【2026年4月20日開催】
データ駆動型材料科学研究会 ウェビナー
【2026年4月20日開催】
データ駆動型材料科学研究会 ウェビナー
データ駆動型材料科学研究会では、データ駆動型材料科学の意義や最新の研究動向、手法などを共有する場として、「データ駆動型材料科学研究会 ウェビナー」を定期的に開催いたします。
本ウェビナーでは、アカデミア・産業界を問わず、データ駆動型アプローチを活用した材料科学の最前線で活躍する皆様の講演を通じて、知見の交流と議論の深化を目指します。
第2回ウェビナーについて
第2回ウェビナーでは、高原 渉 氏(株式会社日立製作所、奈良先端科学技術大学院大学)、是津 信行 氏(信州大学)をお招きし、ご講演をいただきます。
開催日時・形式
■ 開催日時:
2026年4月20日(月)16:00 ~ 17:40
■ 会場:
オンライン
■ 参加費:
無料
■ 定員:
200名(先着順)
ウェビナー概要
■ 開催目的:
本ウェビナーは、データ駆動型材料科学の意義や最新の研究動向、手法を広く共有し、研究者同士の
知見交流や議論の深化を促すことを目的としています。アカデミア・産業界を問わず、分野横断的に
情報を共有することで、データ駆動型材料科学の発展に貢献します。
■ どのような方におすすめか(主な対象者):
・データ駆動型アプローチを材料科学研究に取り入れたい研究者・技術者の方
・データ駆動型材料科学の意義や最新の研究事例、手法について理解を深めたい方
・アカデミア・産業界を問わず、データ駆動型材料科学分野でのネットワークを広げたい方
詳細
■ セッション1
講演者:高原 渉 氏
材料工学専攻出身からメーカーでのMI(マテリアルズ・インフォマティクス)を活用した材料開発
業務を経て、日立製作所に入社。
現在は、多様な民間企業に向けたデータ分析・コンサルティング・講演・教育に携わるとともに、
奈良先端科学技術大学院大学にてMI領域の研究活動も行っている。テーブル・画像・テキスト・
材料構造・生成AIなど幅広い領域のデータ分析コンペティションに参加し、実践を通じた研鑽を
積んでいる。Kaggle Competitions Master。
また、社外講演や執筆活動などを通じて、MIの普及促進にも取り組んでいる。
著書「マテリアルズ・インフォマティクス 実践ハンドブック」(森北出版)。
2021年度日本コンピュータ化学会論文賞(吉田賞)受賞。
日本コンピュータ化学会 理事。有機合成化学協会「AIと有機合成化学」研究部会 幹事。
タイトル:
『マテリアルズ・インフォマティクス実践ハンドブック』に学ぶデータ駆動型材料開発の進め方
講演概要:
AIが科学技術の重要なツールとして定着しつつある昨今、AIを活用するデータ駆動型材料開発の導入・
検討が各所で進められている。一方で、「材料開発に資するAI活用とは何か」という悩みの声も少なく
ない。本講演では、こうした現場の課題感を踏まえ、著書『マテリアルズ・インフォマティクス実践
ハンドブック』[1]を題材に、データ駆動型材料開発をどのように設計し、推進するかを解説する。
データ分析の基本、AIフレンドリーなデータ整備、要件整理とタスク設計といった基礎から、
表形式・画像・テキスト・スペクトル・時系列・材料構造(有機・無機)など多様なデータに対する
モデル構築と活用までを俯瞰する。さらに、LLMとRAGによる知識統合などの生成AIの活用にも触れ、
現場で明日から使える実践知として整理して紹介する。
[1] https://www.morikita.co.jp/books/mid/085841
■ セッション2
講演者:是津 信行 氏
信州大学学術研究院超学系教授、アクア・リジェネレーション是津PIユニット教授、信州ボルタ株式
会社科学技術顧問を兼務する。
東京工業大学で博士号(工学)を取得後、ワシントン大学化学科(博士研究員)、大阪大学大学院
工学研究科(助教)、名古屋大学大学院工学研究科(准教授)、信州大学学術研究院工学系(教授)
を経て、2025年から固体化学、電池材料化学を専門とし、リチウムイオン電池・ナトリウムイオン
電池・プロトン電池・全固体電池を対象に、多元素置換ハイエントロピー材料・複合アニオン材料
などの次世代蓄電材料の研究開発を推進し、先導的成果を挙げている。
国内外の大学・研究機関(ICGM Montpellier, Thammasat University 等)との共同研究を展開し、
JSPS・JST・NEDO など多数の大型プロジェクトを主導している。最近では修士・博士一貫大学院
「アクアロジー専攻」立ち上げにも注力しており、産学官連携を通じた蓄電材料科学の発展に貢献。
タイトル:
データ駆動型研究 × 多元素置換蓄電材料開発
講演概要:
近年、膨大な組成空間を有する多元素置換型蓄電材料の探索において、データ駆動型研究は極めて
強力なアプローチとなりつつある。
本講演では、まず当研究室で推進している多元素置換層状岩塩型正極材料やスピネル系材料に焦点を
当て、Sc/Fe/Si/Ti/Ge など複数元素導入による局所構造の乱れ、サイトポテンシャル分布の変調、
固溶体反応への移行など、電極反応ダイナミクスを支配する本質的因子をデータ科学的手法により
抽出した例を紹介する。さらに、酸化物系多元素置換固体電解質について、高イオン伝導率達成の
ための組成設計、界面反応制御を統合的に扱えるデータ駆動モデリングの最新成果を示す。
最後に、実験データ・計算データ・機械学習を循環的に連携させることで、従来の経験則を超えた
蓄電材料開発の新たな設計指針を提案する。
■ タイムスケジュール:
・16:00 - 16:05 オープニング
・16:05 - 16:50 高原 渉 氏 講演(発表30分、質疑15分)
・16:50 - 17:35 是津 信行 氏 講演(発表30分、質疑15分)
・17:35 - 17:40 クロージング
参加方法
■ 定員:
200名(先着順)
■ 参加登録 締切:
2026年4月20日(月) 10:00
■ 参加登録:
以下のリンク先よりお申し込みください。
なお、データ駆動型材料科学研究会の会員以外の方のお申込みも可能です。
お問い合わせ先
ご質問などのお問い合わせにつきましては、以下のフォームよりお願いいたします。