国際勝共連合 街頭演説「7・8事件から一年、決着をつけよう」
2023年 6月 3日 仙台市・藤崎ファーストタワー館前
ご通行中の皆様こんにちは
私たちは政治団体「国際勝共連合」です
本日はこの場をお借りして当連合 渡辺芳雄より
街頭演説をさせていただきます
お時間の許す方はぜひ足を止めてお聞きくだされば幸いです
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皆さん こんにちは
国際勝共連合でございます
ただいまご紹介に預かりました渡辺でございます
短い時間ではございますが
私たちの訴えを
耳を傾けていただければと考えております
さてもうすぐ 7月8日がまいります
安倍元首相のテロ暗殺事件からもう1年が経とうとしております
私たちの友好団体へのビデオ出演を通して
悲惨なテロに巻き込まれてしまいました
その意味におきましては直接的ではなかったといたしましても
皆様方
この日本社会、日本の国家、また全世界に
多くの迷惑をおかけしたと考えております
心からお詫びを申し上げたいと思います
さてあの事件から山上被告に対する同情論
あるいはまた擁護論
また正当化論がどんどん沸き起こっております
とりわけ 4月14日
「エアレボリューション」という
ネットにおける配信ではございましたけれども
現在の法政大学の一教授が
左翼リベラリストとして考える
ということを前提としながら
「安倍氏の暗殺が成功して良かった」と発言したのでございます
皆さん このような発言が許される
それが今の日本の状況であります
左翼リベラリストが暗躍する
そして最も重要な日本の進路を
誤った方向へと導いてしまう
深刻な状況に今 日本は立たされている
そのことをこの機会を通じて
皆様方にお訴えしたいと思うのでございます
さて強い国にしなければならない
台湾有事は日本有事である
安倍元総理の言葉が胸に響くのでございます
私たちは1968年に
共産主義の間違いを訴えて創設いたしました
今日まで55年の歳月をたどってまいりました
日本革命
共産主義による日本革命から
何としてもこの日本を守らなければいけない
命がけで戦ってまいりました
もし日本が共産化されればアジアが共産化される
アジアが共産化されれば世界が共産化される
日本はその最も重要な位置にあるんだと
いうことを訴えさせていただきました
共産主義こそ
日本・アジア・世界の最も深刻な脅威であるということを
訴え続けてきたわけでございますが
このような私たちの主張を最もよく理解してくださる政治家は
もちろん多数ございましたけれども
中曽根康弘元総理
「戦後政治の総決算」という言葉をもって
その言葉をまとめておられました
また同じく
あるいはそれ以上に
日本が抱えている最も深刻な問題とは
見えない形での共産主義の浸透である
そのことを「戦後レジームからの脱却」という言葉で表したのが
安倍晋三元総理でございました
私たちはこの日本を共産革命から守るために
防衛力の増強を訴えてまいりました
また「スパイ防止法」の制定を訴えてまいりました
そしてそれらの内容が機能するためにも
今の日本国憲法を
何としても変えなければならないということを今日まで
訴え続けてまいりました
この日本を愛するからであり
救国救世のその精神を持って皆様方に
今日まで訴えを続けてきた次第でございます
その主張はこれからも変わらず
そしてこの日本が戦後レジームから完全に脱却した
それは憲法の改正がなった
その憲法において普通の国として認められている
自衛権に関する文言が入った
国家緊急権に関する文言が入った
自衛隊が違憲だなどと言われるような
そういう状況は全くなくなった
そういう状況を目指してこれからも一貫して
勝共の精神を訴え続け
貫徹する次第でございます
日本共産党は 昨年10月26日
志位和夫委員長のツイートにおきまして
今この騒動は
7・8以降の騒動は
共産党と国際勝共連合・旧統一教会との最終戦争だと言い切りました
そしてとことん最後まで決着をつけるために戦うと
宣言しているのでございます
そう言われた以上私たちも
共産党との戦いにおいて決着をつけます
決着をつけなければ
私たちが今ここに存在しているその理由がないのでございます
さて今 日本が置かれている安全保障の環境は
極めて深刻なものになっております
それは重ねて言う必要などないかもしれません
日本の北方におきましてはロシアから
また中ほどにおきましては北朝鮮から
そして南におきましては中国から
現実的な脅威を真正面から受けているのでございます
三方面の脅威に真正面から向かわなければならないような状況は
これまでの日本においてあったでしょうか
ありませんでした
建国以来なかった
そう言ってもいい今日の現状なのでございます
私たちはこのような現状を乗り越えるために
何としても防衛力の増強
そしてさらにまた日本がしっかりした道義国家として立つこと
それこそ国家としての強みの最大の力であると考えます
そしてこの日本を共産革命から守らなければいけない
共産主義の力の論理で押してくる国々から
断固としてこの日本の独立を守っていかなければならない
そのことを強く訴える次第でございます
日本共産党は 2020年
綱領の一部改定を行いました
それまで綱領において
実は中国を賛美する
その意味を込めた文言があったのでございますが それを削除いたしました
そしてジェンダー平等の実現
「ジェンダー平等の実現」という言葉を加えたのであります
それ以後 共産党は
中国の覇権主義について強く批判するようになりました
それはいいでしょう
しかし皆さん
日本共産党が我が国の防衛力の増強について
どういう態度を取っているか
もう重ねて言う必要はないと思います
絶対 防衛力の増強はいけないんだ
相手を刺激するだけなんだ
防衛力の増強は断固として阻止しなければならない
これが日本共産党のこれまでの言い分でございました
じゃあどうやったらロシアの暴挙を
どうやったら中国の暴挙を止めることができるのか
それは中国が最も大きな影響を受けるのは
「あなた方の行動は国際法違反だよ」と
こうみんなが団結して言えば
一番中国に対して大きな影響を与えることができるんだと
志位委員長は いや小池書記局長も 何度も皆さん
繰り返しているではありませんか
しかし皆さん この主張が
中国の覇権的行動を止めることができると思われますか
フィリピンは南シナ海における領有権のその争いの中で
ハーグにあります国際仲裁裁判所に提訴いたしました
中国が南シナ海に主張するその領有権の主張は
国際法上いかがなものかという提訴なのであります
2017年
失礼しました 2016年 7月でございますが
ハーグの仲裁裁判所は
中国の言う
南シナ海における九段線を中心とした領有権の主張は
国際法上全く認めることができない
はっきりと宣言したのであります
その趣旨内容を記した書面をもちろん中国に送りました
中国は皆さん そのコピーを
国際会議場でビリビリと破って
こんな判断は欧米の圧力を受けた
ハーグの仲裁裁判所の言い分にすぎない
その場で破り捨ててみせたのであります
皆さん
中国があなた方の行動が国際法上間違っていると言われたら
覇権的行動を止める国などとは全く信じることができませんし
そのような共産党の主張は
日本が中国の覇権主義のもとに屈することを良しとする
いわば敗北主義
そして敗戦革命の道を
探っているとしか言いようがないのでございます
さて昨年の 2月24日から
ロシアのウクライナ軍事侵攻によって世界は一変いたしました
国連常任理事国のロシアが
国連憲章に謳われている
力による現状変更は許さない
武力にいる威嚇はやってはいけない
これが国連憲章の精神です
それをどこの国よりも守らなければいけないのが
国連常任理事国ではありませんか
その常任理事国であるロシアが破って
いかなる理由があろうとも
国境を越えてウクライナに軍事侵攻したのが
2月24日でございました
これをもって国連の機能はすでに崩壊
もしロシアのウクライナ戦争において
ロシアが勝ったということになれば全世界は
大混乱状態に陥ってしまうのであります
皆さん それを陰から
経済的にも支えているのが中華人民共和国です
中国は 2014年のロシアのウクライナのクリミア半島併合のとき
2014年 3月のクリミア半島併合のときでございますが
こう人民日報に寄稿してございますが
中国共産党の機関紙「人民日報」に記したのであります
西側世界は「国際条約遵守」とか
「国際法」だとか「人道」だとか「人権」とか
美しい言葉を並べているけれども
ロシアと戦うというリスクを冒そうとしない
そのロシアに対して
中華人民共和国はこう言い切ったのであります
結局クリミア半島 ウクライナのその方向性を決定したのは
ロシアの軍艦であり
ロシアの戦闘機であり
ミサイルである
それが現実なんだと
この現実をはっきりと認めなければならない
そう中華人民共和国「人民日報」ははっきりと記したのであります
これが中露です
この中国とロシアの軍事協力に対して私たちは
はっきりとした抑止力を持たなければなりません
その意味において
昨年12月 防衛三文書が閣議決定されました
いま現在は衆議院
この防衛三文書に書かれている「防衛力増強のための財源確保法」は
衆議院を通過しました
あと残されたところは参議院です
しっかりとこれらの法案を成立させなければなりません
しかし皆さん
法案が通ったからといって この日本が守れるわけではありません
抑止力
「力」というものの根本は
もちろん軍事的な力もございますが
意欲です
意思です
意図です
この国を守ろうとする
この国を
自分が守らなければいけないというその意志が国民の中になければ
いかなる力
いかなる装備が充実したとしてもその力は
空疎なものになってしまうということを私たちは
はっきりと知らなければなりません
「世界価値観調査」によりますと
2017年から2021年まで
約80か国の中で
「あなたは国のために戦いますか?」という項目の中で
なんと80か国中 日本は最低
13%です
2番目に低かったのは
ウクライナでございますが
リトアニアでございました
失礼しました
でございますが
それは32%でございます
今のこのような日本の国民の意思では絶対
この日本を守ることはできません
何としても憲法を改正し
その改正の意義を国民としてしっかり共有して
この日本を守っていかなければなりません
美しく強い国にしましょう
もし日本が中露の力の前に屈服したならば
全世界は中露の覇権的秩序の中に巻き込まれてしまう
最も重要な国家がこの日本なんだ
という自覚を皆さん
一緒に持とうではありませんか
そして最も重要なのは憲法の改正です
憲法をしっかり改正して
憲法の中に自衛権に関する文言が入ること
国家緊急権に関する文言が入ること
そして社会と国の基本的単位である
家庭の価値が重視される文言が入ること
これらがしっかりと裏付けられることによって初めて日本は
真の強い国家になっていく
そしてアジアと世界の平和に
貢献できる国家になっていくということを信じます
私たちは この勝共の運動を貫徹いたします
日本共産党は
決着をつけてこの存在を破壊しようとしています
しかし皆さん私たちは
断じて屈することはありません
私たちこそ この日本を愛する
救国救世の有志なんだということを皆さんに
実行をもって 実体をもって 示していくことをお誓いいたします
この場を借りて短い時間ではございましたけれども
私たちの訴えをお聞きいただきました
ありがとうございました
これからも国民運動のために皆様方とともに
手を携えて進んでいきたいと思いますので
ぜひともよろしくお願いいたします
ご清聴ありがとうございました
【拍手】
以上をもちまして本日の街頭演説を終わらせていただきます
ご清聴いただきありがとうございました
【拍手】