに、天神地区は古くは武家屋敷が集積するエリアであったことから、武家社会の頃に始まった礼法である「折形(おりがた)」をテーマに、来場者が気軽に楽しく参加できる折形体験ブースも設けます。

「天神明治通り街づくり協議会(MDC)」による天神中心部におけるオープンスペースの将来的な有効活用を見据えた実証実験イベント「天神明治通りテラス」の第2弾となります。

“天神ビッグバン”に伴う建替えが相次ぐなど、まちの大転換期を迎える天神地区。今回の実証実験が、天神都心部への将来的なアート要素導入のプロトタイプ的な位置づけとなり、学生と来街者・就業者の交流、新たな文化の発信につながることを目指しています。


『天神アートプロジェクト』概要

開催日時:2022年12月5 日(月)〜12月16 日(金)

※平日のみの開催、各日とも第1部/12時〜15時、第2部/17時〜20時

場所:福岡天神センタービル1階区画(福岡市中央区天神2丁目14-8)

〔銀行跡、約350坪〕

主催:齋藤俊文研究室(九州大学大学院芸術工学研究院) 、天神明治通り街づくり協議会

協力:野村不動産(株)、野村プロパティーズ(株)、(株)竹中工務店、We Love天神協議会、(株)齋藤事務所、

    Artist Cafe Fukuoka、九州大学総合研究博物館、福岡県立美術館、(株)インキューブ

入場料:無料

オーディエンスが、「ありのままに立ち返る、街と自分との関係性を捉えなおす」きっかけとなる空間づくりを、10点の企画展示から 総合的にアプローチします。


TAP001 渦(うず)/ 流(ながれ) インスタレーション作品

TAP002 内面鏡       参加型プログラミング作品

TAP003 remember.     ホログラム/プログラミング作品 

TAP004 エイプリルフールに「私は幸せです」を持ってもらう 映像作品

TAP005 マグミー      金庫室インスタレーション作品

TAP006 原洋        金庫室サウンドインスタレーション作品

TAP007 途次にて      環境プログラミング作品

TAP008〈2022年 天神〉のサロン  70年代家具と天神の歴史展示

TAP009 言葉の取引所    参加型 プログラミング作品

TAP010 折(おる)       参加型「折形」ワークショップ&作品

TAP001_1205.mov

天神アートプロジェクトロゴマーク

2020 年に閉館した天神コアのロゴ(デザイン:福田繁雄氏)を彷 彿とさせる「天」の文字から、Art の「A」が浮かびあがります。 それは未来への道筋を示すパースペクティブ(遠近法、眺望)であり、 神社の鳥居のようにも見えます。

(c) Toshifumi Saito Laboratory, Kyushu University Faculty of Design

齋藤俊文研究室

(九州大学大学院芸術工学研究院)