【山名(コース)】神威岳・烏帽子岳
(コビキ沢コース)
【標高・標高差・歩行距離】
(983m・1,109m)・997m・11.9km
【実施日】 2025年6月7日
【気象状況】 曇り
【山行形態】日帰りピストン
【メンバー】CL:1040YM
男性5名、女性3名、計8名
【集合場所・時間】
豊滝除雪ステーション・7:30
【コースタイム】
8:05登山口出発→神威岳10:37→烏帽子岳11:46→(昼食休憩)→登山口到着15:04
【記入者】1780ST
【感想】
CLから「明日の山行は実施します」というメールが届いた。テレビの予報は雨模様だったので、朝飯も昼飯も準備していなかった。妻に明日のおにぎりをお願いしたところ、「えーっ 行くの?」という反応がきた。
シニアネットでは比較的少なめの8人が集まり登山口へ。駐車場から若い男性2人が先に登って行った。コビキ沢添いの林道をエゾハルゼミの大合唱のなか歩を進める。
途中、下山してきたオジサンと話していたら、「烏帽子への道はダニが多いよ」と教えてくれた。
一抹の不安を感じながら歩いて、コビキ沢の渡渉となる。地理院地図では標高630mあたりで林道がなくなっているが、その先も登山道は続いている。
一部は沢の源頭部と重なっていて、靴がドロドロになった。増水時は難儀しそう。
ほどなく百松沢ルートと合流する。百松沢ルートは草が覆いかぶさり、あまり人が入っていない様子だった。
急な道を登って頂上へ。頂上には先に行った男性2人が居た。どこまで行くか聞いたところ、烏帽子まで行くという。ダニ払いが期待できそうだ。
烏帽子まではグーンと下ってドーンと上る。道も草が覆いかぶさり、急登にあえいでいると顔に草やササが纏わりついてくる。うっとうしい。やっとの思いで頂上へ。
頂上は木が生えていて眺望もそんなに良くはない。しかも狭く8人で記念写真がやっと撮れるという感じだった。 それでも僕は初登頂の満足感に浸っていた。
頂上下のガレ場で昼食をとり、ドロドロの道に滑りながらも、ほぼ計画通り登山口へ着いた。雨にもあたらず。お疲れさま。
神威岳には40年ほど前にコビキ沢を遡って行ったことがある。家に帰って、当時使っていた地理院地図と見比べてみたら、面白いことが判った。
40年前は定山渓ダムがないので、小樽内川の出合いからコビキ沢を遡っている。今ある沢添いの林道はない。
また、百松沢ルートも地図には載っていない。烏帽子岳は北側の貂(てん)の沢から夏道が付いていて、神威岳まで繋がっている。今とは逆だったのか。40年という時の変化を想う。