FUND9 F9: Dapps, Products & Integrations
Smart Card Hardware Wallet (カード型ハードウェアウォレット開発)
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Smart Card Hardware Wallet (カード型ハードウェアウォレット開発)
Catalyst 提案URL
https://cardano.ideascale.com/c/idea/417122
Cadanoに対応したカード型ハードウェアウォレットは、まだ世の中には存在していません。財布に納まり、指紋認証により指紋を登録した本人だけが使用できるハードウェアウォレットは、ウォレットアプリとの連携のみに留まらず、より多くのシーンで活用できる応用性を切り開きます。
我々チームとパートナー企業のソリューションを活用して、Cardanoに対応したカード型ハードウェアウォレットの開発を行います。このデバイスには指紋認証センサーを搭載し利用できる人を限定し、一般的なハードウェアウォレットの起動に求められるPINコードの入力を不要にします。
Cardanoをサポートしたハードウェアウォレットは、既に数種類存在しますが、その多くの形状はUSBドングルタイプであったりと、特殊な形状を採用しています。この形状は、PCの前で使う際には問題となりませんが、日常的な携帯性、管理コストの増加の点で問題があると考えます。
我々が提案する、カード型ハードウェアウォレットは、クレジットカードと同サイズであり、一般的な財布やカードケースへと収納できる高い携帯性。紛失、盗難に遭っても、指紋認証機能により、本人にしか使用できない高い安全性を実現します。
またカード型のハードウェアウォレットは、その携帯性の高さ、既存カードとの形状互換性により、ウォレットアプリの認証機能のみならず、より多くのシーンで活用できることが期待されます。これは既存システムをCardanoで代替、拡張できることを意味し、社会にCardanoが溶け込み、より普及が加速することと同義です。
我々の提案するハードウェアウォレットの特色をまとめます。
一般的なクレジットカードサイズである85.6mm x 53.98mmを採用
指紋認証センサーを搭載しウォレット所有者本人のみ使用可能になる上、複数指紋を登録できる機能により複数人で共有することも可能
主要なCardanoウォレットアプリに対応
ハードウェアウォレットを制御する為のAPIを提供
ウォレットアプリとの連携に留まらない拡張機能を実現する仕組み
図1.カード型ハードウェアウォレット 完成予想図
現状、我々の提案において課題となっているのは、ハードウェアウォレットの厚みです。一般的なクレジットカードサイズであるISO/IEC 7816 ID-1では、厚さが0.76mmと規定がありますが、採用するデバイスによっては、この厚さが若干大きくなってしまう可能性があります。
カード型において厚みは重要な要素のため、現在、各種エレクトロニクス企業とパートナーシップを結び、様々なソリューションについて評価を進めています。
また、世界的な半導体不足による影響があるため、現状デバイスの入手性がよくありません。そのため各種パートナー企業、商社と連携しデバイスの調達手段・経路を増やす方向で活動をしています。
我々はソフトウェア・ハードウェアの両視点からの開発を得意とします。
また、グローバルに展開する各種エレクトロニクス企業とパートナーシップを結んでいます。
プロジェクトマネージャー
ブロックチェーン開発者:バックエンド
ブロックチェーン開発者:フロントエンド
組込みシステム開発者:ハードウェア設計
2022年9月から10月
・エレクトロニクス企業との連携、各種デバイスの仕様調査
・ハードウェア仕様の検討
・ソフトウェア(ファームウェア)仕様の検討
・ソフトウェア(ウォレット制御API)仕様の検討
2022年11月から12月
・試作ハードウェアの設計開始
・ソフトウェア設計開始
2023年1月から6月
・試作ハードウェアの動作確認(Daedalusを予定)
2023年7月から10月
・設計開発を完了
プロジェクトの進捗状況は公式HPで公開します。
80,000 $
[内訳]
ハードウェア購入費 x 20,000 $
プロジェクトマネージャー1名 x 1年 15,000$
ソフトウェアエンジニア1名 x 1年 15,000$
ファームウェアエンジニア1名 x 1年 15,000$
ハードウェアエンジニア1名 x 1年 15,000 $