北大・一橋哲学倫理学合同研究会
日時
2023年9月1日(金曜日)及び9月2日(土曜日)の二日間
場所
北海道大学
開催目的
本会、一橋大学と北海道大学の哲学を研究する大学院生による合同研究会です。これを開催する目的は、個人発表とディスカッションを通じて、幅広い哲学的トピックについて議論し、新たな視点を獲得することを目指すことです。
プログラム概要
研究会では、一日目、二日目に参加学生による個人発表セッションを設け、各セッション後にディスカッションの時間を設ける予定です。さらに、二日目には博士論文・修士論文等の構想検討会の時間も設けます。
プログラム詳細 (各発表の要旨はこちら)
9月1日(金)
9:30-10:10 太田 泰幹「道徳的判断において、共感はどのような役割を果たすのか」
10:20-11:00 清水 颯「カントの徳倫理学における感情と習性の役割、その両義性」
11:10-11:50 坪井 祥吾「グラウンディングの選択性と相対性」
昼休憩
13:00-13:40 佐々木 達久「自由意志懐疑論の新たな理解」
13:50-14:30 徐 晨倚「水準低下批判に対する反論──スローガンに対する再考──」
14:40-15:20 駒田 珠希「Hareの指令主義における言語行為論的適切性について」
休憩
15:50-16:30 平岡 太郎「Tarskiによる真理述語の公理的扱いについての紹介」
16:40-17:10 吉澤 日芙美「医療倫理の四原則」
17:20-17:50 原 虎太郎「プライバシーをどう(そしてなぜ)定義するか:プライバシーの定義論の論点整理」
9月2日(土)
9:30-10:10 池田 開「〈apparent reason〉はどのように理解されるべきか」
10:20-11:00 飯川 遥 「規則に関する合意説」
11:10-11:50 豊岡 正庸「直観主義命題論理と古典命題論理の組み合わせ論理 C + Jにおける真理概念の推論主義的な分析」
昼休憩
13:00-13:40 竹下 昌志「AIの道徳的証言を託信することは問題なのか?」
13:50-14:30 本田 茜吏 「日本語総称文の意味論的探求」
14:40-15:10 村山 正碩「感性的認識の学としてのコリングウッド美学」
休憩
15:30-16:00 松井 晴香「読者を連れていく詩:詩的真理・過程・ネオ認知主義」
16:10-16:40 平岡 太郎「対面における言語のやり取りの分析のための準備」
16:50-17:20 佐藤 巧眞「規範の実在論に必要なもの:分析と方法」
17:25- 全体会