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『水魚(下)』

<寄稿/表紙>A5サイズ

2016年8月13(土)コミックマーケット 90

如月さんの所のみかんばちゃん小説表紙です。

裏側は如月さんの本の共通デザインで仕上がっているので、表紙だけ描いています。

現パロ・双子な三日月さんとまんばちゃんのみかちかサンド、ひたすらR18。『水魚(上)』から続いて下巻です。

上巻から共通で、国広くんの両サイドにしろくろちかさんでみかちかサンド。構図的には「敢えて被せる方向で行くか!」という事で しろちかさんとくろちかさんを左右反転系にしました。位置とか服の系統とか。

露出度増しが個人的な課題だった国広くんは潔く生まれたままの姿になりました。巻き付けたシーツとくろちかさんガードが良心。

下巻なので手に取る人は上巻を読んでいる前提で問題ないだろうという事で、上巻から自分が好きなシーンやシチュエーションで下巻の表紙に引っ張れそうな物を入れました。

お風呂からソファの素っ裸プレイ(その表現)とか、シーツに包んだ国広くんを連れて来る辺りとかを。

あと『まんばちゃん=布オプションがあるとキャラ記号として判り易い』 的なところもちょっと意識しています。


上巻でも書きましたが、完全にただの読者として本の発行を楽しみにしていた作品だったので、上下巻で表紙描かせて頂けたのは予想外で本当にアリガタヤアリガタヤと……。

広がった風呂敷綺麗に畳んで終了、と見せかけて風呂敷畳んだけどうっかり続いちゃった~という可能性もある系ラストだなと思っています個人的には。

続け様は幾らでもあるというか続けても良いのよというただの個人的希望の話ですが。

みかんばちゃん電車で痴漢ごっこしてー!!って鳴いていたら如月さんに拾って貰って本編に痴漢ごっこ入りました。ありがとうございました。やったー!!

■ラフ

上巻のラフよりちょっと綺麗に見えるのは最初にアタリを取ってる薄いオレンジ色の線が見えてないから。

構図自体は第1稿(没)で固めた感じです。

上巻よりむぎゅーっとくっ付かせてます。 くろちかさんが抱き寄せるのと寄りかかるの半々くらい。ちょっと甘えてる。しろちかさんは遠慮なく距離詰めて半お膝抱っこ的な。甘やかしたい。国広くん全然嫌がってないし困ってなくて、二人のやりたい様にさせてぽわっとしてる感じで。

抱き寄せ/寄りかかりの半々とか(半)お膝抱っことか私の趣味です。

第1稿を出した時に「(下巻なのでアンクレットはともかく)飾り紐どうしましょう?」という話で、如月さんから「それぞれの手(手首)に引っ掛ける形で二人が持っていても(以下略)」と案を頂いてヨッシャそれだーーー!!って第2稿の手首絡めてみましたVer.です。いちゃラブ度上がりました。

しろくろちかさん二人で協力すればどっちの紐もキッチリ結べるんだけど、敢えて緩くしてる感じの脳内設定で。解こうと思えば解ける・逃げようと思えば逃げられる系の緩い拘束(逃げられるの判ってるけど逃げない的なの)好きです。これも私の趣味です。

上巻を踏まえて下巻表紙の自己課題は3つでした。

・ 上巻より国広くん露出度増し、ラブ度増し、いちゃラブ解禁

・ 国広くんの足首(下巻キーアイテム:アンクレット)まで入れる

・ 上下巻なので共通要素的なの入れたい

「好きなトコにちゅーさせよう」は下巻でも引き続き。

しろちかさん… 頬:満足感 / くろちかさん… 手首:欲望 でした。

あっちにもこっちにもキスマーク付け捲くってるのでお察しのラブ感。

背景は上巻みたいにもっと色数入れようかと思ったんですが、メインをど真ん中の肌色に持って行きたかったのでシンプルに。イメージは上巻の巨大水槽から下巻で家庭用水槽でした。但し熱帯魚用とかのめっちゃお高くて設備良いやつ。青白い色のLEDライトとか。気泡も細かい。

逃げ出したちっちゃい魚の国広くんは広いところへ行って、最終的に新しいお家に落ち着いた感じ。

※この辺は飽くまでも私の勝手なイメージなので本編には関わりません。

下巻の表紙の仕込みは判り易い所でしろちかさんのシャツ(の襟袖裏)が国広ストライプです。キスマークもあんなところにもこんなところにも無駄にいっぱい散らして、実は歯型(噛み跡と言え)もあったりします。こっそりと。

アンクレットは「靴下はいた時に邪魔にならない程度で、円周的に少し余裕はありつつそこまで厚みはない」というイメージ。

但し表紙ではパーツとして小さいので厚みも何も良く判らないです。仕方がない。

アンクレットをメインにして3人表紙に入れるのは私の脳味噌的に構図が出ませんでした!!

2本の蔦が絡み合ったデザインという設定から、実際アンクレットや指輪などなど……色々アクセサリ系の画像を見て頭を捻っていたんですが、どんな感じですかねーってお伺い立てて最終的に変則ねじりに落ち着いた感じです。

表紙をじっくり見るとアンクレットに入ってる蔦模様を頑張って描こうとした形跡が見え…ないかも知れないですが実はちょっと描き込んでいます。

でもこれは流石に小さすぎて…うーん…w

オマケ。下巻読み終わって「いちゃラブさせねば!!!!!!!!!」という謎の使命感に駆られて描きました。ご馳走様でした。おめでとうハッピーエンド♡