勉強会 日程調整中…
本日の勉強会ではSARやPNSについてのお話でした。
MRIにおいては磁場の変化が急であると足先や指先がピリピリとした感覚を起こすことがあります。PNSは末梢神経刺激(Peripheral Nerve Stimulation)の略でこのピリピリする現象を指します。この現象を低減する方法はスリューレートを下げることが有効ですが、これを下げると撮像時間が延長してしまうので良いバランスで設定することが重要だと知りました。
また、SARはMRI撮像時のRFパルスによって患者さんが受け取るエネルギーを指します。SARはメーカーによって固有の係数があり、同じシーケンスを撮像しても他社製の装置ではSNRが高く出ることがあります。そこでB1+RMSを使用することにより発熱の安全管理をより平等に行っていることを学びました。
次回はエイリアシング&リップアーチファクトについてです。
文責 渡邊