2021年8月17日リリースのMetaMoJiのアップグレードについて紹介していきます。今回のアップグレードでは、ノートの配布に関係する機能が多く追加され、今までよりもさらにMetaMoJiが使いやすくなりました。
QRコードをカメラで読み込めるようになりました。この機能は先生だけでなく、生徒も使えます。ノート左上「+」の中の「QRコードリーダー」を押すと使えます。
カメラでQRコードを読み取ると、「webページを開く」「テキストとして追加」「QRコードとして追加」「コピー」「読み直し」と表示されます。
「webページを開く」では、「webページを追加」の機能でwebページをノートに追加できます。「テキストとして追加」では、ノートにURLがテキストとして追加されます。「QRコードとして追加」では、ノートにQRコードが追加されます。「コピー」は、URLをコピーします。「読み直し」で、QRコードを読み直せます。ちなみに、テキストのURLをQRコードにもできるようになりました。文字を選択して、「その他」の「QRコードを表示」でできます。
ノートに「開始」や「しめきり」を設けて、開始前やしめきり後に生徒の操作を制限できるようにする機能です。テストや提出物などに使える機能です。
設定は、配布前にしかできないので、忘れずに変更しておきましょう。右端「配布」の中の「開始・しめきりの設定」でできます。「開始前の制限」をタップすると、制限なし・書き込みを禁止する・内容を見せないが選択できます。「書き込みを禁止する」に設定して配布すると、生徒は、ノートの内容を見られるけど、書き込むことはできないという状態になります。「内容を見せない」に設定して配布すると、生徒はボックス内でノートを確認することはできますが、その内容を見られません。「書き込みを禁止する」か「内容を見せない」を選択すると、「開始日時を設定する」という欄が表れます。オフの場合は、先生が配布したノートを開いて、手動で開始することになります。オンにすると、開始日時を決められます。
しめきり後の制限も、開始のときと同じように、制限なし、書き込みを禁止する、内容を見せないを選択できます。「書き込みを禁止する」か「内容を見せない」を選択すると、しめきり日時を設定でき、オフの場合は手動でしめきり、オンの場合はしめきり日時を設定します。
生徒のノートの提出状況をチェックしたり、点数を入力したりできるようになりました。宿題やテストなどに使える機能です。
設定は、右端「配布」の中の「授業ノートの設定」から「提出・採点機能を利用」をオンにするとできます。配布後のチェックは、配布したノートを開き、ノート右端「モニタ」を押します。「未提出」の隣の三角を押すと、提出済みにできます。「採点する」で点数を入力できます。点数の隣の三角を押すと、「提出・採点一覧」が見られます。この一覧は「CSV」で出力できます。なお、提出のチェックや入力した点数を生徒も見られます。
ノートを複数のボックスに一括で配布できるようになりました。方法は、右端「配布」から、「タップして追加」を押して、配布したいボックスを選択します。その後、「追加」から配布先を増やしていけます。
すべてのOSから、MicrosoftアカウントとGoogleアカウントでのログインが可能になりました。
右端「配布」の中の「授業ノートの設定」で、生徒による他人の書き込みの編集を許可をオフにすると、生徒は他人の書き込みを編集できなくなります。グループ学習でクラスメイトが書き込んだ文字や、先生がモニタリング中に書き込んだ文字を、誤って消してしまうのを防止するために使えます。
扇形を追加したときに、中心角の大きさを表示しながら調整できるようになりました。ノート左上「+」の「図形を追加」で扇形を追加し、黄色い丸を持って動かすと、中心角を調整できます。