オンライン授業といっても、通常の面接授業から考え方や教え方の基本が大きく転換するわけではありません。面接授業で行われてきた手法をICTツールに置き換えることがベースになります。そして、首尾よくいけば、ICTツールによってその効果はさらに「増幅」できるでしょう。
枚挙にいとまがありませんが、東北大学で利用可能なもの、代表的と思われるものをいくつか紹介します:
ISTU/DC(新ISTU)総合ガイド:資料配布、動画配信、掲示板やチャット、レポートの授受、オンラインテスト、ミニットペーパー機能など、学習支援専用の情報サービスです。東北大IDでログインして使います。
Google Classroom: 資料配信、レポート授受、学生の投稿やコメント、フィードバック等の機能を持った学習支援サービスです。東北大のGoogleアカウント(教員は東北大メール、学生はDCメール)でログインして使います。
Google Workspace for Education (東北大のGoogleアカウントでログインして使います)
Google Drive: 東北大学内限定のファイル共有。動画ファイルを共有することで、学生に動画を視聴されることもできます。
Google Documents: ワープロ、プレゼン、表計算。資料の閲覧だけでなく、学生同士の協同作業も可能です。
Google Meet: ウェブ会議システム。7月1日までは250名まで同時参加可能。
Gmail: 受講学生に個別に連絡を取る場合の宛先は 学籍番号@dc.tohoku.ac.jp
YouTube: 動画配信、動画ライブ中継。東北大のGoogleアカウント(東北大メール)でログインすると、学内限定アクセスに設定も可能。
Zoom: 多機能なウェブ会議システム。大規模なクラスでなければ、「無料プラン」でも十分。
PowerPoint: 定番のプレゼンソフト。講義資料作成の他、Windows版では スライドショーの記録 → エクスポート → ビデオの作成 で、スライドに沿った授業を「自撮り」して動画を作成することも可能。 macOS用のKeynoteでもナレーション付きのスライド動画を作成可能。
画面記録ソフト: パソコン画面の様子やカメラからの映像、音声などを記録・編集して動画にするためのソフト(大学として推奨するわけではありませんが、例えば、Camtasia, ScreenFlow, OBS Studio等があります)。