「上野国郡村誌」によると「祭神滝津姫命・文禄年　ノ創立」とあり、「堤ヶ岡村誌」には明治40年当時の祠掌の記録として「上野国神名帳に従三位上息津宮明神とあるのが本社で、応仁年間（１４６７～８）に創立、その後足利時代の末期、群雄割拠のころ炎上しましたが文禄3年（１５９４）に再建」とあります。中世には既に存在し、この地には昭和初期までため池も存在していました。現在は祭神に市杵島姫命なども合祀されていますが、水神として後世勧請されたのであり、湧水を集めた池の守護神として祀られた神社です。

昭和21年5月30日、宗教法人により届け出後、宗教法人と成った。尚、本社は其の地字滝社一番地が陸軍飛行場建設に使用された為、昭和19年4月、700m離れた現在地へ移動した。此の移転には、村中の臼を集めごろに用い、毎日人夫17～18名で約3週間程も費やした。旧位置見取図は左のようになっていた。