いつもチームばんどりのプログラムにご参加くださいましてありがとうございます。また、このwebサイトにお越しくださいましてありがとうございます。
2025年度の「むささびっ子の森くらぶ」「むささびっ子の森たんけん隊」の募集をスタートいたします。長らくお待たせいたしまして申し訳ございませんでした。
NPOチームばんどりが生まれた「愛・地球博」の開催から20年が経過しました。わたしたちは、街に近くて、豊かな生物多様性を有する「海上の森」の自然を1人でも多くの方に知ってもらい、好きになってもらいたくて、家族参加イベント型の森のようちえんを始めました。いちばん初めにむささびっ子の森くらぶで森となかよしになったこどもたちは、今では中学生になり、その家族は海上の森の木を伐ったり、道を造ったりする、「むささびっ子の森開拓団」となって森と関わってくれています。毎日じゃなくても、森や自然のことを考える日があるって、幸せなことですよね。だって、街に住んでいても、わたしたちは自然の一部なんですから。
さあ、むささびっ子の仲間になって、森や自然となかよしになりましょう。
NPOチームばんどり一同
チームばんどりは愛・地球博「里の自然学校」でガイドツアーを担当したインタープリターを中心として、2005 年に 結成されました。万博の理念を継承しながら、無駄のない循環や造形の美しさ、人智を越えた自然 のしくみを多くの人と分かち合い、持続可能な暮らし方を提案していくことを目的としています。 現在では、他分野からも多くのプロフェッショナルが加わり、感性に働きかけるプログラムを展開 しています。
※インタープリターとは、自然と人との橋渡し役のことです。
わたしたちが大切にしていること
自然を直接体験すること
自然の神秘や不思議から学ぶこと
五感をフルに使い、思い切り楽しむこと
共に学びあい、育みあうこと
一人ひとりを理解し、大事にすること
自然体験とくらしをつなげること
21世紀に生きるわたしたちのライフスタイルは、人間と自然との間に距離が生まれ、子どもたちが生きものと出会う機会も少なくなっています。わたしたち人間も地球に暮らす「生物」の1種で、他の生きものとつながり、共に生かされているということを、便利なくらしの中で感じることはむずかしいのではないでしょうか。
プログラムでは一貫して、家族やともだちと一緒に自然のなかで遊びます。森の匂いや、でこぼこの道や、風の音や、昆虫の煌めきを全身で感じ、例えば、もじゃもじゃの蔓や大きな切株をどうしてやろうかと考え、行動することが目標です。スタッフは、そんなこどもたちを時に手伝い、時に見守ります。
幼い時に自然の中で遊んだ経験は、いつまでも記憶に残ります。ふとした時に「自然を大切にしたい」と思えるおとなに育ってもらえたらと願っています。
むささびっこの森くらぶでは、森、海、川、さまざまな自然の中で思いっきり遊びます。自然の中で思いっきり遊んだら、いつもとはちょっと違った我が子の一面を発見できるかも。幼児教育、子育て・・・いろいろな情報があふれているけれど難しく考えないで、まずは一緒に遊んじゃおう!様々なことにチャレンジしながら、自然の中で1日を過ごします。親子で思いっきり、自然となかよしになりましょう
対象:年少〜年長児とその家族
むささびっ子の森たんけん隊は、ようちえんの頃から森に親しんだ子どもがより深く森を楽しむために結成されました。森で過ごす心地よさを仲間とわかちあったり、協力して何かを作って遊んだり、一人では解決できないことも仲間と力を合わせてチャレンジすることでクリアできるような体験を味わうことができるでしょう。
対象:小学1〜3年生とその家族
森の中でだいじなことは、楽しみながら自然に親しむこと。こどももおとなも一緒に考え行動し、なかま同士協力すること。むささびっ子の森開拓団ではノコギリやロープ、大きな木づちなどをつかって、いろいろな「山しごと」をします。道がきれいになったり、森の変化を感じると、こどももおとなも人の役に立つことがうれしくなる。もっと森が好きになる。身近な森の環境を考え、持続可能な社会に貢献できる人になろう。
対象:小学4年生〜高校生とその家族