これから作るピラミッドプログラムでは実際にPythonのプログラムをご自身のパソコンに入力します。しかし、ここで必ず守っていただきたいことがあります。それは原則としてプログラムをコピー&ペーストしないことです。理由は一つ!プログラムのエラーを味わっていただきたいからです。
この記事を書いている松村はスマホアプリ開発をするときに10回プログラムを実行したら8回エラー出ます(盛りました)。しかし、この時に役に立つのはエラー文なのです。
皆さんには
「なんでエラーが出たんだろう」
「この行でエラーが出たのはなんでだろう」
「どこで写し間違えたんだろう」
と思っていただきたいのでぜひコピー&ペーストはしないようにお願いします。どうしてもわからない場合はOKです。
そして手元にPythonを実行できるパソコンを準備しましょう。もしわからない人は僕と一緒のツール「Google Colab」を使いましょう!
変数というものを講座で学びましたね。
もう一度簡単におさらいしておくと
変数には好きな値を入れることができます。
変数は名前の通り「変わる数字」。ちなみにプログラミング界の変わる数字の数字は右のイラストように数字以外のものも含みます。
次は繰り返しです。
繰り返したい処理を
"for"の中に入れると繰り返すことができます。
繰り返しの途中の"count"という数字を用いてプログラムを書くこともできます。
今回はピラミッドの高さを変数で指定してその数をfor文で繰り返したプログラムです。
上のプログラムをそのまま自分のパソコンに模写してみましょう。
今回はピラミッドを作りましたが、ピラミッドじゃないですよね、今作ったプログラムでは。
形が全て左寄せになっており、ピラミッドとは言い難いです。ただの階段です。
では本当のピラミッドを作りたいと思います。
range=範囲 という意味の通り数字の範囲を決定することができます。
例えばrange(10)と書くと数学的に0≦x<10ということになります。つまりこの場合は0から10未満の整数が1個ずつ足されていくことになります。
そして繰り返しが行われた時の足された数字の合計値が{count}に入っています。
はてなに入る数字はなんでしょう?これを埋めたら完成です。
中学生以上の人はぜひ解けたい!
Author
まっつー - 情報工学専攻