たくらんけの歴史は、1987年に設立された前身のアニメーションスタジオから始まります。
1987年 スタジオ創業
1987年9月、東京都杉並区に有限会社スタジオ・たくらんけが設立されました。
1980年代後半には、『シティーハンター』シリーズなどの制作に参加しました。
また、『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』をはじめとするOVA作品や、劇場版アニメ「ファイブスター物語」にも携わり、幅広い制作現場で経験を積み重ねていきました。
1990年代に入ると、テレビアニメの制作本数が増加し、たくらんけも多くの作品で動画、原画、作画監督などを担当するようになりました。
この時期には、『幽☆遊☆白書』『クレヨンしんちゃん』『機動武闘伝Gガンダム』『天空のエスカフローネ』などのテレビシリーズに参加しました。
劇場作品では、『紅の豚』『耳をすませば』『もののけ姫』『Ghost in the shell 攻殻機動隊』などの制作にも携わり、劇場作品に求められる緻密な作画にも対応してきました。
1997年には、テレビアニメ『ポケットモンスター』の放送が始まりました。たくらんけは同シリーズに長年参加し、動画、原画、作画監督、演出、制作協力など、時代に応じてさまざまな役割を担っていくことになります。
また、『桃太郎電鉄』シリーズをはじめとするゲーム作品では、アニメーションパートの制作にも関わりました。
2000年代には、動画を中心として培った技術を基礎に、原画、作画監督、絵コンテ、演出などへと担当領域を広げていきました。
『犬夜叉』『シャーマンキング』『鋼の錬金術師』『プラネテス』『ケロロ軍曹』『交響詩篇エウレカセブン』『銀魂』『キルラキル』など、多様なジャンルのテレビシリーズに参加しました。
劇場作品やOVA、ゲーム関連作品にも継続して携わり、『千と千尋の神隠し』『スチームボーイ』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』などの制作にも参加しています。
2014年2月6日、東京都練馬区に株式会社たくらんけが設立されました。
株式会社たくらんけ設立後も、『ポケットモンスター』シリーズをはじめ、テレビシリーズ、劇場作品などの制作に継続して参加しました。
この頃からデジタル作画も導入し、2010年代後半から2020年代にかけては、『天気の子』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』『すずめの戸締まり』『君たちはどう生きるか』などの劇場作品にも参加しています。
2023年からは、一般社団法人日本アニメフィルム文化連盟(NAFCA)が実施する「アニメータースキル検定」に協力しています。
アニメータースキル検定は、動画に必要な技術を課題によって確認し、受検者の技能を客観的に評価する取り組みです。
たくらんけでは、長年にわたり現場で動画スタッフを育成してきた経験を生かし、課題の検討、採点、技能評価などに携わっています。
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2020年10月、代表取締役に江山梨恵が就任。
現在、たくらんけは、動画と演出を中心に、原画・作画監督・絵コンテなど、作品に応じたアニメーション制作を、紙とデジタルで行っています。
2023年に放送を開始した新シリーズ『ポケットモンスター』では、制作協力・演出・作画監督・動画監督などを継続して担当しています。
2026年には、テレビアニメ『さよならララ』などの作品にも参加しました。
1987年の創業から約40年。アニメーションの制作方法や視聴環境が大きく変化するなかでも、一枚の絵を丁寧に描き、作品の動きと芝居を支えるという仕事の本質は変わりません。
たくらんけは、スタジオ内で行ってきた人材育成の知見を、アニメ業界全体の教育や技能向上に役立てるため、これまで口頭や実務の中で伝えられてきた技術を整理し、次世代が体系的に学べる形にすることを目指しています。
たくらんけは、人づくりと作品づくりを通じて、アニメーションを支えていきます。