動画の手ぶれ補正

ビデオ撮影の際,三脚などでカメラ本体を固定せず撮影した動画は手ぶれのため,使い物にならない.歳をとるとその傾向が強くなる.手ぶれを補正するプログラムが存在することは知っていたが,Windowsユーザー向けがほとんどで,Macユーザ向けは見つからなかったこともあり,これまで利用したことはなかった.動画を整理するあたり,どうにかならないものかと改めてウエブ検索したら,Appleが無料提供している手ぶれ補正のプログラム,iMovieというものがあり,使用記がウエブ上に投稿されていることを改めて知った.さっそく,最近撮影した手ぶれ画像を補正してみた.

以下に.比較のため補正前後の画像を掲載した.

補正前

PC202448-50pHalf.mp4

前半部分を掲載

出力画質(50%)はMPEG Streamclipで設定

補正後(手ぶれに加え.明度の調整も実施)

柿-目白56A.mp4

出力画質(50%),明るさはMPEG Streamclipで設定

使用後の感想として,もっと早く利用すべきだったと思った.補正する際の画面を以下に示した.画面の下半分のタイムラインに処理したい画像が展開されないと,右上の「ビデオの手ぶれを補正」を選択することはできない.展開は,左上の読み込み画像をタイムラインにドラッグ&ドロップするだけである.補正値はデフォルト値(33%)を用いたが,15%程度でも十分である.補正したファイルの書き出しは,「共有」からファイルを選択する.今回は,iMovieは手ぶれ補正のみだけに使用し,明るさ.画質はMPEG Streamclipで設定したが,すべてiMovieで処理することができるはずである.

iMovieの詳しい使用法については参考資料を見てほしい.

(2020.1.21)