世紀の天才エンジニア
ヘンリー
世紀の天才エンジニア
ヘンリー
メインの登場作品 「One Night at Franklin's 2」
キャラクタークレジット:アルディメ制作委員会
「さぁバルザン、行けるところまで行ってみよう!」
ー ヘンリー
フルネーム:ヘンリー・ハリーズ
性別:♂
種族:人間
年齢:26
誕生日:4月7日
出身地:ブラスヘイム
所属:ハードウェアエンジニア
好きなモノ:機械いじり
嫌いなモノ:顔を見られること
機械工学の名家、ハリーズ家の末っ子。
ずばぬけた観察眼と実力で、ロボット工学における革新的技術を次々と生み出し
「ロボットの生物化シンギュラリティ」を一人で成し遂げた人物。
過去の出来事故、顔を仮面で隠している。現在は故人。
作品
「エミリー・ザ・ラビット!バニープリンセス!」
「彼女の外皮からはフレグランスの香りがするよ!僕が芳香剤を組み込んだんだ!」
「…決してほこりの匂いとかするとか言っちゃいけないよ。」
「3番目の子だね。」
「えと、あぁ、彼女のハートはバルザンが作ったんだ。かわいいでしょ?かわいかったから付けてみたんだ。」
「焼き付けモニターの柄とまつげの形を合わせるために数十回の失敗を重ねたよ。あの作業はもう二度としたくないね。」
「彼女のディティールを作るために大人な本を漁って参考にしたんだ。‥‥‥‥は?なんだよ、そんな目で見るなよ。」
「別に娘をそんな目で見ていないからな!?!?冗談だろう!?」
「僕はそういうシュミじゃない!!!!!」
「ちなみに好きなのは玉子焼きだよ。」
「あ、エミリーちゃんがね。」
ヘンリー・ハリーズは、裕福な家庭の中に生まれた。
子供の頃からひどい恥ずかしがり屋だった。家の中でも手で顔を隠して歩き、柱に顔をぶつけるほど。
高度な経済力を持つハリーズ家。その5つ子の末っ子として生まれた彼は将来を強く期待された。
課題、礼儀作法、学術実践。大量の責務がヘンリーの心を押しつぶした。
ヘンリーが小学校高学年になる頃、とあるアミューズメントレストランで、バルザンと出会った。
彼は自分と同じジョニーのファンで、話すうちに意気投合し、心からの友人となった。
家に帰らずにネットカフェを借り、朝まで機械構造について語り合ったり、自分たちでロボットを作ってみたりした青春。
中学校から高校に上がる時、両親の意向でバルザンとは別の学校に入った。
工業大学を卒業し大人になったヘンリーは、少しクマができたかつての親友と再会する。
赤いスーツを着こなす彼は、ヘンリーの苦手なビジネスに精通していたのだ。
もう一度あの頃のタッグを組んだヘンリーとバルザンは、かつて彼らが出会ったあの場所「フランキーハピネスミュージアム」のようなロボットがアトラクションとなる店を建てる夢を叶えるために動き出す。
ヘンリーがメインとなるロボットを作り、バルザンは開店費の出資先を探すため世界各地を走り回った。
ヘンリーは「焼きつけモニター」「エモーショナルコア」という史上の開発を果たし、ついに究極の娯楽ボットを完成させた。
バルザンは「フランクリンズバーガー」を周囲に知らしめ、皆の開店の期待を獲得してきた。
二人の夢の体現「フランクリンズバーガー」は現実のものとなり、ついにグランドオープンまであと3日となった。
その日、ヘンリーは残業をしていた。
かつて稼働していた自分の発明品、ゴールデンフランクリンの欠陥を探るためである。
外部に売り「抱きつき事件」を引き起こした危険な品物。その原因を探り、現在のフランクリンズからそのバグを取り除いておくため。
彼はデータをさかのぼり、なぜその「処理」が発生したのかを突き止めた。
それは‥‥「指示」されたものだった。それが分かった今、フランクリンズバーガーはやはり閉めなければいけないかもしれない。
ヘンリーが判断に迷い、机にうなだれている時、ロボットの一体が突如動き出した。
「見た目が醜い」という理由で倉庫の隅に置かれていたロボット、電源を抜いていたはずのロボットが。
ソレは近くにあったドライバーを掴み、油断していたヘンリーを突き刺した。
怪力によって貫き、無理やり引き裂かれた体。明らかな致命傷だった。
その殺人ロボットはドアを蹴破り闇へと去っていった。目が眉毛を貫くような、狂気的な笑みを浮かべて。
ヘンリーは血の海に浸りながら、最期の力を振り絞りバルザンへと電話を掛ける。
自分が死ぬこと。グランドオープンの式典に出れないことの謝罪。フランクリンズに致命的な「バグ」があること。
そして、遺産の10割は全てバルザンへと継ぐこと。
彼は言い残し、意識は闇へ消えていった。
闇が晴れた後、彼は全てを知った。
ヘンリーは後悔した。奴らは最初から、バルザンを狙っていたのだ。
彼は大きな業績を上げていましたが、アニマトロニクスの暴走による事故で亡くなってしまいました。
その後継はバルザンが担っています。
レンダーイラスト
(作:アルディメ制作委員会)