勉強会 日程調整中…
本日の勉強会の内容は前々回の続きで3D MRCPの折り返し対策でした。
体格の大きい方を撮像する際に折り返しアーチファクトがみられることがあり、3D撮像の折り返しアーチファクトは位相方向とスライス方向に出現します。本日はサチュレーションパルスを使用した対策法の話でした。
サチュレーションパルスの数を変えてもアーチファクトの低減にはならなかったが、サチュレーションパルスのフリップ角を100°程度まで大きくすることでアーチファクトが低減されることが分かりました。前々回最も効果が得られたオーバーサンプリングと今回のサチュレーションパルスの併用がアーチファクト低減に最も効果的であり、普段のルーチンのプロトコルと30秒程度しか変わらないのでとても有用的だと思いました。
文責 内藤