吉田 龍矢 Tatsuya Yoshida
最近の活動
2025年9月
スイス、チューリッヒ大学で訪問研究員として活動を開始しました。
2025年7月
Chemirxivに新しい二次元分光法の開発のワーキングペーパーを公開しました。この分光法は二次元蛍光励起分光法(2DFLEX)と呼ばれ、これまで普及していた二次元電子分光(2DES)が抱えていた基底状態と励起状態の信号が混ざって解釈が難しいという問題を克服し、励起状態の情報だけを測定することができます。20年ほど前から光合成タンパク質の2DESの信号は基底状態か、それとも励起状態由来なのか?という大きな論争が続けられてきました。将来的に2DFLEXによってこの論争に決着がつくととともに、不均一な光機能材料のダイナミクス研究にも貢献することが期待されます。
https://chemrxiv.org/engage/chemrxiv/article-details/6870f3cf43bc52e4ec759bc3
業績につきましてはGoogle ScholarまたはResearchmapをご覧ください。
Google scholar
https://scholar.google.com/citations?user=XvZsXYkAAAAJ&hl=ja
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