「山姥切国広が学生であること」と云う条件で、あとは描き手のお好きにどうぞな学パロでした。

このアンソロ、私の原稿は丁度真ん中くらいに入っていて、執筆陣が死ぬほど豪華で個人的に涎ﾀﾞﾗﾀﾞﾗだったんですが、本当に何でわしここにおるんじゃｷﾞｴｴｴって悲鳴上げてたのを思い出します。

■『弛まずに、歪。＜Different＞』

＜Different＞は 異なった、違った、別の、同じでない…等の意味です。

元ネタの小説から自分のイメージのまま描き起こしてはいるんですが、やっぱりこれが絶対正解な画面と云う訳では無いので。

元ネタは友人もとい、表紙寄稿何度もさせて貰っている水無月さんがTwitter診断で出した 『高校生・双子・両片想い』ってお題から出来た小説です。

萌えるじゃん！！と思ったら彼女がどういうことなの…って云うから似てない双子のみかんばちゃんどうよ！？とか云って書いて貰ったと云うか書かせたと云うか。

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弛まずに、歪。 | 水無月綾璃

水無月氏のpixiv再録本『彩宴』 で書き下ろしの続編が入っていたりします。

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学パロアンソロでお声かけ頂いた時に、学パロか～あれ描きたいな～と思って友人に許可貰って、元にして漫画に起こしました。

■人様の小説から漫画にするの、以前から挑戦してみたいなあと思っていたんですが如何せん私は一人祭り体質なので「気兼ねなく話が出来るくらい付き合いの長い(10年以上とかの)ヲタ仲間が総じて同じジャンルや同じカプにハマらない（※そして自分も相手の好きなジャンルとかカプにはハマらない）」と云うさみしんぼジンクスをもう長いこと患っておりまして。

とうらぶのみかんばで水無月氏と被ったの本気で奇跡なんじゃねーの（大袈裟でなく…）と云うこのタイミングでしか実現出来ないのでは！？と思ってよーしやるか！！と。

小説（文字）から漫画（絵）に起こすにあたって、細かい言い回しや台詞の文字数辺りは少しいぢらせて貰ってます。

「漫画にして良い？」 「いいよー」 の簡素なやり取りだけであとは本になってから見てね状態で、描く前・描いている最中に細かい打ち合わせはナシだったので背景とか表情とかは全部自分の感覚だけで描いた感じです。

誰かが元の小説を読んだ時に、浮かぶ情景と似たようなものが少しでも絵に出来ていたら良いんだけどなあ、と思いつつ。

ネタ的にモブ生徒を沢山描かないと駄目だったんですが（モブが居ないと成り立たないと云うか）モブ生徒描くのが一番大変でした。

最初はモブ生徒も全部刀剣男士にしようかなと思ったんですが、そうすると画面の中で目線があっちこっちに引っ張られちゃうかなと思って、結局没個性的なモブに。

没個性的な人を描くのって、本当に大変ですね…。こう…愛が込められないと云うか下手に描き込めない（特徴付けられない）ので。。。

オリジでも版権でも学園モノ大好きなので、ここぞとばかりに長年収集してる背景素材（の、学校）使い捲くりました。自分で描いてるコマもあるんですが、やっぱり背景は苦手です。素材集ありがたや～～～。