作詞 寺本実 作曲 金田春雄
一、明るい空よ野はひらけ 歌声あがる朝の窓
うるわし野栄この町に 歓喜の光輝いて
あこがれ遠く雲をおい 若い命をはげみゆく
明日をつくると我等ゆく
二、はるかな浜よ陽はあふれ 松風さわか砂の丘
うるわし野栄この海に 世紀の潮みなぎれば
羽ばたき高く波をこえ 若い力をきたえゆく
明日をになうと我等ゆく
三、みどりの庭よわが母校 学友つどう花の園
うるわし野栄この舎に 平和のつぼみ咲かさんと
つちかい深く地をふみ 若い心を育てゆく
明日をきずくと我等ゆく
学校教育目標
志高く 自主的に行動し 成長を続ける生徒の育成
《目指す生徒像》
○当たり前のことが当たり前にできる生徒(挨拶、礼儀など)
○目的を持って学習や部活動に励む生徒
○思いやりがあり奉仕のできる生徒
○自主、自律を意識して行動できる生徒
○心身の健康を大切にできる生徒
《目指す学校像》
○全ての人が成長を感じられる学校
○一人一人を大切にする学校
○活力に満ち健康で心豊かな学校
○安全・安心で信頼される学校
《目指す教師像》
○生徒一人一人の成長のために努力できる教師
○授業を大切にし、学び続ける教師
○優しさと厳しさのある教師
○生徒、保護者、地域から信頼される教師
○より良い組織の一員として協働できる教師
《願う家庭像》
○子どもとのふれあいを大切にし、子どもと共に学ぶ家庭
○基本的生活習慣、社会規範を身に付けさせる家庭
○学校行事に進んで参加する家庭
経営の基本方針・・・・・・・・・・生徒の自主性を高める教育活動の推進
『「野栄中の先生」のスタンダード』を念頭に、生徒の指導にあたる
(1) 人生を拓く「確かな学力」を育む
学習指導の充実―――知(学習に励む)
・主体的・対話的で深い学びによる生きる力の育成
・指導目標の明確化と個に応じた「わかる授業」の実践
・個に応じた指導を心掛け、特に学習上の困難さを抱えた生徒への支援の充実
・基礎・基本の定着と主体的に学ぶ姿勢の育成と共に「学びに向かう力、人間性等」の涵養
・指導と評価の一体化により、学習意欲の高揚と指導の改善を図る
・言語活動の一層の充実と思考力、判断力、表現力の育成
・体験的な学習や問題解決的な学習の一層の充実
・ICT環境の積極的な活用による情報活用能力を育むと共に授業の充実
・読書活動の充実
(2) 自他の生命を大切にする「豊かな心」を育む
生徒指導・道徳教育の充実≪当たり前のこと(礼儀、人間関係作り等)を大切にする≫
徳(心を鍛える)
≪挨拶・掃除・美しい言葉の使用≫―――徳(心を鍛える)
☆道徳面
・学校教育活動全体を通じて道徳教育を推進する。
・考え議論する道徳授業の展開等により、道徳的心情と実践力を培う。
・一人一人を大切にする集団作りを推進し、豊かな人間性・社会性を養う。
・一人一人の個性や能力を生かした集団づくりと他人を思いやる心、全ての命を尊重する心の育成
・正しい生徒理解のもと、きめ細かな教育相談活動の推進
☆生徒指導面
・いじめ防止対策及び不登校対策の推進を図り、安心安全に学べる校内体制の確立
・互いに気持ちよく生活するための挨拶の励行
・よりよい生活を目指す自己指導能力の育成
・生徒会活動・委員会活動を中心とした生徒の自主的な活動(リーダーの育成)の推進
☆人権教育面
・自他を尊重できる人権意識にあふれた雰囲気の醸成
・生徒と生徒、教師と生徒の信頼を基盤とした望ましい人間関係の構築
(3) 健康教育の推進―――体(たくましい心身をつくる)
☆体育面
・運動に親しむ資質・能力の育成と体力の向上
・運動を好み、生涯にわたって心身の健康の保持増進していくための基礎を養う
・健康で安全な生活を実践する能力と態度を養う
・運動部活動の推進による、心身共にたくましい生徒の育成
☆健康・安全面
・望ましい生活習慣(食事・運動・休養・睡眠)の確立
・施設設備の点検を充実させ、安全・安心に生活できる学校環境づくりの推進
・防災教育の推進を図り、安全に行動のできる能力の育成
・交通安全指導の充実(全保護者の協力)
・感染症予防の徹底
経営の重点
○学校教育目標「志高く、自主的に行動し、成長を続ける生徒の育成」を全職員が意識して教育活動を展開する(報告・連絡・相談の徹底)
○新学習指導要領に即応した適切な教育課程の編成と運営に努める
○生徒が志高く夢や希望をもって、楽しく充実した学校生活を送ることができるよう、全教育活動を通して自主性を高める活動、成長を振り返る活動を意図的・計画的に創意 工夫し、信頼される学校づくりに努める
⑴ 組織マネジメント(PDCAサイクル)を活用し、分掌・各委員会の活性化を図り、学校教育目標の具現化に向けた教育活動を推進する
⑵ 授業のねらいを重点化し、教師が教えること(基礎的・基本的な知識・技能の習得)、生徒に考えさせること(知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等)を明確にし、「主体的に学ぶ授業」の実践に努め、学力の向上を図る
⑶ 学校教育活動全体を通じて行う道徳教育を核とし、よりよく生きるための基盤となる道徳性を養い、物事を多面的・多角的に考え、人としての生き方についての考えを深める学習を通して、道徳的な判断力、心情、実践意欲と態度を育てる
⑷ 生涯にわたり心身ともに健康で活力ある生活を送るため、健康づくりや体力づくりに取り組み、安全教育及び健康教育の推進を図る
⑸ 生徒理解を基盤とした生徒指導に力を注ぎ、温かさや厳しさをもって一人一人の生徒に接しながら自己指導能力の育成に努める
(6) 常に学校教育目標を意識させ、学年・学級の課題を明らかにするとともに、振り返りの機 会を意図的に設け、明るく成長を続ける学年・学級づくりを推進する
⑺ 特別支援教育体制を整備し、生徒一人一人の教育的ニーズに応じた指導の推進に努める
⑻ 教職員の共通理解のもとに、学校・生徒の実態に即した研修課題を設定し、計画的・組織的な校内研修の充実を図ると共に、自主的に学び合う職員集団の構築に努める。また、ボトムアップ型のモラールアップ委員会を開催し、不祥事根絶に取り組む共に、心理的安全性の高い、ウェルビーイングな職場づくりを推進する
⑼ キャリア教育について、特別活動を要としつつ、全ての教育活動を通じて社会的、職業的自立に向けて必要な基盤となる資質や能力を育成する
⑽ 学校と家庭・地域社会との連携を密にし、地域ぐるみの教育体制をつくり、信頼される学校づくりに努める
⑾ 適正な勤務体系を確立し、働きがいのある職場づくりに努める
校内研究の概要
1 令和6年度の研究主題
学ぶ楽しさを実感できる授業づくり
~「わかった・できた・使えた」を目指した指導の工夫をとおして~
2 研究目標
(1)生徒の特性に応じた指導を工夫し、生徒が「わかった」「できた」と感じられる授業を行う。
(2)学んだ知識や技能を他の課題において活用できる課題の与え方を工夫する。
(3)各教科で、学習に対する振り返り方を工夫する。
3 研究仮説
(1)生徒の特性に応じて指導法や学習形態を工夫することで、より多くの生徒が単元等の目標に到達できるであろう。
(2)学んだ知識や技能を活用する課題を意図的・計画的に設定することで、知識・技能が定着するとともに、思考力・判断力・表現力が高まるであろう。
(3)各教科において、学習内容とともに学び方を振り返る場を与えることで、「主体的・対話的で深い学び」が促進され、思考力・判断力・表現力が高まるであろう。
4 研究の具体的な取り組み
(1)学習課題に対して、自分の考えを持ち、深めるための指導
①自分の考えを書く指導や時間の確保をする。
②自分の考えを伝え合う活動形態の工夫(ペア、グループ、発表の仕方、ICT機器等の活用)をする。
③話し合いの手順の提示、ルールの指導、時間の確保を行う。
④衛生面に留意しながら実習等を行い、多様な技能と実践力を育成する。
⑤効果的なノート指導(表現した作品など含む)の継続、個に応じた指導及び生徒の実態把握をする。
(2)主体的な活動を促すための配慮
①導入段階で、前時までの復習、学習課題の提示、活動の流れの確認を行い、生徒に見通しをもたせる「授業のユニバーサルデザイン化」を図る。
②目的・目標設定時に生徒の興味・関心を喚起するような工夫をし、生徒が意欲的に取り組めるようにする。
③授業の中で、基礎的な知識・技能をしっかり教え込む時間を持ち、より多くの生徒がその後の教育活動に活かせるよう振り返り活動等で工夫していく。
④各教科で自分の考えを整理し、書いて表現する機会を意図的に設ける。
⑤活動のよい点をその都度称賛することにより、意欲化を図る。
⑥生徒が主体的に学習を進められるよう、生徒の関心意欲が高まる課題を設定し、課題解決学習等を定期的に取り入れていく。
⑦生徒の主体的な学習を促すために、教科の特性に応じた指導方法の工夫や教材の工夫・開発に取り組む。
(3)評価の工夫
①学習の振り返りができ、何を学んだか表現させる学習活動カード・自己評価カード等を活用し、生徒が主体的に目標達成しようとする態度を育てるよう努める。
②教師の指導がどれだけ学力向上につながったか、評価場面の位置づけや評価方法の工夫を進める。(指導と評価の一体化に努める。)
③授業中の机間指導における評価や授業中の教科目標の達成度を考える中で、個に応じてヒントを与えたり、発展課題を与えたりするようにする。(補充的・発展的な学習の取り組み)
(4)その他の発展・改善点
①年間指導計画については、学習指導要領に完全対応したものとなるよう検討・改善していき、具体的な支援の方法や評価規準の明確化をめざす。
②全教科・領域を通して、より良い人間関係づくりを意識した教育環境・授業づくりを目指す。
③グループ学習を行う際は、活動の特性・人数・人間関係を考慮したグループ編成を心がける。
④生徒の自己評価を重視し、興味・関心、習熟度に応じたきめ細かな指導を実施する。
⑤学力・授業評価アンケートを実施し、生徒自身の変容の自覚を促し、教師の指導力向 上を目指す。
⑥特別支援教育の研修を実施する。
学校の施設(避難施設)
・校地面積 40,746㎡
建物 校舎 1,760㎡(延床面積 5,262㎡)
技術棟 243㎡(延床面積 486㎡)
体育館・柔剣道場 2,478㎡(延床面積 3,230㎡)
屋外運動場 30,029㎡
陸上競技場(200mトラック)
野球場(バックスタンド付)
テニスコート(オムニコート3面)
野栄中学校の校舎屋上は、匝瑳市の避難施設に指定されています。
大雨・洪水・地震・その他の災害時に避難所となり、特に津波発生時を想定した建物でもあります。
①屋上は海抜19.6mあり、面積は約1200㎡です。約2400人の一時避難が可能です。
②屋上には校舎東側の外階段で直接上がれます。
③屋上の設備として
・防災倉庫(水・乾パン・毛布懐中電灯)があります。
・発電機があります。停電することで自動的に作動し、校舎及び体育館へ電気を送ります。
・ソーラー発電があります。発電した電気は、地上の配電機に送られその後、校舎や体育館に送られます。
学校の沿革
昭和22. 5 野田村立野田中学校設立
22. 5 栄村立栄中学校設立
39. 3.31 中学校統合のため野田中学校、栄中学校を廃校とする
39. 4. 1 野田、栄の中学校を統合して、野栄中学校を創設する
39.4~41.8 旧野田中、旧栄中学校舎を使用する
40. 3.31 第一期工事竣工(本校舎 東側 326坪)
40.10. 5 第二期工事竣工(本校舎 西側 455坪)
41. 7.15 第三期工事竣工(技術室 変電室 渡廊下 288坪)
41. 9. 1 新校舎で授業開始
42. 7.15 プール工事竣工(25M 8コース)
43. 1.23 体育館工事竣工(260坪)
43.11. 4 給食室工事竣工(38.7坪)
43.11.15 給食開始
51.11. 8 給食用コンテナ室完成 町給食センターによる給食開始
58. 8 校舎内塗装 水道管 ガス管等改修工事完了
63.11 剣道場工事竣工
平成 2. 3 運動場改修工事完了
2.10 校舎大規模改造工事完了(外壁塗装、防水等)
4. 3 コンピュータ室 特別教室新設工事完了
5. 2 自転車置場改修(1棟)
7. 8 体育館改修工事完了
9. 5 コンピュータへのインターネット接続工事完了
11. 3 校舎内トイレ一部洋式化
11. 8 校舎耐震工事完了
13. 8 校舎屋上及び教室天井漏水防止工事完了
13. 8 教室内蛍光灯交換完了
14. 3.26 新体育館工事竣工(978坪)
15. 3.31 野球場、運動場完成
18. 1.23 八日市場市、野栄町の市町村合併による名称変更
新名称「匝瑳市立野栄中学校」
24. 7.11 校舎改築工事 起工式
25.12.18 校舎竣工式
26. 1 校舎外構工事及びテニスコート改修工事完了
26.12. 1 創立50周年記念式典
令和 元.11 命の大切さを考える防災教育公開事業(文科省指定)
令和 3. 9 文科省「GIGAスクール構想」による1人1台PC配備完了
令和 3.11 千葉県学校健康教育優良学校表彰