【山名(コース)】
蓬莱山、幌滝山、望洋台 (中山峠コース)
【標高・標高差・歩行距離】
(980.3m・996.7m・944.0m)
約300m・約11㎞
【実施日】2025年4月2日 (水)
【気象状況】曇り、風速8m程度
【山行形態】日帰り周回
スノシューによる雪原歩き
【メンバー】CL:1236YK
男性5名、女性10名、計15名
【集合場所・時間】
豊滝除雪ステーション・7:30
【コースタイム】
中山峠8:30→9:25蓬莱山9:35→10:55幌滝山11:15→11:30昼食(CO 950付近)12:15→13:20望洋台→13:45中山峠
【記入者】1236YK
【感想】
札幌の天気予報では午前中は晴れマークで眺望を期待していたが中山峠の駐車場ではテンクラの予報通り風が強く寒い、茶店側の駐車場は山屋は駐車不可と指摘を受け開発局の駐車場に移動。道の駅駐車場は誰でも利用できると思うも何故山屋は利用不可なのか疑問。
蓬莱山までは夏道ルートのトレースを辿る、ラッセルも無くリフト終点ではスキー客も今冬終盤のスキーを楽しんでいる姿が目に入る。
山頂直下の緩斜面を登りNHK他の電波塔が林立する頂上に到着、取り急ぎ記念写真を撮り次の目的地幌滝山に向かう。
これ以降も予想していたがトレースが有り地図とコンパスでのルートファインデイングの練習は期待できない。トレースを辿り途中地図・コンパスを頼りの前進に右往左往しながら幌滝山目指す。日頃地図・コンパスでの歩きに慣れていなくトレースを辿る登行に変更。予定通りの少し遠回りだが蓬莱山経由幌滝山に着く。
天気良ければ更に東中山まで行く予定だったが時間の制約、天候等を勘案して今日はここまでと提案して賛同を得たのでゆっくりと山座同定で無意根山、札幌岳等を確認し合う。
多少昼食には時間が早かったので来る途中で風当りの少ない場所の目安をつけていた場所まで帰り本日のメインイベントのお汁粉タイム。東中山をパスしたので時間も十分ありKさんに準備頂いた食材で暖かいお汁粉をご馳走になり身も心も暖まる。
来たルートを帰り途中から蓬莱山をパスして地形的に風も収まりアップダウンの無いルート取りで望洋台に向かう。ここでも曇り空で望洋台の名前の恩恵を受けずに記念写真だけ撮り下山。望洋台からは地図・コンパスを頼りに短い距離だけど目標に向かって前進、登って来たトレースに合流して中山峠駐車場に向かう。
今回は天候が今一で期待した程の景色に巡り合わなかったが皆さんの協力で楽しい山行でした。車を提供頂いた方々、暖かい食べ物を供給頂いた方々、地図とコンパスを見ながら先頭をリード頂いた方々有難う御座いました。
(気づき点)
最近の山行はスマホのGPSを見ながら行動する事が一般化して地図・磁石を見ながらの行動する機会が減ってきたので今回は敢えてスマホを見なく地図・磁石のみで行動する練習をしたが地図・磁石だけでは慣れないとルートファインイングが難しい事も体験出来たのではないかと思います。
山の遭難では道迷いが一番多いらしい。スマホのGPSを活用すると道迷いは少ない筈だが現実に道迷いが起こるのはスマホの電池切れ、スマホの紛失、道迷いでパニックになってスマホを確認しなかった等色々な要因もあると思うが読図(地図・コンパス)の知識が有れば道迷い時も冷静に判断でき遭難も回避出来るので今後も機会ある都度読図の勉強も必要と痛感した次第です。
スマホのGPSも誰かのログを辿って行動している場合道迷いは起こらないが一旦ログから外れた場合は読図の知識が必要となる。日頃からスマホと地図の併用が大事だと思う。
山では一つのミスでは事故、トラブルになる事は少ないが二つ、三つミスが重なると事故、トラブルになるケースが多いので今後も慎重な行動を心掛けたい。