エアモビリティ
研究室 

静岡理工科大学  機械工学科 佐藤研究室のHPへようこそ!

本研究室ではエアモビリティ実現に向けての研究をおこなっています。

現在、ドローンと呼ばれている小型無人航空機の進化と利活用は世界中で驚くべき勢いで進んでおり、「空の産業革命」と言われています。さらに、無人航空機を大型化した「空飛ぶくるま」とも言われているエアモビリティの研究開発も急速に動きだしています。一方、日本は30年以上前にすでに全備重量100kgの産業用無人ヘリコプタの開発に着手し、市販化に成功しました。これにより、産業用無人航空機では世界の中で大きな地位を築いてきています。この開発経験を生かしていくことにより、エアモビリティの開発を行うことができます。さらに、静岡理工科大学が中心となり製造会社、物流会社や行政が協調することにより、エアモビリティの事業化に大きく近づけることができると考えます。本研究室では、佐藤が行ってきた産業用無人ヘリコプタの開発経緯を生かして、エアモビリティ実現に向けて研究を行い、地域社会を結び付けた事業展開を目指しています。 

最新ニュース

韓国 建国大学教授による 回転翼研究についての講演会開催

2024年2月16日

本学で、韓国 建国大学の回転翼研究の第一人者である3名の教授による、回転翼に関する数値流体力学、構造解析、飛行力学・制御に関する研究内容についての講演をおこないました。韓国は、回転翼研究に関しては世界的にも有名で、とても貴重な講演会となりました。

日本ヘリコプタ協会(JHS)定例研究会・見学会開催

2023年11月28日

2023年度日本ヘリコプタ協会 定例研究会・見学会を本学にて行いました。定例研究会の内容は「49th  ERF 参加報告」、「「空飛ぶクルマ」による医師搬送システム検討コンソーシアム(NEXTAA)について」で、60名を超える方が参加しました。見学会でも約40名の方が、静岡理工科大航空資料館および静岡エアコミュータを訪れました。

VFS本部 Dan Gettinger氏来学

2023年9月28日

VFS本部のDan Gettinger氏が本学を訪れ、研究室を見学しました。本研究室は、地方の過疎化のように日本が直面しているいくつかの社会問題に対処し得るエアモビリティソリューションの開発を目指し、全国各地の垂直飛行技術の学術研究の中心の一つであると説明しました。

国際学会での発表

2023年7月13日

本学で開催された 「2023  ICUSA-GAME」の国際学会で基調講演をおこないました。基調講演の題名は、「Unmanned Aerial Vehicle (UAV): Current Situation in Japan and Future Plan in Shizuoka Prefecture」です。日本のUAV業界の現状と静岡県でUAV産業を活性化するための方策についてのべました。
これは、佐藤が委員長を務めた静岡県次世代エアモビリティWGの最終報告書に基づいたものです。

Webオープンキャンパス用動画作成

2023年7月5

本学で開催するWebオープンキャンパス用の動画を作成しました。題名は 「ドローンの飛行を観察して、飛行の原理を学ぼうです。ドローンの飛行を観察することにより、何故翼に揚力が発生するのかを説明したものです。30分と少し長いですが、興味のある方はご覧ください。

日本ヘリコプタ協会総会で会長に選出

2023年7月3

宇宙航空研究開発機構(JAXA)でおこなわれた日本ヘリコプタ協会の2023年度の総会にて、会長に選出されました。前会長のJAXAの航空技術部門航空プログラムデレクタ青山剛史様からバトンを渡されました。これから2年間会長職を頑張っておこないます。