2024年能登半島地震に伴う津波堆積物を題材として,津波堆積物研究の基礎から実践までを学ぶ堆積学スクールを開催いたします.講義と野外実習を通じて,堆積物コアの掘削・記載・分析手法を体系的に習得できる内容となっています.津波堆積物研究をこれから始めたい方や,研究の進め方・調査手法を学びたい学生・若手研究者の方をはじめ,関連分野に興味のある皆様のご参加をお待ちしております.
申込締切:7月31日(金)
本スクールは,津波堆積物に関する基礎知識から応用的な研究手法までを,講義と現地実習を通じて体系的に学ぶことを目的としています.講義では,津波堆積物の堆積構造や粒度特性などの基本的特徴に加え,堆積学的解析,地球化学的手法,微化石分析,年代測定など,多様な研究アプローチについて学びます.なお,講義は事前にビデオオンデマンド形式で配信し,現地では質疑応答や議論を行う予定です.これにより,現地実習や実践的な演習により多くの時間を充てます.
野外実習では,まず石川県能登半島の沿岸低地において,2024年能登半島地震に伴う津波堆積物を観察し,現地での調査手法や識別の考え方について学びます.その後,実際に掘削機器を用いた堆積物コアの採取を行います.室内実習では,現地で採取したコア試料を用いて観察・記載を行います.
本スクールで扱うコア掘削や記載,分析手法は,洪水堆積物をはじめとする他のイベント堆積物や第四紀堆積物の研究にも広く応用可能です.津波堆積物研究に関心のある方はもちろん,イベント堆積物や第四紀環境変遷の研究に関心のある学生・若手研究者の参加も歓迎します.
現世の津波堆積物を観察できる貴重な機会です!
使用方法からコツまで習得できます!
使用方法からコツまで習得できます!
第四紀未固結堆積物の記載の基礎が習得できます!
日時:2026年9月16日(水)~18日(金)
場所:石川県能登町周辺
集合・解散:9月16日(水)12:00 JR金沢駅集合/9月18日(金)16:00 JR金沢駅解散
宿泊:能登少年自然の家(石川県鳳珠郡能登町九里川尻16-20)
講師:山田昌樹(信州大学),嶋田侑眞(産業技術総合研究所)
定員:20名程度
CPD:認定予定(15~18時間程度)
主な内容:事前講義(オンデマンド),2024年能登半島地震に伴う津波堆積物の観察,ジオスライサー・ハンドオーガーによる掘削実習,コア試料の観察・記載実習
【スケジュール】
9/16(水)午後:2024年能登半島地震津波の浸水範囲を見学,能登少年自然の家で質疑応答・議論
9/17(木)午前:能登町の沿岸低地で2024年能登半島地震に伴う津波堆積物の観察
9/17(木)午後:能登町の沿岸低地でジオスライサーおよびハンドオーガーを用いた掘削実習
9/18(金)午前:前日に採取したコアおよび既存コアを用いた観察・記載実習,午後:金沢駅へ移動
【参加者の決定について】
定員を超える申込みがあった場合は,学生および会員を優先するとともに,参加目的や研究環境等を考慮して参加者を決定します.なお,参加申請フォームへの回答をもって参加が確定するものではありません.申込締切後に参加の可否を通知します.参加が決定した方には,あわせて参加費のお支払い方法をご案内します.
【参考文献】
一般(会 員):¥24,000
一般(非会員):¥29,000
学生(会 員):¥12,000
学生(非会員):¥14,000
16日の夕食から18日の昼食までの宿泊・食事代,貸切バス代,資料代,保険料が含まれます.
参加費は原則としてWeb決済(Square)による事前払いを予定しています.参加者決定後,参加が決定した方に決済方法をご案内します.
決済期限は2026年8月7日(金)です.
2026/6/18 サイトを開設しました.
齋藤 有(行事委員長):yu-saitoh(at)tokushima-u.ac.jp (at)を@に変えてください.