この記事では、前良治先生の 【高1 公民(現代社会)】株式会社のしくみとSDGsの授業について解説しています。
前先生は授業の準備のときに「先生レイヤー」を使っています。この授業では、板書やグラフなどが準備されています。プロジェクターで前の黒板に投影して、板書の代わりに使います。先生レイヤーを使うと、授業で写真や動画、ウェブページなどをすばやく見せられますし、板書の時間を減らすことができます。資料を多く見せたい授業では、非常に有効な方法です。
前先生は普段から先生レイヤーを活用していて、授業前に穴埋め問題の解答を書きこんだり、動画やウェブページを追加しておいたりするそうです。
授業の最後のまとめで、音声ボタンを使っています。生徒は、この音声ボタンを使って、毎回の授業でまとめを残しています。
文字でまとめるのではなく、音声ボタンでまとめる理由は、まとめを文字で書かせると5分くらいかかってしまいますが、音声だと1分ほどでできるからだそうです。短時間でまとめができるというのは、とてもいいですね。
NIEとは、新聞を使った学習のことです。この授業では、この時間に学習する株式会社の内容に関連して、「GAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)」についての記事を用意しています。記事は「Googleクラスルーム」で配布し、感想をMetaMoJiに書きます。
前回の学習の復習として、「3つの経済主体」の図を検索する課題を与えています。生徒はインターネットで検索して保存し、「写真/アルバムから追加」で貼り付けていき、先生は「モニタリング」で生徒の提出状況を見て、どの生徒が早くできるか確認するという流れです。生徒は、ゲーム感覚で楽しく復習できますね。
準備は、先生が検索させたい画像を「写真/アルバムから追加」で追加しておくだけ。簡単に効果的な学習をさせられます。