[2023年4月3日 - 8月28日] 

サイエンスカフェ@札幌手稲教会

「進化と人類」

毎月2回 月曜日午後17時30分から 

このサイトは「ホーム」だけです。「スケジュール」以下は用意していません。

毎月2回、ほぼ隔週の月曜日の午後17時30分からおよそ1時間、コーヒーを飲みながらサイエンスのお話をします。

教会の行事(結婚式やお葬式など)が入った時は、そちらを優先してカフェの日程を変更します。

一回一回、読み切りの内容です。どの日からでも、おいでください。ただし著作権を保護するため、参加に際してお名前と連絡用のメールアドレスを講師にお知らせください。(講師は参加者の個人情報を守り、サイエンスカフェの連絡以外には用いません。)


参加費として1回300円頂きます。コーヒー代と会場利用料にあてます。


このカフェは教会員による自主活動です。伝道布教を目的とするものではありません。

進化生物学にもとづく人間像を、議論を交えてお話しします。講師が現役時代に北大で行った講義をベースとした内容です。


講師:松島俊也

(北海道大学理学部名誉教授、北海道医療大学研究員、イタリア・トレント大学客員教授)


連絡先:matsushima.lectures@gmail.com

(QRコードをご覧ください。)

4月

感染症と進化 ①(4月3日)パンデミックの歴史
歴史を通して人類はさまざまな病気(疾病)と共に生きてきました。時には全世界的な規模の感染拡大を経験しています。黒死病、天然痘、そしてスペイン風邪を振り返ります。

感染症と進化 ②(4月17日)エイズの起源と進化
新型コロナウイルス感染症と共に、世界ではこれをはるかにしのぐ規模のパンデミックが、今も進行中です。エイズウイルスはどこから来たのか、エイズに対するワクチンの開発がどうして困難なのか、考えます。

5月

地球史と大量絶滅 ①(58日)カリブ海の巨大隕石
今から6,500万年前、直径10キロほどの隕石(小惑星・彗星の核)がカリブ海に落ちました。これをきっかけに、恐竜の時代は終わりを告げ、現在の新生代が始まります。隕石という偶然の天体現象が進化の方向を決めたのです。

地球史と大量絶滅 (5月22日)シベリアの巨大噴火
2億5000万年前、パンゲア大陸の北のはずれで火山活動が活発化しました。現在の「シベリア洪水玄武岩台地」を形成した活動がおよそ100万年持続します。これを機会に大気中の酸素分圧は急降下し、恐竜の時代中生代が始まりました。

6月

ヒトに至る道 ①(612日)顎と羊膜を得て
5億5000万年前、カンブリア紀初めに生きたピカイアという小動物が、脊椎動物の共通祖先となりました。顎を得て、続いて羊膜を獲得したピカイアのその後を、古生代まで追いかけます。

ヒトに至る道 (6月26日)哺乳類という原始爬虫類
古生代半ば、その後に恐竜や鳥類を生み出す双弓類の親戚として、単弓類という小さな群れが生まれました。これがやがて原始的な哺乳類を生み出していきました。霊長類はげっ歯類(ネズミ)や翌手目(コウモリ)と並んで、その初期グループに属する原始的な動物です。

ホモ・サピエンス ①(7月3日)森林から草原へ
1億年ほど前、地面に穴を掘って、細々と夜行性の生活を送っていた哺乳類の中から、樹上に移る動物群が現れました。霊長類です。我々の祖先は鳥類と同じ生態的地位を得たのです。そして、数百万年前、草原へと降りていきました。

ホモ・サピエンス (7月17日)弱者の放浪の群れ
アフリカ東部の大地溝帯が、我々を含む人類を産み出した故郷です。ところが我々の祖先は次々とその故郷を捨てて、全世界へ広がっていきました。数家族を単位とする弱者の群れが、中東からユーラシア、南北アメリカ、そして太平洋の島々に渡っていくのです。

脳と行動の進化 ①(814日)盲点の心理物理学
ヒトの眼は不合理なつくりをしています。光を受ける網膜の表面に動脈や静脈が張り巡らされて、光を遮っているのです。そのためヒトは世界を正しく見ることができません。では、どうしているのか、簡単な実験を通して考えます。

脳と行動の進化 (8月28日)共感の脳活動
身体の痛みと心の痛み、これらは脳内で同じ処理系を利用しています。その脳領域はまた、他者が受ける痛みに対しても反応します。神経がつながっていないにも関わらず、痛みは共有されるのです。どうしてそんな厄介なシステムを持ってしまったのか、進化的背景を考えます。

アクセス:

日本キリスト教団 札幌手稲教会

〒006-0814 札幌市手稲区手稲本町2条3丁目3-1

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