そらまどアカデミア

そらまどアカデミアは、「books & cafe そらまど」が開催する小さな講演会です。

「世界をのぞく小さな窓」を目指して、ちょっとディープな講演会を不定期で開催します。

お申し込みはこちらのフォームより(受付期間中以外は送信できません)

9回 『三国名勝図絵』という世界

講 師川田 達也

薩摩藩が残してくれた地誌『三国名勝図会』。豊富な絵図と記述をもって、江戸時代の鹿児島の姿を現代に伝える重要史料だ。しかしその正体は、史料という枠を飛び越えた、笑いあり涙ありの文学作品集なのである。そんな『三国名勝図会』が描き出す魅惑の世界をご案内する。

日 時2023年11月12日(日)14:00〜15:30(開場13:30)
場 所:books & cafe そらまど (駐車場あり)
料 金:1000円(ドリンクつき) ※中学生以下無料
定 員:15名

<講師紹介>
1988年鹿児島市生まれ。古寺跡写真家。大学在学中に廃仏毀釈を知り、卒業後に帰郷。以来鹿児島の古寺跡を撮り続けている。著書に『鹿児島古寺巡礼』(南方新社)。毎週金曜日、あいらびゅー FM に出演中。

【開催結果】第9回そらまどアカデミア開催しました! 地誌に収まらない存在『三国名勝図会』

第8回 仮面にみる文化形成

講 師:漣 俊介

なぜ人間は仮面を必要としたのか、仮面はどのようにして文化となり得たのか。そして仮面の役割はどう変化したのか。姫路張り子のコレクターだった祖父の影響で、私自身も張り子面を作るようになりました。そのお面の材料から、世界の仮面文化を考察したいと思います。

日 時:2023年10月8日(日)14:00〜15:30(開場13:30)
場 所:books & cafe そらまど (駐車場あり)
料 金:1000円(ドリンクつき) ※中学生以下無料
定 員:15名

<講師紹介>
1984 年兵庫県姫路生まれ。グラフィックデザイナー・一コマ漫画家。南九州市で私設アートギャラリー「ギャラリー蛇足」を夫婦で運営。仮面夫婦プロジェクト名義でも活動。漣俊介デザイン企画代表。

【開催結果】第8回そらまどアカデミア開催しました! 仮面は非日常の存在

第7回 戦前・戦中・戦後の絵本〜移りゆく子ども観〜

講 師:四元 誠

児童向けの読み物として編集される絵本の内容には、社会における彼らの存在をどう捉えるのかといった、いわゆる「子ども観」が色濃く反映されます。今回は、戦前・戦中・戦後、それぞれの時期に出版された絵本を紹介しながら、その移り変わりをたどってみたいと思います。

日 時:2023年9月10日(日)14:00〜15:30(開場13:30)
場 所:books & cafe そらまど (駐車場あり)
料 金:1000円(ドリンクつき) ※中学生以下無料
定 員:15名

<講師紹介>
作陶家/琴鳴堂 代表。1973年鹿児島県生まれ。博物館の展示造形物の制作やミュージアムグッズのデザイン。学習教材の開発と製作、文化財の啓発普及に関する体験学習の企画・立案を中心に活動中。

【開催結果】第7回そらまどアカデミア開催しました! 知られざる「絵本の戦争責任」

第6回 竹の音に魅せられて

講 師:室屋無吹

「尺八」と聞いてパッと思い浮かぶのは虚無僧ではないでしょうか? 実は虚無僧が吹いていた尺八と、現代の尺八には大きな違いがあるのです。その両方を吹き比べながら、日本画から尺八の歴史を読み解いた泉武夫著『竹を吹く人々』を参考に、その変遷を辿ってみましょう。

日 時:2023年6月11日(日)14:00〜15:30(開場13:00)
場 所:books & cafe そらまど (駐車場あり)
料 金:1000円(ドリンクつき) ※中学生以下無料
定 員:15名

<講師紹介>
尺八の音に魅せられ20年。5年前より地無し尺八奏者の上村風穴氏に師事。現在、普化風韻会会員、虚無僧研究会会員。

【開催結果】第6回そらまどアカデミア開催しました! 尺八という特異な楽器について

第5回 絵の具の旅— 中世ヨーロッパの絵の具の歴史とその作り方 —

講 師:きはらごう(現代テンペラ画家)

絵の具の歴史や作り方について考えたことありますか。古代から使用される絵の具は中世ヨーロッパで大きく発展し、現在の絵の具となりました。様々な時代の作品を例にしながら、絵の具の歴史や作り方まで、マニアックな内容を分かりやすく解説し、絵の具の魅力を探ってみたいと思います。

日 時:2023年2月5日(日)14:00〜15:30(開場13:00)
場 所:books & cafe そらまど (駐車場あり)
料 金:1000円(ドリンクつき) ※中学生以下無料
定 員:15名

<講師紹介>
鹿児島市在住1975年生。合同会社GoART代表。九産大大学院芸術研究科修了後、フランスパリに3年間美術留学。帰国後、高校美術教師として18年間在職し専業画家として独立。全国で個展を開催しながら絵画教室の講師をしている。

【開催結果】第5回そらまどアカデミア開催しました! 絵の具の性質から見る絵画の歴史

第4回 竹一本の世界

講 師:室屋無吹

「尺八」と聞いてパッと思い浮かぶのは虚無僧ではないでしょうか? 実は虚無僧が吹いていた尺八と、現代の尺八には大きな違いがあるのです。その両方を吹き比べながら、日本画から尺八の歴史を読み解いた泉武夫著『竹を吹く人々』を参考に、その変遷を辿ってみましょう。

日 時11月27日(日)14:00〜15:30(開場 13:00)
場 所:books & cafe そらまど (駐車場あり)
料 金:1000円(ドリンクつき) ※中学生以下無料
定 員:15名

<講師紹介>
尺八の音に魅せられ20年。5年前より地無し尺八奏者の上村風穴氏に師事。現在、普化風韻会会員、虚無僧研究会会員。

※本講演は、講師体調不良のため延期となりました。改めて企画したいと思います。

第3回 絵本が映す世相と価値観—昭和・平成・令和をたどりながら—

講 師:四元 誠

子ども向けの出版物である絵本には、世相や価値観に加え、社会における子どもの存在をどう捉えるのかといった、いわゆる「子ども観」が反映されます。今回は、昭和・平成・令和、それぞれの時代に出版された本を紹介しながら、その移り変わりをたどってみたいと思います。

日 時:9月25日(日)14:30〜16:00(開場14:00)
場 所:books & cafe そらまど (駐車場あり)
料 金:1000円(ドリンクつき) ※中学生以下無料
定 員:15名

<講師紹介>
工房 琴鳴堂 代表。1973年生 鹿児島県霧島市在住。博物館の展示用造形物/ミュージアムグッズのデザイン/体験学習の企画と教材製作を中心に活動中。また長年に渡り児童施設での読み聞かせも行なっている。

【開催結果】第3回そらまどアカデミア開催しました! 絵本が語る社会の変化。

第2回 川田達也の「いつもの」—古寺跡・お墓トーク—

講 師:川田達也

廃仏毀釈により失われたお寺の跡である「古寺跡」。そこには多種多様な形やデザインの石造物があり、土地独自の解釈がなされている。しかし先人が残してくれた豊かな文化もすっかり埋もれ、忘れられてしまった。そんな隠れた魅惑の世界を、豊富な写真をまじえて紹介する。

日 時:7月31日(日)14:00〜15:30(開場13:30)
場 所:books & cafe そらまど (駐車場あり)
料 金:1000円(ドリンクつき) ※中学生以下無料
定 員:15名

<講師紹介>
1988年鹿児島市生まれ。京都府立大学文学部卒。古寺跡写真家。週に一回ラジオの人。大学在学中、鹿児島の廃仏毀釈を知り、卒業後に帰郷。以来鹿児島の古寺跡を撮り続けている。著書に『鹿児島古寺巡礼』(南方新社)。 


【開催結果】第2回そらまどアカデミア開催しました! 港町の石造物の世界に魅せられて

第1回 故郷の景観と心のパースペクティブ~景観がもたらす精神的価値と地域価値~

講 師:井上佳朗

変化の激しい現代社会において、故郷の景観が持つ価値について考察してみたい。人間と景観の関係を、「近景」と「遠景」という空間軸に、「現在」「過去」「未来」という時間軸を重ねて、地域社会づくりへのヒントを得たいと考えている。

日 時:6月12日(日)14:00〜15:00(開場13:30)
場 所:books & cafe そらまど (駐車場あり)
料 金:1000円(ドリンクつき) ※中学生以下無料
定 員:15名

<講師紹介>
1947年長野県生まれ
2013年鹿児島大学名誉教
2020~鹿児島市立図書館 館長
社会開発工学・社会行動論をベースに、観光振興、景観形成、環境対策、公共交通対策などの地域社会づくりに取り組んでいる。

【開催結果】第1回そらまどアカデミア開催しました! ふるさとの景観の価値について