音声言語障害の方へ

音声言語疾患(発声障害、吃音など)の方に、メンタル面のサポートを行なっています。

声とメンタルって関係あるの?

機能性発声障害に伴いやすい問題

ストレス、トラウマを伴うストレス体験、気分障害、うつ、燃え尽き(バーンアウト)、不安障害、社交不安、感情調節の困難さ、ネガティブな感情がうまく処理できない、怒りをうまく処理できない、ストレスやネガティブな感情が体調に現れやすい(身体化症状)、身体症状(緊張、倦怠感などの身体的不調)など

機能性発声障害に関連があると思われるパーソナリティ

外向性、内向性、パーソナリティ(神経症的、意欲的、頑固さ、潔癖さ、否定的、感情的)、引っ込み思案、社会的適正(コンピテンス)、孤独、大人に対する過敏さ、自信がある、完璧主義、不安でいてはいけないと思う、感情のコントロール、衝動性、疑い深さ、強迫性、コーピングスタイル、悲観主義、拒絶に対する態度(Kollbrunner & Seifert, 2017)

これらのパーソナリティは、強すぎても、弱すぎても、会話や人間関係を難しくします。

治療を円滑にするために

発声障害や吃音は、適切な治療、および正しい発声方法の習得が重要です。これらの治療やリハビリを継続する時に、元々の性格、不安や過去の経験などが葛藤として生じることがあります。おおよそ3割くらいの方がこういった感情の問題を経験しているという報告があります。(Misono et al., 2016)

メンタルの問題って何?

病気に罹患するということは、様々な変化を伴います。以前当たり前にできていたこと、得意だったことができなくなったり、以前から苦手だったことがよりできなくなることもあります。このような苦悩は、様々な葛藤を生み出すものです。

うつ

気分の落ち込み、罪悪感、意欲の減退、集中力の低下などにより、症状が悪く見えたり、自分のできていないところばかりに目が向くようになります。結果的に、リハビリの継続が難しくなる、発話機会が減るなど、症状管理に支障をきたします。

不安

不安を危険なものだという考えと、過度に不安を制御したり、コントロールすることで、返って不安が強まる悪循環が生じます。不安は身体を緊張させます。緊張は声そのものに影響しますし、不安によって話す内容がまとまらなくなる(頭が真っ白になるなど)ことも

強迫的な努力

以前の声を取り戻すべく、強迫的に自分の声を確認したり、治療やリハビリを追求すると、返ってぎこちなくなったり、改善していない部分ばかりに目がむきやすくなります。

ストレス

声の問題と同時に、人間関係や仕事などでストレスがあると、身体が知らず知らずのうちに緊張状態になります。ストレスと上手に付き合うことで、治療やリハビリを円滑化することが重要です。

喪失感

病気を過度に隠すことや、病気がないかのように振る舞うことは、返ってストレスを生み、病気を知られることへの恐れを強めます。あなたにとって声が極めて重要な役割を持っていたとするならば、喪失感は大きなものとなるはずです。

過去の傷つき

声が出ないことを強く叱責されたり、人前で批判されるような経験は、痛ましい記憶となって残ることがあります。このような記憶は、自分を責めたり、過度な不安や抑うつに発展することがあります。

何をしてくれるの?

担当心理士(新明一星)は、精神科、神経内科で、認知行動療法を用いての臨床や研究を行ってきました。認知行動療法は、カウンセリング手法の一つで、うつや不安症を始め、PTSD、悲嘆の治療で効果が確認されています。これまでの知見を元に、適切と思われる助言や解決方法をご提示いたします。声の専門的治療を行なっている新宿ボイスクリニックの医師、言語聴覚士とも密に連携をし、皆様の治療が円滑化することを目指します。

ご予約方法

料金は50分で6000円です。予約は、直接お電話で新宿ボイスクリニックにお問い合わせください。実施場所は、新宿ボイスクリニックのセラピールームとなります。

  1. 新宿ボイスクリニックで治療をされている方は、主治医の同意を得た上でご予約をお取りください。
  2. 外部機関から発声障害、吃音に関連することでの心理療法をご希望の場合は、新宿ボイスクリニックで一度初診をお受けいただきますようお願いいたします。
  3. 予約時に予約金(3000円)をお支払いください。お振込みも可能です。
  4. 当日キャンセルは、予約金のご返金ができませんのでご注意ください。
  5. 3回以上のキャンセルが続いた場合、ご予約をお断りする場合があります。
  6. 予約枠は、以下の通りです。現在、毎週火曜日のみとなっております。

日常生活の中で学んだスキルを活かして頂きたいため、メール(課題のリマインドや質問など)でのサポートを行っています。ご希望の方は、お申し出ください。心理療法、認知行動療法そのものに関するお問い合わせはこちらからどうぞ。