開催期間 9/9 .Fri - 9/10 .Sat

建築経由、人生豊か行

~一歩踏み出す私へ、挑戦を促す建築の可能性~


芝浦工業大学 建築研究会主催

開催場所:建築会館 1F 展示コーナー

VUCA時代における、建築の役割は何だろうか。


VUCAとは、Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取った造語であり、社会やビジネスにとって、未来の予測が難しくなる状況のことを意味する。


昨今の先行きの見えない不安定な社会情勢は、社会に対する不信感を強め、人々に不安を抱かせる。

将来に不安を抱くことは自らの行動を抑制してしまい、能動的に挑戦することへのストッパーとなる。

つまり、自らの行動が抑制されることで、人々が新たな挑戦に踏み出す機会を奪ってしまったのだ。


結果、「きっと誰かがやってくれる」と現実から目を背け、自分からは行動せず、他に依存する人間がつくりだされてしまう。

このままでは、自分たちの置かれた状況に落胆と憂鬱を繰り返し停滞するのみにとどまり、個人の能力の成長が見込めない。


現状の打開のためには、何らかの行動を起こし、継続することが有効であろう。

何らかの行動を起こす、ないしは、新たな挑戦に踏み出すことで、できることが増え、活動の幅が広がり、充実した生活を送ることができる。

充実した生活は停滞していたこれまでの人生を楽しいものに変える。


人の行動を誘発する建築には、人々の新たな挑戦に踏み出す手助けをすることができるのではないだろうか。


そこで2022建築展では、現状を変える行動を起こすことにより人生を楽しませる建築をテーマとした。2021建築展に引き続き建築の空間認知からアプローチし、現状を変えるための行動を促す方法を模索し、建築が人間にもたらす可能性について言及していく。

建築会館1F展示コーナーで開催予定です。

会場は以下のボタンからご確認ください。

建築会館1F展示コーナーで開催予定です。

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