高柳重信

色紙21-26

21 まなこ荒れたちまち朝の終りかな

22 聞こえざれども高雄に鷹の太郎かな

23 杭のごとく墓たちならび打ちこまれ

24 蒙塵や重い水車の谷間の石臼

25 たてがみを刈りたてがみを刈る 愛撫の晩年

26 八雲さし島ひとついま春山なり