※受付は終了しました※
全9回のセッションとチーム学習を通じて
『学習する組織』の実践を学び
システムの変化を生み出しはじめるリーダーのために
『学習する組織』の実践を学び
システムの変化を生み出しはじめるリーダーのために
ピーター・センゲたちによる寄稿『システム・リーダーシップの夜明け(The Dawn of System Leadership)』が、スタンフォード・ソーシャル・イノベーション・レビューに掲載されたのは2014年。この記事を通して、著者たちが伝えているメッセージはシンプルです。現代社会を生きる私たちの課題は、規模の大小にかかわらずどれも複雑に絡み合った「システム的」なものばかりであり、今必要とされているのは、英雄のような個人ではなく、集合的(コレクティブ)なリーダーシップだということです。
『学習する組織』からセンゲが使い続けるリーダーシップの定義は、「人間のコミュニティが自分たちの未来を創り出すキャパシティ」。私たちが実現したい社会を創り出すため、今の立場や役職や年齢にかかわらず、開かれた対話を通じて、より大きなシステムを意識しながら、それぞれの場所で一歩踏み出す人が「システム・リーダー」です。
このコミュニティが主に提供するのは、講座やセミナーではありません。「学習する組織」の原理原則やツールを、みなさんが人生の中で実践して、経験と振り返りから学んでいくためのサポート・コミュニティです。センゲ本人のもとアメリカで学び続けてきたファシリテーター(福谷)と、数多くのエグゼクティブやチームの成長を支援してきたシステム・コーチ2名(大村・木村)が、システム・リーダーとして立つみなさんの、はじめの一歩を支援するコミュニティを一緒に創っていきます。
みなさん自身が、自らの現実を変えていくために、創り出したいもの(ビジョン)を明確にし続け、実践を通して振り返り続けることを支援し合えるコミュニティを、私たちと一緒に創り上げていきましょう。
コンテンツ
① 事前インタビュー
学習効果を高めるために、1人1人参加の目的や直面している課題についてインタビューを実施します(30-40分程度)
② システム・リーダーズ 導入プログラム
10月1日~1月28日 9:00 AM - 12:00 PM ※4期は土曜日午前の開催です(Day 2を除く)
Day 1 - 10月1日(土)
「システムリーダー」とは誰か
Day 2 - 10月16日(日)
システム思考①
私たちはシステムの一部として課題を創り出している
多様な視点による対話が、システムを浮き彫りにする
Day 3 - 10月29日(土)
内省的な会話①
繰り返される、自分のパターンに気づくことで
新しい行動を選ぶスペースが生まれる
Day 4 - 11月12日(土)
創造的志向性①
問題解決と創造はちがう望む姿を明確にし続ける習慣を育もう
Day 5 - 11月26日(土)
中間振り返り
Day 6 - 12月10日(土)
創造的緊張を強化する
創造的志向性②
やはり何も変わらない
Day 7 - 12月24日(土)
新しい習慣を育てる
内省的な会話②
自分自身の無意識の習慣に気づくこと。
そして、新しい習慣を育み始める
Day 8 - 23年1月14日(土)
持続する変化を創り出す
システム思考②
すべての挑戦が、創造のプロセスである
Day 9 - 23年1月28日(土)
システム・リーダーシップの旅路
一歩踏み出し、必要なサポートを得る
③ 相互サポート & グループワーク
各講座後の課題としてグループワークがあります(参加必須)。参加者同士で日程を調整して、1.0~1.5時間のワークを行います。
導入ワークショップ内での情報のインプットに留まらず、システム・リーダーとしての実践を続けるほかの参加者との対話を通じて、新しい視点に気づき、内省を深めて、自分自身の実践をアップデートしていく場です。
ワーク事例:ループ図演習、ビジョニング、ケースクリニック、内省の共有、ストーリーテリング、ほか
こんな人と一緒に学びたい!
自分のリーダーシップを進化させたいと考えている人
人としての器を拡大したいと考えている人
今までのやり方では解決できない課題に向き合おうと考えている人
社会、組織、家庭など変化を生み出したいフィールドを持っている人
こんなことが起きてほしい!
全9回のプログラム終了時に:
システムリーダーとしての自覚が芽生え、自分の組織に効果的に関わり始めている
世の中のさまざまなできごとを、システムのレンズを通して洞察しようとしている
以前と比較して、自分と周囲の会話が変わり、組織が変わり始めた実感がある
組織の枠を超えて、自分が見る世界が変化しているように感じられる
周囲をどう変えるかではなく、自分が何を表現していくかにフォーカスしている
参加者の声
第0期、1期の参加者からのコメントです
すべての人がこの講座のエッセンスを獲得できたら良いのにと願う一方、すべての人におすすめできる訳ではないと感じます。個人的には今回ほどタイミングもしくは機というものがあると感じたことはありません。それこそ、私にとっては機会であり、契機であったように思います。会社においてもそうですし、家族に於いてもまさにこの機に受けるものだったように思います。
ご一緒する参加者の皆さんがとても素敵だったことにも感動しました。しかも、それぞれ全く異なるバックグラウンドと人生で、しかも個々のごく個人的なエピソードにもかかわらず、それを構造として捉えていくプロセスは人の話を聞く中にも自分自身の問題を見出したり、そもそも「自分の」を手放していく感覚を得られたことはまさに有難い経験でした。言語的に表現するのが困難なこの体験を何となくピンと来られた方には飛び込んでもらいたいなぁという思いがあります。
何を得られるかなんて分からない中、飛び込んだわたしに今更ながらのエールを送りたい気分です^_^
事前に分かっている価値や効果効能をお金を出して得る商品購入スキームとは異なり、自分自身が変化することを伴う「学び」においては、得られるものがわからないにもかかわらず、「これだ」と思って飛び込む勇気が少しだけ必要なのかもしれません。一見すると普段はやる気があるようには見えないけれど、心の中に青い炎を静かに燃やしているそこのあなた!ぜひご一緒に〜。あ、期は違うものの人生の何処かで交差するんじゃないかと勝手に想像しています。
ー 会社員 高田耕造
内容の深さもさることながら、それを伝えるために考え尽くされた場の設計、ファシリテーターの皆さんの熱意に圧倒されました。
回を重ねるごとにたくさんの発見・気づきを得て、終わってみるとどこか遠くまで旅したような、不思議な心地になりました。
本当の学びとは、知識をつけることではなく、知り、感じたことをもって自己変容していくこと。それを体感できる得難い場でした。 他のどこでもなく、この場で学ぶことに意味があったと強く思います。
ー 石橋 奈津子、40代、女性
頭で考える、というだけでなはなく、心で感じることと考えることが一致する体験を多くできたかなと思います。それにより、結果的に頭で考えるだけでは成しえない発想や行動に行き着くためのきっかけを多く得られたなと感じています。この場が何より素晴らしいものになっていく過程を体験できたことは、一生の財産になるのではと感じています。
今後も多くの人がこのような場を創り出していくだろうことが素晴らしいなと感じます。
ー 株式会社YUIDEA 専務執行役員 ほか民間企業等兼務 菅野晶仁
これまで何度挑戦しても、理解が難しいと感じていた「学習する組織」をもっとわかるようになりたい、という思いで最初は参加しました。参加してみると、断片的だったり、不十分だったりの理解が深まってくることはもちろん、なんといっても参加者同士の対話やワークでの気づきの多さや視点の広がりが驚きでした。
そして、今、「学習する組織」やシステム・リーダーというものを、頭でわかるからカラダで感じるにシフトし始めているのも感じます。本当に参加してよかったです。
ー 人材開発・組織開発・研修講師、50代、男性、柿沼幸一"
基本の「き」に参加した後、何か惹かれるものがあって参加を決めました。知識をインスタントに学ぶというよりは、ツールを授けてもらって、その使い方を練習していくような感じ。2週間に1回のミーティングは素敵な化学反応が起こる場でした。自分に起きた変化を言葉にするのが難しいのですが、力強いうねりのような変化を感じます。
ー 商社 サステナビリティ担当 30代 女性
世界で起こる問題、それに対して無力に思える自分。これに対してどう取り組めばいいのか、問題の当事者でもあるのに、、。そんな問題意識にシステム思考、システムリーダーズは考えを深めさせ、世界を広げてくれました。
『学習する組織』のピーター・センゲの言葉、そして、ファシリテーターと受講生によって生まれてくる奥深い世界がとても好きです。
ー 木村 智浩
とにかく参加してよかった。カッコつけたり、武装したりしないで自分の中にあることを出したこと。結果、自分でいることへの安心がきた。
人はどのように在れるのか、自分というシステムへ、自分とつながるシステムへどう影響できるのかを、学習する組織の知恵とファシリテーターのあり方から学んでいくコース。
ー すずきみか(ファシリテーター)
ゆったりとした場づくりに、オンラインでのコミュニティづくりの可能性を感じました。自分が無理してきたこと、それが自分自身を含むシステムに由来することの発見は驚きでした。働き方だけではなく、生き方・あり方にも転機となりそうです。
ー 杉森 公一(教育関係)
素晴らしい学び、気づきの機会をありがとうございました。構造を捉えるツールとして、システム思考を日常的に使う意識を持てるようになったことに本当に感謝しています。どうしても感情に捉われて前進できなかった課題が、構造に気付きを得て、連鎖的に解決に至ったことは驚きでした。ふくちゃん、ふみちゃん、かずさんはじめ、学びを共にした仲間には感謝しかありません。
①組織の構造を変える提案を行い、1年かけて実行する方向となった。
②長年悩んできた猫の里親になる決心をした。
ぐるぐる悩んでは横に置いてきた悩みを軽やかに飛び越えることができました。霧が晴れるようって、こういうことを言うんだな、と思ったことを覚えています。
ー 匿名(教育関係)
ファシリテーター & コーチ
福谷 彰鴻
システム思考教育家。企業やNPO、学校教育への「学習する組織」や「システム思考」のツールや演習の普及を通じて、これからの組織、コミュニティ、社会を創造できる「対話するリーダー」の育成に従事。厚い本を読んでもピンと来ない「学習する組織」や「システム思考」を、センゲ師直伝の普段使いの言葉で伝える自称「門前の小僧」。大学卒業後、ベンチャー企業経営企画、医療機器メーカー米国本社等を経て、ボストンのSoL(組織学習協会)で研修運営をサポート。以来10年に渡って『学習する組織』著者でMIT上級講師ピーター・センゲらより、直接のメンタリングを受けている。
Academy for Systems Changeの第2期フェロー。現在、クマヒラセキュリティ財団、お茶の水女子大学未来起点ゼミ、複数の中学・高校、NPOなどでワークショップや授業設計を支援。大手通信、コンサル&研修会社、製薬会社などでの企業研修も多数実績。Facebookページ「ピーター・センゲ講演翻訳」やブログ「Learning Sandbox」にて、100件以上のセンゲの講演を翻訳している。Hult International Business School MBA。ロンドン・シティ大学経営学修士。大阪大学人間科学部卒。
大村 和広
旅するコーチ。神戸大学卒業後、(株)リクルートスタッフィングに入社。新規開拓営業のイロハを学ぶ。また、100名以上のスタッフをフォローしながら、地域や業界をまたぎ、ベンチャーから数万人規模の大企業まで幅広く法人営業を行う。コーチとして独立後は、コーチングの活動の他に、野外での冒険教育であるプロジェクトアドベンチャー、うつ病やパニック障害などのメンタル不全の回復サポートを行うメンタルトレーナー、焚き火や自然を活用した合宿形式の場づくりを通した組織開発を行う。2014年〜2016年「旅するコーチ」としてコーチングをしながら世界を歩く。2016年Plan.CLLPを設立。組織開発を、継続的な研修やコーチングによりサポート。「人と組織の新しい関係性を探求する」をテーマに、人が組織の中でもその人らしく、自分らしさを生かしながら働き、組織をより活性化する、関係性にフォーカスした研修を行う。また、経営者専門のコーチングをしている 株式会社グローバルコーチングにて、エグゼクティコーチとして、経営者のコーチング、経営チームのチームコーチング、合宿などリーダーの意識の進化を引き起こすためにリーダーに関わっている。
「人が集い、本音を語り、お互いの本当の言葉を受け取った先に、新たな関係性や組織の未来があることを信じる」
【専門領域】エグゼクティブコーチング、システムコーチング、リーダーシップ開発、組織開発、合宿型オフサイトミーティング
木村 史子
エグゼクティブコーチ・システムコーチ。慶應義塾大学総合政策学部卒業、人事測定研究所(現リクルートマネジメントソリューションズ)入社、企業向けの適性検査、人事制度構築に関するコンサルティング営業、営業企画、マーケティング、自社コールセンターマネジメント、BPR、新人研修、企業向けトレーニング事業での講師マネジメントを担当、一貫してビジネス人生における人の成長をサポートする事業に携わる。経営者、事業主、ビジネスマン、NPOリーダーなどのリーダーへのコーチング経験が豊富。クライアントからの信頼、継続実施依頼も多く、システムコーチとしての関係性の智慧を活かした関わりには定評がある。人が、自分の可能性やこころからの願いに気づき、そこから行動を起こすこと。チームや組織が、自分たちの関係性のありように気づき、そこから行動を起こすこと。そして、人と人が深く繋がる世界を実現するために、コーチングを行う。現実と夢、愛とパワー、右脳と左脳、情熱と冷静、様々な対立概念を超えて、人のあり方が進化し、器が拡がることにパッションがある。
【専門領域】経営者・ビジネスマンに対するエグゼクティブコーチング、企業・チームにおける関係性コーチング、ワークショップデザイン&ファシリテーション
コミュニティ推進パートナー
木村 智浩
コミュニティ・ストラテジー・オフィサー
(※本プログラムのファシリテーターではなく、コミュニティ運営を担当)
早稲田大学社会科学部卒業、起業家輩出の株式会社ガイアックスに入社、人事採用責任者、広報IR責任者、企業向けSNS事業の立ち上げ等を経て、企業のコミュニティ化、NagatachoGRiDの各種イベントを進める。チーフカルチャーオフィサー。
4児の父で、子どもたちは、モンテッソーリ園、また、体験型の自由学校(きのくに子どもの村学園)に通う。2020年に東京から奈良県御所市(ごせし)に家族で移住。
ポジティブサイコロジー・プラクティショナー(セグリマン博士)。国家資格キャリアコンサルタント。
12万部の『モンテッソーリ・レッジョエミリアを知り尽くした児童発達学博士のほめ方叱り方』のトレーニング講座運営や、のべ6,000人が受講する日本最大級の保育者研修「保育アカデミー」の運営、1,500人以上を動員する市民上映会GRiD CINEMA運営、元ソニー上席常務の天外塾にて「ティール時代の教育と子育て」の講師、ミネルバ大学教授らの自己革新プログラム「Project MINT」のコーチを務める。
概 要
期間
2022年10月1日~2023年1月28日(各9:00AM-12:00PM 休憩を含む)
Day 1 - 10月1日(土)
Day 2 - 10月16日(日) ※都合により日曜日の開催です
Day 3 - 10月29日(土)
Day 4 - 11月12日(土)
Day 5 - 11月26日(土)
Day 6 - 12月10日(土)
Day 7 - 12月24日(土)
Day 8 - 1月14日(土)
Day 9 - 1月28日(土)
価格(税込)
プレエントリー価格160,000円(税込) *2022年7月31日まで
通常価格 170,000円(税込)人数 最大16名(最少催行人数12名)
場所 オンライン(Zoom使用)
内容 事前インタビュー
対話型ワークショップ 3時間x9回
参加者同士によるチーム学習(1 - 1.5時間/週)
キャンセルについて
キャンセルされる際は、電話・メール等でご連絡ください。お振込み後のキャンセル規定は、お申し出日に応じて次の通りです。
開催日を含む15日前まで、かつ事前インタビューが未だの場合は、返金手数料を除いた全額を返金します。事前インタビュー終了後は、参加費の20%と手数料を申し受けます
開催日を含む14日前から当日・・・参加費の全額を申し受けます
やむを得ないご事情の場合は、メール等でご相談ください。
内容に関するお問い合わせは info@system-leaders.org まで。
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