上青柳腰巻プロジェクト
茨城県石岡市上青柳地区の山裾にあり、かつて「腰巻」と呼ばれていたエリア。腰巻の名の通り、人が腰まで沈んでしまうほど柔らかい土壌は、水田の耕作には条件が厳しいため、長らく人の手が入っておらず、現在は藪や竹、篠に飲まれていました。しかしここには昔ながらの小さな水田の複雑な区割りや地形、水の流れがまだ残っており、多様な生態系を成立させるだけの複雑な環境ポテンシャルが備わっています。
2023年に倒伏した推定樹齢250年の大樹「上青柳のオオヤマザクラ」は石岡市指定文化財としてもその名が知られ、春には地区の外からも開花を見に人が訪れる場所でした。
本プロジェクトではこの場所を、四季を通じて様々な生き物たちが暮らすことの出来る豊かな環境、そして人が持続的に関われる仕組みや空気のある場所へと育てていっています。