現代美術作家の高橋賢悟さんをお迎えして制作技法やご自身の作品に込めた思いについてお聞きしました。
Kengo Takahashi Works
flower funeral -deer-
origin as the flower funeral
flower funeral -bulldog-
Guest Profile
髙橋賢悟(たかはし けんご)
1982 鹿児島県に生まれる
2010 東京藝術大学美術学部工芸科 卒業
2012 東京藝術大学美術研究科 修士課程 鋳金研究室 卒業
2012-2015 京藝術大学美術学部 工芸科鋳金研究室 教育研究助手
2015-2018 東京藝術大学美術学部 工芸科鋳金研究室 非常勤講師
収録時 東京藝術大学美術学部 工芸科鋳金研究室 博士課程
収録風景
レジン製のブルドックの頭蓋骨
勿忘草のパーツ
勿忘草のパーツを張り付ける
勿忘草のパーツ
鋳造に失敗した花(花びらが割れている)
石膏の型
雌しべ雄しべまで再現できているサンプル
Show Notes
和巧絶佳展 | パナソニック汐留美術館 Panasonic Shiodome Museum of Art | Panasonic
美の巨人たち 極小極薄アルミ鋳造の驚異『flower funeral』超絶技巧(テレビ東京、2018/9/1 22:00 OA)の番組情報ページ | テレビ東京・BSテレ東 7ch(公式)
プロデューサーの編集後記
高橋さんの作品は万人にすぐ伝わる繊細な美しさがあります。
作品の制作過程を詳細に聞くことで、作品の意味合い・印象が深まります。
超絶技巧は超絶技巧なのですが、作家がコントロールできない制約や鋳物ならではの偶然性に依存している話、生花を燃やして型をとる手法の話は面白く、作品の根底に流れる”生き写し”の感覚が理解でき、さらに作品のスゴさが増しました。