音楽大学ピアノ科を卒業後、音楽教室にてグループレッスン講師・ピアノの個人教授を担当。
現在は独立し自宅にてすわピアノ教室を主宰。
全日本ピアノ指導者協会(通称ピティナ)指導会員
日本シニアピアノ教育研究会認定講師(2023年取得)
子ども発達障がい支援アドバイザー(2024年取得)
はじめまして。諏訪里佳子と申します。宮城県出身です。
ピアノとの出会いは6歳。幼稚園の先生が、母に「ピアノを習わせてみたらどうですか?」とおっしゃってくださったのがきっかけです。私の父も母も音楽経験はゼロです。
小学校入学時にピアノを習い始めましたが、耳で覚えたものを弾くのが好きだった私は、楽譜を読んで弾くレッスンが嫌いでした。課題の練習をほとんどせず、ピアノの先生をイライラさせてしまっていました。
ところがしばらく経ったある日。両手の指でちがう動きをする曲を初めて習い、その楽しさに感動したのです。それから私はレッスンが楽しくなっていきました。
中学時代は吹奏楽部でクラリネットを担当。このとき様々な楽器の音色や奏法を目の当たりにできたことや、仲間といっしょに音楽を作りあげる達成感を味わったことが、今ピアノの指導に役に立っています。
高校入学時にピアノの道に進むことを考え始め、音楽大学の受験に必要な科目を専門的に学び始めました。一般的な受験生よりも遅いスタートでしたが、上達に手ごたえを感じていました。
ところが高校3年生の冬。目指していた国立音楽大学の受験を1週間後に控え、両手首に激痛が走ったのです。重度の腱鞘炎になっていました。浪人生活を送ることになりました。腱鞘炎が完治するまでの半年、ピアノ練習はもちろん、箸も鉛筆も使うことができず、自分の将来がどうなるのか不安でいっぱいでしたが、翌年、昭和音楽大学短期大学部ピアノ科にご縁があり、入学させていただくことができました。本当に嬉しかったです。
卒業後はヤマハ音楽教室システム講師となり、のべ400名の生徒さんの指導を担当させていただきました。ヤマハの研修は厳しいものでしたが、指導のしかたや、指導者としての心のありかたについて学ばせていただき、自分を大きく成長させることができました。 ヤマハピアノ演奏グレード4級・ヤマハ指導者グレード3級(最上級)を取得しました。
7年間務め退職。その後しばらくピアノから遠ざかりましたが、2007年自宅にてピアノ教室を始めました。現在、個性豊かな生徒さんたちと日々真剣にそして楽しく音楽と向きあっています。
お世辞にも輝かしい経歴とは言えませんが、自分の失敗や反省を生かし、すべての生徒さんを大切に指導させていただきますことをお約束いたします。