この記事では、タブレット端末を使った「調べ学習」について紹介しています。インターネットとMetaMoJi ClassRoomを一緒に使うと、効率よく調べ学習ができます。
下のアンケートでは、この記事の評価や質問、感想をぜひ教えてください。今後の活動の参考にしていきます。先生方の実践についても、ぜひ教えてください。
インターネット上には多くの辞書サイトがあるので、検索機能を使って、簡単に語句の意味を調べられます。進学校では、入学時に電子辞書を購入させることが多いですが、タブレット端末があれば、生徒は高級な電子辞書を購入しなくてもよくなりますね。
調べ学習のときに、図書館を利用することがあると思いますが、図書館学習にはいくつか問題点があります。① 同じ本が何冊も置いていない ② 使用予約を取らなくちゃいけない(時間割を固定してもらわなくちゃいけない) ③ 移動時間を考慮しないといけない などです。(図書館学習を否定しているわけではありません。むしろ私は推奨しています。)インターネットの検索機能で調べ学習をすると、これらの問題点が解決できます。Wikipediaには高校で学習するたいていのことは載っていますし、「5分で~を知る」や「~についての重要事項10選」などのサイトを使えば、短時間でその事柄について学習できます。ただし、インターネットサイトには、間違ったことが載っていることもあるので注意が必要です。
さらに、調べたことはMetaMoJiのノートにコピペできる(ペーストすると、テキストユニットになって表示される)ので、調べ学習がはかどります。
MetaMoJiを使えば、文字の色や大きさ、書体などを簡単に変えられます。色ペンがなくても、文字の色や大きさを工夫して、見やすいノートにできます。
調べものが終わった後に、「あ、こことここで似たことを書いてるから、まとめておけばよかった…」とがっかりすることがありますよね。紙にまとめていると、消して書き直したり、ペンで書いてしまっていて、もうどうしようもなかったりします。MetaMoJiで調べたことをまとめれば、文字や図形などの移動が簡単です。レイアウトを変更して、見やすいノート作りができます。
「webページを追加」の機能を使って、調べたサイトを残しておけます。復習や調べ物を中断するときなどに便利です。「webページを追加」の方法はこちら。
「生徒同士で見られる」の設定にしておくと、調べ物をまとめたレポートを生徒同士で共有できます。例えば、進路研究の調べ学習で「Aさんは文学部、Bさんは工学部、Cさんは教育学部…」などと役割分担して、「生徒同士で見られる」設定にしておくと、クラスメイトの調べた結果を見て、効率よく学習できます。この他にも、パネルディスカッションや百人一首など、複数のものを調べる必要があるときは、「生徒同士で見られる」にしておくと効率がいいです。「生徒同士で見られる」の設定方法はこちら。
生徒のノートをモニタリングして、いつでも点検できます。レポートを回収しなくてもいいので、楽です。
大雨警報や大雪警報などで、突然休校になってしまったときも、MetaMoJiで調べ学習を課しておけば、WebexやZoomでオンライン授業をする必要はありません。先生は好きなタイミングで、モニタリングして生徒の学習の進捗状況を確認したり、アドバイスしたりできます。生徒も自分のペースで学習できます。