この記事では、プレゼンテーション(発表)で使えるMetaMoJiの機能を説明しています。動画でも紹介しているので、そちらも併せてご覧ください。
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私にとっては「生徒同士で見られる」の機能を使えることが一番の魅力です。「生徒同士で見られる」の機能を使えば、生徒間の資料共有と比較が簡単にできるようになります。また、それぞれが違う題材のプレゼンをすると、調べ学習を共有するときと同じように、色々な知識を得られて、より広い学びにつながりますね。
その他、プロジェクターを用意しなくても、「発表者にする」の機能を使って、プレゼン資料を手元で見られますし、「指す」「書く」などを使って、プレゼンできます。「生徒同士で書きこめる」の設定にして、生徒同士で感想を書き合うこともできます。
プレゼン資料を作る方法を簡単に説明します。一番シンプルな方法としては、先生が用意した白紙のノートを配布して、1ページ1枚のスライドで作らせるという方法があります。例えば、ページを4枚配布して、「4つの展開でまとめましょう」「問題提起・解決策・解決策の説明・まとめの順でスライドを作りましょう」などと指示する、という感じです。
「写真/アルバムから追加」で画像を入れたり、「文字」や「ふせんを追加」で文字を入力したりしていきます。パワーポイントのアニメーションは「めくり」を使うとできます。その他、参考資料を「webページを追加」で追加しておくのもいいと思います。
私が授業で発表させたりまとめを書かせたりするときは、4分割のページ(ページの中心に十字が入ったページ)を使います。ページ一枚でまとめの全体を見られますし、授業プリントの最後に気軽に追加して作業させられます。分割されたページは複数種類あるので、タイミングに応じて使い分けるといいでしょう。
必要に応じて、ジャンプ登録をしておくといいです。ジャンプの詳しい説明は、こちらの動画(ジャンプ)で紹介しています。
クラス全体で発表させる場合は、「発表者にする」の機能を使います。ある生徒を発表者にすると、その生徒の画面が、そのクラスの生徒の画面に写ります。この方法だと、生徒のタブレットをプロジェクターに接続しなくてもいいですし、生徒は自分の席に座ったまま発表できるので、時間短縮になります。
やり方は、ノート右下の「◀」で「生徒一覧」を開き、発表者にしたい生徒を押します。「発表者にする」というところがあるので、それを押すとクラスで画面共有できます。あとは発表者が「指す」や「書く」、「拡大」・「縮小」などを使って、発表していきます。発表が終わったら、「生徒一覧」で「発表を終わる」を押します。生徒が自分で「発表を終わる」こともできます。
ペアやグループで発表する場合は、画面を共有せずに、生徒同士でタブレットを見せあいながら発表させるといいでしょう。
プレゼン資料を共有するときは、「生徒同士で見られる」の設定にします。配布前なら、ノート右端の「見えない」を押して、「生徒同士で見られる」を選択します。配布後なら、ノート右下の「◀」を押して、「見えない」を「生徒同士で見られる」にします。生徒は、ノート右下の「◀」で「生徒一覧」を開いて、見たい生徒を選ぶと、その生徒のノートを見られます。