日本堆積学会 2025 年東京大会


2025 年東京大会は,東京大学の大会実行委員(狩野彰宏 実行委員長,後藤和久 会員,池田昌之 会員)による会場等ご準備のもと,現地開催形式を基本に実施いたします.今大会では,個人講演,特別講演,トピックセッション,堆積学トーク・トーク,日帰り巡検,懇親会と,盛りだくさんの内容を準備しております.また,限定的ながらオンライン配信も実施します 春の東京にて,多くの皆さまのご参加をお待ち申し上げております. 

130(木)各種申込受付開始

3 月 21 日()各種申込締切:講演(要旨投稿),巡検,堆積学トーク・トークテーマ提案,団体出展・広告掲載

4 月 上旬  第2報配信(プログラム公開)予定

4 月 6 日()大会参加申込・参加費支払い締切(早期)

____________________________

4 月 19 日(土)個人講演,特別講演,総会,懇親会

4 月 20 日()個人講演,トピックセッション,最優秀講演賞表彰,堆積学トーク・トーク

4 月 21 日(巡検「東京低地のボーリングコア観察会と街歩き巡検 」

更新情報

大会会場,アクセス

〒113-8654 東京都文京区本郷 7-3-1

本郷三丁目駅(地下鉄丸の内線)より徒歩 8

本郷三丁目駅(地下鉄大江戸線)より徒歩 6

湯島駅又は根津駅(地下鉄千代田線)より徒歩 8

東大前駅(地下鉄南北線)より徒歩 1

春日駅(地下鉄三田線)より徒歩 10

大会参加費

会場経費およびオンライン配信経費の関係で例年より高い設定となっております.ご理解いただきますようよろしくお願いいたします.また,現地参加とオンライン参加で大会参加費が異なりますのでご注意ください. 

A: 現地参加


  2.  直前申込(4/7 以降,当日まで)


B: オンライン参加


  2.  直前申込(4/7 以降,当日まで)


*課税区分:会員は不課税,非会員は税込

*領収書は大会当日に発行いたします(宛名:所属・申込者名).オンライン参加者宛には PDF 形式でメール添付にて発行いたします. 

プログラム

特別講演「地球システムと海洋微生物生態系の変動及び共進化」:4 月 19  日(土)午後

トピックセッション「堆積学における産学官連携の将来展望」:4 月 20  日(日)午後

堆積学・層序学は「純粋理学」の一分野ですが,資源開発,土木事業等と密接に関連して発達した経緯があり,地形学,水文学,地盤・岩盤工学,河川・海岸工学,砂防学,応用地質学などの関連分野とともに「実学」としての性質も併せ持ちます.日本堆積学会では,学生会員の増加とその就職先の確保が学会の発展に寄与するとの認識に立ち,産官学連携と人材育成に継続的に取り組んできました.今後,資源開発(化石燃料,石灰岩,地下水等), 土木・建設,環境,防災・減災など幅広い領域において,堆積学の技術や知識がさらに普及し,産官学連携と社会課題への対応が深化することが望まれます.

本セッションでは,産・官・学それぞれの立場から,堆積学および関連分野の技術や知見を活かした調査研究,成果の公開・社会実装,異分野・異業種間連携,人材教育・技術開発の取組等を紹介いただき,産官学連携の現状と今後の発展の可能性に関する相互理解を深めます.また,現状の産官学連携が抱える課題と,その対応策について議論します. 

堆積学トーク・トーク「ナニコレ堆積構造:現世環境,コア試料,露頭から火星まで」:4 月 20  日(日)夕方

講演・優秀講演賞表彰終了後に実施予定です (17:30−19:00).堆積学トーク・トークは,「ナニコレ堆積構造:現世環境,コア試料,露頭から火星まで」をテーマとして実施することになりました(場所:理学部1号館中央棟 336 大講義室).皆さんが調査の中で見つけた「これすごい」「なんだこれ」という堆積構造や地形を見ながら,みんなでざっくばらんに地形・堆積構造のでき方や堆積環境について議論したいと思います.対象は露頭,現世環境,コア試料,地球外惑星まで,対象が堆積学に関わっていたらなんでもOKです.発表希望は,以下のフォームにて受け付けいたします.


・堆積学トーク・トーク発表希望申込フォーム:https://forms.gle/DhgA3AV2fviufubf9

・発表申込締切:4 14 日(月) (受付終了しました)(ただし当日時間があれば飛び入りでの発表も可)


なお,参加に関するお申込は不要です.また会場にはお菓子など準備します.飲み物やそれ以外の食べものについては,各自で自由にご準備ください.ふるってのご参加をお待ちしております. 


発表予定者が以下の方々に決まりました.また,当日時間があれば,飛び入りでの発表も大歓迎です!

(1) 髙清水康博(新潟大学)「砂と風と波と雨と植物と雪と生きものがつくる地層:五十嵐浜の魅力」

(2) 中条武司(大阪市立自然史博物館)「前浜斜面上に見られた小規模反砂堆」

(3) 中野有紗(早稲田大学)「前期ジュラ紀トアルシアン期海洋無酸素事変における海底堆積物の堆積構造 ーテチス域とパンサラッサ沿岸域の例ー」

(4) 長谷川精(高知大学)「火星とタイタンの露頭や表層地形」



オンライン配信

個人講演の口頭発表,特別講演,トピックセッション,ポスター発表のショートトークおよび総会のスライド・音声のオンライン配信を行います.日程等の都合で残念ながら現地参加できない場合,お気軽にご参加いただけます.

ただし,ポスター発表と堆積学トーク・トークは対象外です.また,基本的に聴講に限定した参加形式で,オンライン参加での発表や質疑応答の参加はできません.総会については会員のみ参加可能で,委任状のご提出も必要です(委任状の提出方法を含め総会については別途ご案内予定です).オンライン参加の登録方法は現地参加と同様ですが,参加費は現地参加と異なりますのでご注意ください. 具体的な接続方法は,第 2 報でのご案内を予定しております. 

オンライン参加者には,大会直前(4 16 日を予定)にメールで接続先を通知します. 

懇親会:4 月 19 日(土)夕方

託児施設利用補助

東京大会参加のために会場周辺の託児施設を利用する場合,利用額の一部を学会が補助します.ぜひ積極的にご活用ください!

 

1) 子ども1人1日あたりの全利用料金のうち,学会から上限 14,000 円まで補助します.残りの利用料金は利用者負担となります.

2) 会場と託児施設間の移動でタクシーを使用した場合,1日あたり往復上限 1,500 円まで補助します.

3) 利用する託児施設の指定はありません.会場近隣で土日に一時預かりが可能な施設として学会では下記の施設を把握しています.ただし,学会としてそれらの施設を推奨または利用の約束をするものではありません.施設の利用にあたっては,保護者の責任で事前に直接連絡と確認のうえ,託児に関する契約は保護者と施設との責任のもとで行なってください.

<会場近隣託児施設例>

 ・リトルハウス湯島:東京都文京区湯島 2-12-7 小倉ビル 1F

 ・キッズルームシビック:東京都文京区春日 1-16-21 シビックセンター 3 階(1ヶ月前までに予約のうえ利用2日前までに現地での面談が必要)

 

1) 大会参加受付フォームで託児施設の利用希望を入力してください(項目 14).受付フォーム入力後に託児施設を利用することになった場合は,お手数ですが行事委員長宛にメールでお知らせください(アドレスは本 HP 下部をご参照ください).

2) 行事委員会担当者より,折り返し詳細確認の連絡

・利用人数,利用日(時間)

・利用施設

・学会補助振込先口座情報

3) 大会後に,領収書(託児室利用料,場合によりタクシー代)を行事委員長宛に郵送.別途スキャン画像等をメール添付で送付の場合,早めに手続き対応できます.

4) 領収書の内容を確認できしだい,学会補助額を振り込み.

 

なお,個人情報の取り扱いは行事委員担当者1名と行事委員長のみで行い,本補助に関係することに限定して使用し,適切に管理します.

団体展示出

個人講演開催期間中,会場にて企業・博物館・大学・研究グループによる展示出展ができます.また,講演要旨集への広告掲載(有料)も可能です.団体専用の展示ブースをご用意いたします.堆積学に関する研究や製品の紹介,広報宣伝,人材交流などにぜひご利用ください.なお,スペースは申込数により調整させていただくことがございます.ご了承ください.出展・広告代は,展示スペース+講演要旨集の広告(半ページ)5 万円;展示スペース + 要旨集の広告(1ページ)7 万円;講演要旨集の広告のみ(半ページ)3 万円;講演要旨集の広告のみ(1ページ)5 万円;展示出展のみ 3 万円です.詳細・申込は行事委員長宛(連絡先:このページ下部)にぜひお気軽にお問い合わせください.

CPD 受講証明

大会参加者(オンライン参加を含む),巡検参加者を対象として CPD 単位を発行いたします.ご希望の場合は申込時にお知らせください.

巡検「東京低地のボーリングコア観察会と街歩き巡検」:4 月 21  日(

東京  23  区の東部には最終氷期の谷を埋めた低地「東京低地」が広がっています.東京低地では高度経済成長期に地下水のくみ上げによって地盤沈下が進行しました.午前中は東京低地で掘削されたボーリングコアのはぎ取り試料を使って低地下の沖積層を観察し,午後は街に出て低地を歩きながら地盤沈下による地形の変化や河川管理の工夫を見学します.

大会参加登録講演巡検の申込,Web 決済

<Web 決済による支払方法>

(1)受付フォームで各種申込を行う.

(2)Web 決済サイトhttps://japansedsoc.square.site/)にアクセスし,申込に対応する項目を選択のうえクレジットカード情報を入力して支払い完了.


*領収書は大会当日の受付にてお渡しいたします(オンライン参加者にはメール添付の PDF でお送りいたします) .また,クレジットカードをお持ちでないなど Web 決済ができない場合や,当日参加の場合は,従来どおり現地での現金払いで対応いたします.

懇親会,巡検の参加費は,申込いただいた方に後日個別にご案内いたします. 

講演要旨の投稿

 ・A4 版で 2 ページ以内としてください.

 ・PDF 形式でアップロードしてください.

 ・Web 上の PDF 版講演要旨集として公開されます.

個人講演の方法・準備

口頭発表

ポスター発表

  (ii) 提出先(Dropbox):https://www.dropbox.com/request/PM6vNOnehEsXVeP3H4Qw 

  (iii) 提出締切:4 16 日(水)18:00 

優秀講演賞

<研究内容>

・独創性(テーマの斬新さ,着眼点の新奇性)

・手法とデータの確実性・普遍性

・インパクト・発展性・将来性

<発表姿勢>

・話の構成と論理性(説明の適確さ,質疑応答)

・発表技術(スライドのわかりやすさ)

参加に際してのおねがい

FAQ

Q1: この機会に堆積学会に入会したいのですが,どのような手続きが必要ですか?

A1:  学会ホームページからオンラインフォームで手続きできます.詳細はこちらをご確認ください.

Q2: 大会参加費等の領収書はどのように発行されますか?

A2:  Web 決済での支払いや現地での支払いをご確認できた方を対象に,大会当日の受付時に印刷したものを発行いたします.宛名は,「所属・申込者名」  です.
   オンライン参加者宛には,PDF 形式でメール添付にて発行いたします.

Q3: インボイス制度適格請求書発行事業者の登録をしていますか?

A3:  登録していません.

ご不明な点があった場合の連絡先 *参加登録など各種申込は受付フォームからお願いいたします.

西田尚央(行事委員長):nishidan <at> u-gakugei.ac.jp