SUWA×文楽2024 閉幕
※公演は終了しました
お知らせ
2024.8.23 クラウドファンディング日程終了しました!目標の190%となる571万円が集まりました。
2024.8.26 ホームページならびにクラファンページを更新。クラファンページはこちらから。
2024.9.15 八重垣姫をめぐる「スピンオフ企画」のご案内
2024.9.22 人形浄瑠璃文楽「本朝二十四孝奥庭狐火の段」詳細のご案内
2024.9.22 人形浄瑠璃文楽「本朝二十四孝十種香の段」詳細のご案内
2024.10.2 SUWA×文楽「諏訪湖ステージ」駐車場のご案内 ※駐車場を追加しました(10.8)
2024.10.8 クラウドファンディング支援者のご芳名を掲載させていただきました。特設ページ
2024.10.8 「諏訪湖ステージ」雨天の場合のご案内を掲載
2024.10.24 SUWA×文楽「短編映画」制作決定
2024.11.4 公演終了について(ご報告)を掲載
2024.11.17 SUWA×文楽2024:諏訪湖畔特別公演がNHK Eテレでノーカット放送決定!
【SUWA×文楽2024公演の終了について(ご報告)】
残菊の候 時下ますますご清祥のことと拝察申し上げます。
皆様のご支援のおかげで、過日「SUWA×文楽2024公演」は無事終了いたしました。ご支援や応援を頂戴したすべての皆様に心より御礼申し上げます。当日の公演の様子をレポートしましたので、下記サイトから是非ご覧ください。
今後、本公演の様子や諏訪地域の歴史・文化・自然などを織り込んだ「短編映画」の制作に入らせていただきますので、引き続きご支援賜りますよう、よろしくお願いいたします。
〇SUWA×文楽2024公演レポート<1>:感動の諏訪湖編
〇SUWA×文楽2024公演レポート<2 >:奇跡の照光寺編
〇SUWA×文楽2024公演レポート<番外編>:諏訪湖マラソンに八重垣姫登場!
<大昔調査会 SUWA×文楽実行委員会>
諏訪湖畔・八重垣姫像前にて(2024.8.25)
“皆様への感謝を込めて“
クラウドファンディングの終了について(御礼)
7月1日に開始いたしましたクラウドファンディング「SUWA×文楽2024」物語の舞台・諏訪湖に捧げる待望の無料公演へ」は、8月23日に無事終了いたしました。本プロジェクトにご支援、ご声援をお寄せ頂いたすべての皆様に心より厚く御礼申し上げます。
この間、7月15日には第一目標に掲げた300万円を、また8月14日には第二目標に掲げた500万円を達成することができ、終了時までに頂戴したご支援金総額は571万円、当初目標の190%にも及びました。また何よりも嬉しいのは200人を超える皆様方から、貴重な支援金と共に多くの応援メッセージをお寄せいただいたことでした。ご支援と激励のお言葉の数々により、私たちメンバー一同はいつも勇気づけられてきました。本当にありがとうございました。
今日からは、いよいよプロジェクト事業の実施に向けてスタートを切ることとなります。皆様から頂戴したご支援を有効に活かすべく、心も新たに事業実施にむけて邁進していきたいと思います。まずは物語の舞台・諏訪湖畔での人形浄瑠璃『本朝廿四孝 奥庭狐火の段』の屋外公演開催、そして伝統芸能「文楽」の魅力や、諏訪湖を始めとする諏訪地域の自然・文化・歴史を広く伝えられるような記録映像・ドキュメンタリー映画の制作です。皆様方には、引き続き私たちの取り組みへのご理解ご協力を賜りますよう、衷心よりお願い申し上げる次第です。
今後につきましては、プロジェクトの準備や進捗状況、公演内容の詳細、見学案内情報などについて、本サイト、並びにクラファンサイトにて随時お知らせして参ります。またリターンの発送や内容については、ご支援者ごとに個別にご連絡を差し上げる予定です。何卒よろしくお願いいたします。
諏訪湖畔・八重垣姫像前にて(2024.8.25)“皆様への感謝を込めて“
クラウドファンディング詳細
2022年、諏訪大社由来の寺院の仏像などが一斉公開される「諏訪神仏プロジェクト」が開催され、
あらためて諏訪の歴史と文化が多くの人に注目されました。
関連イベントとして諏訪大社や諏訪湖にゆかりある人形浄瑠璃文楽の演目
『本朝廿四孝 奥庭狐火の段』が岡谷市・照光寺にて上演され、大きな話題となりました。
大反響を受けて、2023年に再上演。
本公演に加え、諏訪清陵中学校での公演も実施し、
子どもたちに伝統芸能を通して地域の文化を学ぶ機会を提供いたしました。
3年目の今年、ついに物語の舞台となる諏訪湖を背景に屋外での無料公演を目指します。
「翅(つばさ)が欲しい、羽が欲しい、飛んで行きたい、知らせたい」
恋する八重垣姫が凍った諏訪湖を翔け抜ける一大スペクタクルを
諏訪湖に隣接する臨場感あふれる会場で、文楽協会所属の技芸員により上演することで
多くの皆様に諏訪湖と諏訪地域の魅力を体感していただきます。
さらに、この貴重な公演を映像化し、国内のみならず世界に発信。
諏訪の文化と観光地としての魅力を広く伝え、多くの人々がこの地を訪れるきっかけになることを目指します。
また、地域の未来を担う子どもたちに映像で語り継ぐことで、諏訪湖をはじめとする地域の価値を感じ、
諏訪湖浄化や環境保全に意識を持つきっかけとなることを願います。
私たちの活動に是非ご支援をよろしくお願いいたします!
ご支援はこちらから
(クラファンは終了しました)
本朝廿四孝とは
『本朝廿四孝』は近松半二ほかの合作で、初演は明和3年(1766年)に大坂竹本座にて行われた人形浄瑠璃の演目です。
越後の上杉(長尾)謙信と甲斐の武田信玄の宿命の対決として名高い川中島の合戦を描いた中でも決定版とも言える作品で、近松門左衛門の『信州川中島合戦』など先行作を踏まえながらも、奇想天外な構想を盛り込んで独自の世界観を作り上げています。全5段の中でも特に人気が高いのが謙信の娘・八重垣姫の情熱的な恋を描いた『奥庭狐火の段』。この舞台となるのが当地・諏訪です。
八重垣姫とは
人形浄瑠璃『本朝廿四孝』のヒロインで上杉(長尾)謙信の娘。歌舞伎でも上演される。歌舞伎では華やかな赤地の着物を着ることから「赤姫」と呼ばれる姫たちがおり、その中でも特に気品があって美しい3人の姫を「三姫」と呼ぶ。八重垣姫は『金閣寺』の雪姫、『鎌倉三代記』の時姫と並ぶ「三姫」の一人で、人形浄瑠璃、歌舞伎を代表するヒロイン。
ストーリー
戦国時代、上杉(長尾)謙信と武田信玄が激しく対立する中、謙信の娘、八重垣姫は両家和睦のために、武田家の長男、勝頼と婚約しました。ところが、長尾家は武田家の家宝の「諏訪法性の兜(かぶと)」を借りたまま返さないので、勝頼は兜をとりもどすために別の人物に変装して長尾家にもぐりこみます。その正体を見破った謙信は、勝頼を塩尻に使いに出し、途中で暗殺しようと企てます。父の計画に気付いた八重垣姫は、勝頼に危険を知らせようとしますが、諏訪湖が氷っていて船が出せません。そこで八重垣姫が「諏訪法性の兜」を手に持つと、諏訪大明神が遣わした狐が現れて・・・。
人形浄瑠璃文楽とは
三味線音楽の義太夫節(ぎだゆうぶし)に合わせて人形操作を行う音楽劇。1体の人形を3人で操作することで、写実的で情感あふれる動きを表現します。人形浄瑠璃文楽は、日本を代表する伝統芸能であり、重要無形文化財、ユネスコ無形文化遺産に指定されています。
出演者
太夫
豊竹芳穂太夫
三味線
鶴澤清志郎(長野県出身)
鶴澤清允
人形
吉田勘彌
桐竹紋臣
吉田蓑紫郎
桐竹紋吉
吉田簑太郎
桐竹勘次郎
桐竹勘介
吉田蓑之(長野県出身)
桐竹勘昇
豊松清之助
諏訪神仏プロジェクト
~諏訪信仰と仏たち~
諏訪地域の寺社がタッグを組んで2023年に実施した一大プロジェクト
諏訪市石彫公園
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り4丁目2
上諏訪駅より徒歩15分
※諏訪圏青年会議所が主催する「諏訪圏フォーラム2024」のステージイベントとして実施。どなたでもご覧いただけます。
※雨天の場合は片倉館での公演となります。詳細はこちら
照光寺 本堂
長野県岡谷市本町2-6-43
岡谷駅より徒歩5分。岡谷ICより約10分。駐車場90台
※本会場はクラウドファンディング支援者限定公演となります
お問い合わせ
照光寺TEL : 0266-22-2314 (10:00~17:00)