TDA-MI workshop 2020

概要

日程:2020/11/13(金)〜14(土)

会場: オンライン(zoom)にて開催

目的

位相的データ解析は数学のトポロジーのアイデアをデータ解析に利用する手法のことで,パーシステントホモロジーなどの手法が提案されています.最近は位相的データ解析の材料科学への適用が徐々に広がりつつあります.現状ではこれらの研究はそれぞれ別個に行われており,互いの研究成果や知見を交換することでこのテーマをより一層進化させることができるのでは考えております.本研究集会では位相的データ解析とマテリアルズインフォマティクスの融合について議論したいと考えています.また交流の機会を設けることで今後新たなコラボレーションを始めることも目標の1つです.

プログラム

11/13(金)

10:30 開会

10:35〜11:10 小嗣真人(東京理科大学): 位相的データ解析を用いた磁性材料の機能解析

10:20〜11:55 本武陽一(統計数理研究所):位相的データ分析による強磁性体磁区パターン形成過程の分析(水牧(JASRI),工藤(お茶の水女子大学),福水(統計数理研究所)との共同研究)

昼休憩

13:30〜14:05 赤木和人(東北大学):TDAを活用した顕微画像の定量化と特徴抽出

14:15〜14:50 清水陽平(兵庫県立大学大学院シミュレーション学研究科,株式会社ジェイテクト):パーシステントホモロジーとMDの組み合わせによるポリマーメルトの高次構造解明と比誘電率の機械学習予測

15:00〜15:35 一宮尚志(岐阜大学):タンパク質の形をトポロジーで記述する

Tea break

16:00〜17:30 ショートセッション

16:00〜16:20 仙井遼平(東京理科大学 基礎工学部材料工学科)Prediction of free energy in ferromagnetic shape memory alloy by using persistent homology

16:20〜16:40 國井創大郎(東京理科大学大学院 基礎工学研究科):位相的データ解析を用いた磁化反転過程における拡張型ランダウ自由エネルギー地形の描画

16:40〜17:00 Alexandre Foggiatto (Tokyo University of Science):Prediction of the total free energy from microscopic images using persistent homology

17:00〜17:20 大林一平(理化学研究所AIPセンター):HomCloudの新バージョンの報告

18:30〜 オンライン懇親会


11/14(土)

10:30 2日目開始

10:35〜11:10 坂上貴洋(青山学院大学理工学部):パーシスタントホモロジーを用いた環状高分子濃厚溶液の解析

10:20〜11:55 山本暁久 (京都大学高等研究院) : パーシステントホモロジーで見るヒト角膜内皮再生組織の局所的秩序構造と組織機能の関係

昼休憩

13:30〜14:05 小野寺陽平(京都大学複合原子力科学研究所):パーシステントホモロジー解析によるガラス材料の構造特徴量の抽出

14:15〜14:50 志賀元紀(岐阜大学):化学結合リングに基づくガラス材料の多体相関解析

15:00〜15:10 閉会

参加登録

以下の参加登録フォームから登録した方にオンラインワークショップへの参加情報をお伝えします。参加情報は開催前日に送ります.Zoomでやる予定なのでインストールをお願いします.

参加登録フォームへのリンク

オーガナイザー

  • 大林一平(理化学研究所 AIPセンター,代表)

  • 中村壮伸(産総研)