葛西崇文 Takafumi KASAI  (Ph.D.)

愛媛大学 教育・学生支援機構 教育企画室

kasai.takafumi.gh@ehime-u.ac.jp


博士(学術)。大学職員としてSD業務に長年携わる。研修の企画運営、講師経験多数。2025年1月から愛媛大学教育企画室にてSD、IR業務を担当。

プロフィール

1979年、青森県弘前市生まれ。児童相談所臨時事務手を経て、2008年3月から2021年3月まで青森中央学院大学・青森中央短期大学に勤務。この間、図書館情報センター、教育開発推進課、教育開発・情報課、総務課を経験。2021年4月から大阪女学院大学に勤務し、教務・学生課長、管理課長を経験。2025年1月から、愛媛大学教育企画室に勤務。

2007年3月 修士(教育学) 弘前大学大学院教育学研究科(学位論文:能動触探索による組み合わせ図形の知覚についての研究)

2021年3月 博士(学術) 弘前大学大学院地域社会研究科(学位論文:視覚障害条件下における組み合わせ図形の触運動知覚に関する研究


研究業績

学会誌・論文誌等

時本英知・葛西崇文・増田貴人(2024):知的障害者スポーツクラブの代表者は活動において何を重視しているのか −サッカークラブ代表者へのインタビュー調査を踏まえて−. 弘前大学大学院地域社会研究科年報, 20: 45-59.

時本英知・葛西崇文・増田貴人(2022) スペシャルオリンピックス日本のコーチ研修プログラムで示されている知的障害者支援の専門性についての検討 弘前大学教育学部紀要, 128, 83-94.

時本英知・葛西崇文・増田貴人(2022) 知的障害者スポーツにおけるコーチの専門性に関する意識 -サッカー指導で重視する内容についてのインタビュー調査を踏まえて アダプテッド・スポーツ科学, 20(1), 53-66.(査読有り)

時本英知・葛西崇文・増田貴人(2022). 日本の障害者スポーツ指導者養成の黎明期における知的障害に関する教育内容-1966年体制・1968年体制・1973年体制の研修会に着目して- 新潟青陵大学短期大学部研究報告, 52.

葛西崇文・増田貴人・佐々木正晴・鳥居修晃(2018). 組み合わせ図形の触運動知覚における図形の分節-手指動作と内観報告による検討- アダプテッド・スポーツ科学, 16, 21-30.(査読有り)

葛西崇文・増田貴人(2016). 図形の触運動探索における"錯触"の発生 -身体動作に着目した予備検討- 弘前大学教育学部紀要 115(1), 97-103.

学会発表等

・国際学会

Tokimoto,E., Masuda,T., Kasai,T. (2024): A qualitative study of the important contents for the chief operator of the intellectually disabled sports club in activities: Based on the SCAT analysis. The 18 th International ASAPE Symposium Abstracts: 149.

Masuda,T., Tokimoto,E., Kasai,T., Nakajima, M. (2024): A trial of Utilizing Virtual Reality Goggles in Kendo for high students with ID. The 18 th International ASAPE Symposium Abstracts: 90.


・国内学会

近藤智彦・宮澤文玄・福留園子・宮原秀明・葛西崇文・塩川雅美(2022).  これからの大学を構想するための大学を越えた連携実践事例 大学行政管理学会第26回定期総会・研究集会.

塩川雅美・近藤智彦・宮澤文玄・福留園子・宮原秀明・葛西崇文(2021).  これからの大学を構想するための大学を越えた連携実践事例 大学行政管理学会第25回定期総会・研究集会.

葛西崇文・増田貴人(2020). 組み合わせ図形の触運動知覚-非α型分節の比較- 基礎心理学研究, 38(2), 272.

葛西崇文・増田貴人(2019). 組み合わせ図形の触運動知覚におけるα型分節成立要件の再検討-手指動作に焦点をあてて- 基礎心理学研究, 36(2), 278.

葛西崇文・増田貴人(2015). 図形の触運動探索における”錯触”の発生 第19回日本アダプテッド体育・スポーツ学会プログラム・抄録集, 45.

葛西崇文・藤田満須美・横山恭子・佐々木正晴・鳥居修晃(2006). 視覚障害児における行動変換過程-組み合わせ図形の触探索場面での探索・定位方式と姿勢・動作の変移- 第32回感覚代行シンポジウム講演論文集, 33-36.

葛西崇文(2006). 基礎幾何図形・組み合わせ図形の触探索についての研究 弘前大学教育学部附属特別支援学校ふよう実践フォーラム’06資料集, 34.

葛西崇文・佐々木正晴・横山恭子・鳥居修晃(2005). 視界上下反転めがね着用時における行動変換過程-移動場面での探索・定位方式と姿勢・動作の変移 (2)- 第31回感覚代行シンポジウム講演論文集, 145-155.

佐々木正晴・葛西崇文・横山恭子・鳥居修晃(2005). 視界上下反転めがね着用時における行動変換過程-移動場面での探索・定位方式と姿勢・動作の変移 (1)- 第31回感覚代行シンポジウム講演論文集, 135-144.

佐々木正晴・葛西崇文・鳥居修晃(2002). 視野変換事態における移動空間と操作空間の形成過程(1) 基礎心理学研究, 20(2), 222, 2002.

佐々木正晴・葛西崇文・八木文雄・鳥居修晃・森英雄(2000). 歩行ガイドロボットの実用化を目指して-歩行ガイドロボット代行機による心理学的シミュレーション実験- 第26回感覚代行シンポジウム講演論文集, 17-25.

解説、総説、報告書(受託・共同研究)等

葛西崇文・早野秀樹・宮原秀明(2024).  管理職者が持つ研修ニーズ-大学設置形態からの比較- 大学コンソーシアム大阪中期計画推進に係る公募研究事業報告書.

葛西崇文・早野秀樹・宮原秀明(2023). 大学連携によるSDのあり方-管理職者研修の実施に向けて- 大学コンソーシアム大阪中期計画推進に係る公募研究事業報告書.


教育業績

研修講師(所属大学外のみ記載)

葛西崇文(2024).  研修プログラムを企画・運営する(SD講師) SDコーディネーター養成講座.

宮原秀明・葛西崇文(2024). 「大学職員の仕事の進め方」(SD講師) 大学コンソーシアム大阪2024年度第1回初任者研修.

近藤智彦・宮原秀明・葛西崇文(2023).  「大学職員として何ができていて、何ができていないのかを考えてみる」(SD講師) 大学コンソーシアム大阪2023年度第3回初任者研修.

葛西崇文・加藤敦也・小林諒太朗(2023). 語ろう 私の能力開発・スキルアップの方法(SD講師) 2022年度第3回Salon De 大学コンソーシアム大阪.

葛西崇文・早野秀樹・宮原秀明(2023).  大学間連携SDの在り方を考える(SD講師) 大学コンソーシアム大阪中期計画推進に係る提案型研究事業SD研修会.

吉田一惠・葛西崇文(2021).  SD担当者研修-New Normal時代に対応するために-(SD・FD講師) SPODフォーラム2021.

葛西崇文(2019). 機関リポジトリとオープンアクセス(SD講師) 2019年東北地区大学図書館協議会フレッシュパーソンセミナー.

葛西崇文(2018). 個人のビジョン作成ワークショップ(SD講師) SDコーディネーター養成講座in大阪.

葛西崇文(2017).  機関リポジトリ(オープンアクセス)について(SD講師) 平成 29 年度東北地区大学図書館協議会フレッシュパーソンセミナー.


研修企画等(所属大学外のみ記載)

大学コンソーシアム大阪2024年度 第3回 初任者SD研修(企画統括)

2024年度第1回サロン・ド・大学コンソーシアム大阪(企画・司会)

大学コンソーシアム大阪2024年度 第2回 初任者SD研修(企画コーディネート)

2023年度第2回サロン・ド・大学コンソーシアム大阪(企画・司会)

大学コンソーシアム大阪2023年度 第2回 初任者SD研修(企画コーディネート)

2023年度第1回サロン・ド・大学コンソーシアム大阪(企画・司会)

大学コンソーシアム大阪2023年度 第1回 初任者SD研修(企画コーディネート)

大学コンソーシアム大阪2022年度 第3回 初任者SD研修(企画コーディネート)

2019年東北地区大学図書館協議会フレッシュパーソンセミナー(企画主査)

2017年東北地区大学図書館協議会フレッシュパーソンセミナー(企画)

そのほか

社会活動

大学コンソーシアム大阪研修部会推進委員会副委員長(2023.4~2024.12.31迄)

大学コンソーシアム大阪研修部会推進委員会委員(2022.4~2023.3迄)

東北地区大学図書館協議会研修部会主査(2017.10~2019.9迄)

みちのく図書館員連合青森県代表・運営委員会委員(2012.7~2013.7迄)

学会活動

日本心理学会 会員(2006.10~現在)

日本基礎心理学会 会員(2014.11~現在)

日本アダプテッド体育・スポーツ学会 会員(2015.10~現在)

大学行政管理学会 会員(2021.4~現在)