会長あいさつ

会長 北浦 弘志
枚方市地域包括支援センター東香会 

日頃は、枚方市介護支援専門員連絡協議会の活動に、ご理解・ご協力いただき誠にありがとうございます。コロナウイルス感染症の影響で、書面決議やリモート開催が続いていましたが、令和5年5月19日に4年振りに参集にて第22回通常総会が行われ、令和5年度も無事にスタートを切ることができました。 

さて、「私どもの直近の活動として」、数年前から始まったコロナ禍の影響を強く受けた時期から、活動を止めず、リモートを活用した研修会の開催や圏域活動、会員の皆様に有益な情報発信等を行ってきました。

最近では、5月8日にコロナウイルス感染症の位置づけも5類感染症に移行し、社会情勢も変化しています。協議会でも、リモートから対面の研修会にシフトするなど、積極的に活動を行ってきました。 

次に「今後の計画・取り組まないといけない課題として」、コロナ禍を経験したからこそ分かったことでもありますが、それは「活動を継続していくこと」です。

平成 14 年に発足いたしました当協議会ですが、今年で 22年を迎えることができました。この間に、これまでの会員の皆様や執行部の皆様、様々な団体様にご支援・ご協力をいただきながら、会員数も数百名になる職能団体になりました。大阪府下のどの市町村にもない、枚方の財産だと私は思っていますし、次の世代のケアマネへと引き継いでいくべきものと思っています。令和5年度の協議会のテーマとして「サステナブル~持続可能な未来に向けて~」を掲げました。サステナブルとは持続可能なという意味です。現在だけでなく、この先も持続可能な組織であるために、今私たちができることは何なのかを考えていく1年にしたいと思っています。

その一つの手段として、先日の総会で承認をいただきました「法人化」を進めていきたいと考えています。法人格を得ることにより、個人にかかる責任の負担が減り、活動を担う「人材」の確保がしやすくなり、安心して組織の運営を担うことができ、活動の継続性が高まります。

また、社会的な信頼の獲得、委託事業の受託拡大、協議会の事業も広げることができ、今後さらに会員の皆様にとって、また次の世代の枚方で活躍する介護支援専門員にとっても有意義な活動をしていけると考えます。そのためにも、理事・役員一同、全力を尽くして参る所存です。令和5年度も引き続き、会員の皆様からのご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。