勉強会 日程調整中…
今回の勉強会ではFBI法を解説していただきました。
本法は心電図同期を用いて得た画像から動脈画像を得ることができます。収縮期には血液が早く流れるため、動脈はflow voidにより描出されません。これを利用して拡張期に動脈と動脈の画像、収縮期には静脈の画像を取得します。これらをサブトラクション(差分)することで動脈のみの画像を作成することができます。また、細い血管が描出されづらいときはディフェーズパルスを印加することによってサブトラクション前の画像の血管を消すことによってサブトラクション後に描出することができると知りました。ひと手間加えることで見えなかったものを描出することができるところがMRIのおもしろさだと感じる勉強会になりました。
次回は日程調整中です。
文責 渡邊