この記事では、『山月記』の教材研究に役立つサイトや動画などの情報をまとめています。生徒のやる気を向上させるトリビア的な内容も掲載しています。
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『山月記』を簡単にまとめた記事と動画です。これを見れば、『山月記』の大まかな内容を理解することができます。インターネットには、『山月記』の内容をまとめたサイトが多くあります。これは高校の定番教材であることや作品の難しさを表しているのではないでしょうか。これらの記事や動画は授業の導入やまとめ、読解問題に役立ていることができる内容になっています。
〇 朗読……落ち着いた声で聴きやすいです。個人的に、李徴の自白は男声の方が違和感がないです。
〇「10min.ボックス」……原文の朗読が多く、意味が分からない生徒にはつらいですが、10分という短時間で内容を知られます。
〇 アニメ……現代的なアニメで想像しやすい分、物語の舞台(1300年ほど前の中国)に合わない感じもあります。
〇 5分でわかる……短時間で、山月記のあらすじや登場人物について理解できます。ただし、李徴を「こじらせ男子」で終わらせるにはもったいないと思ってしまうところもあります。
〇 テスト対策問題……あらすじや教材の中の重要なポイントが整理されています。
朗読]山月記 江守徹
アニメ|山月記 中島敦 原作|虎になった男
『山月記』について詳しくまとめた記事と動画です。
〇 Wikipedia「山月記」……発表の経緯や研究が紹介されています。
〇 中田敦彦のYouTube大学……ストーリー編は詳しく説明していてわかりやすい。本文にはない部分を補いながら説明している。解説編は『山月記』と『人虎伝』を比較して中島のオリジナルの部分を説明したり、作者の人生や他作品から『山月記』という作品を考えたりしています。ただし、動画時間がかなり長いので、いっぺんに全部見ると疲れます。
〇「山月記」を読むことが生徒に難しいのはなぜか……『山月記』を教えることについての考察です。
〇「文豪ストレイドッグス」……中島敦が主人公として登場するマンガです。私よりも文豪について詳しい(トリビア的な知識で)生徒が、このマンガを紹介してくれました。下のサイトから試し読みができます。アニメや舞台にもなっています。