会場:カレッジプラザ
住所:〒010-0001 秋田県秋田市中通2丁目1-51 明徳館ビル2階 カレッジプラザ
近年、実験・測定技術の発展によってナノスケールの生物実験の精度が急速に改善されてきた。そこで明らかにされつつある事象は具体的な物質の所在に立脚するものであり、既存の生物学の範疇を超えて広く物質科学を覆う学際的なものとなっている。例えば、生きている生体物質の臨床応用を志向するバイオエンジニアリングにおいては、測定技術の直接的な開発や、見えてきた事象の物質メカニズム・制御機構の解明はホットトピックである。また、これらの発展によって注目されている細胞の自律的な運動は、計算物理学から見ると広い空間・時間スケールに及ぶナノ~ミクロンスケールのものが多く、統計力学や流体力学を駆使するソフトマター物理の方向性と親和性が高い。本研究会では、これらの現状を鑑み、生物、ソフトマター物理、生物物理、バイオエンジニアリングおよび関連する幅広い分野の研究者を対象に、知識の共有や情報交換の機会を提供する。
※本研究会はご自由にご参加いただけます。なお、席数に限りがございますので、参加希望者は事前に参加申込み(参加費無料)を行ってください。皆さまのご参加をお待ちしています。
日本機械学会バイオエンジニアリング部門所属研究会
秋田県立大学
無料
石本 志高 (秋田県大システム・准教授)
ニックス ステファニー(秋田県大システム・助教)
村島 隆浩(東北大理・助教)